2009年8月30日日曜日

梨本塾に行ってきた。(2009年8月)

梨本塾に参加して来ました。


 天気予報は曇りで気温も上がらなさそうだったので、これはチャンス!と思って期待していたのですが、イザ、トミンに到着してみると弱い霧雨が降るような状況でなんともイヤーな感じでした。路面はドライコンディションなのですが、どこまで走れるのか???な状態。
 今月、参加者は少なかったです・・・。2クラス編成で私はAクラス4番目でした。
 今日は課題を持ってきていました。ブレーキング開始の時点で腰を予めオフセットさせておく練習です。実は私はこれまでトミンでも筑波でも、腰をオフセットさせるのはブレーキングがあらかた終了した後で、寝かしこみ始めでヨッコラセと腰をずらしていました。(まぁ、これはこれで器用なやり方ですが・・・。)ブレーキングフォームの修正が筑波の1コーナー侵入がとてもよろしく無い問題に対して、何か解決の糸口になるのでは?と考えたのです。

◇一本目
 スプロケをトミンレシオに換えて走行開始です。なんか、いまいち。濡れ始めているかもしれない路面に気を遣っているのか?体が固くて動いていないのか?タイムも伸びません。
 なんだかな~と思いつつも、ブレーキング時に腰をオフセットさせておく練習も開始しました。(1コーナー・最終コーナーを中心に)最初は遅いペースから始めたので別段とっちらかったりはしなかったのですが、コーナー侵入がやりやすくなったようにも感じませんでした。強いて言うならば、外足の太ももがタンクエンドに当たって痛かった、というくらい。
 結局一本目は30秒前半でおしまい。こんなので大丈夫???

◇二本目
 二本目も継続して走行。幸い、雨は降り続きませんでした。体も動くようになってきてタイムは30秒を切り始めました。コーナーの立ち上がり、S字、帝王~左の区間をシッカリ開ける事に気をつけて、結局辛うじて28秒に入るくらいまでは出せました。
 走り終わって、梨パパから、「フォームを変えたんだね?」とのコメント。特にフォームを変えたつもりは無かったのですが、どうやら、侵入時、予め腰をオフセットさせておく事により、オフセット量が今までよりも多めで安定していたみたいです。実際、いつもよりバンク角は少なめな感じはしていました。ブレーキングの安定を期待したのに、思わぬところに効果があったみたいです。
 待ち時間、塾長にサスセッティングに関して教わりました。どうやら僕は“イニシャルプリロード”というものを体で感じられてはいるものの、理屈を勘違いしているみたいです。勉強しよう・・・。

◇三本目
 今日は2クラスなので午前中に三本走れます。しかし!二本走って、結構ヘトヘトでした・・・。さて、どうしよう??と思っていたところ、塾長が私のCBRで走ってみようか?との事。これはチャンス!CBRにカメラをセットして塾長は走行開始。僕はカメラを構えて最終コーナーで観ていました。
 「自分のバイクって、こんな音させてたのね!!」などと感動しつつ、塾長の走りをジックリと見学してました。自分の走りと何が違うのか???立ち上がり~ストレートでの開けっぷりは流石といった感じで、コース幅を目一杯使い切り滑らかなライン取りで徐々にペースを上げていました。正直、見てても良く判らないところもあったのですが、それは後で車載動画で復習すれば良いや!と思って、パチパチ写真を撮ってました。
 結局、サスセットの変更無しで、出たタイムが26.40。「まだまだ、行けるよ。」との事。う~ん・・・。で、フロントのイニシャルを半回転くらい締めた方が良いよ、僕なら更に締めるけどね!、と教えてもらいました。ちなみにイニシャルを半回転締めると、TT前に僕が辿り着いたセッティングと同じでした。(リアのイニシャルは筑波とトミンで変えてますが、、、。)という事は、結構イイ線をいっていたという事??
 悲しい事に、車載動画の撮影はトラぶっていました。多分振動でカメラのバッテリ端子もしくはSDカードの端子?が瞬断したせいだと思うのですが、残念!!
  自分のバイクの写真を撮るのも変な感じ。
  なんか、フロントが浮いてます!!

◇K-RUN予選
 弁当を食べ終わって予選開始です。天気が崩れそうな気配だったので、スケジュールを早めて開始となりました。予選中、オンボード撮影はせずに最終の芝生に三脚に固定したカメラを設置して定点撮影をしました。タイムの方は28秒後半が出て、まぁまぁといった感じ。Aクラス3位でした。AB沼さんが三本目で転倒しK-RUN欠場となったのでその分繰り上がり。


 予選時の定点カメラ映像。もっとズームすべきだった??

◇K-RUN決勝(Aクラス)
 予選が終わって、また、霧雨が振り出しました。とってもイヤな感じ。「雨が降り出したら、黄旗を出すから。」と事前に説明を聞いてスターティンググリッドに付きます。
 で、スタート。出来はイマイチ。I駒さんが先に行くのが見えて、Aをねらえさんが1コーナーでシフトミスをしているのが見えて、、、僕は2位で周回を始めました。予選で27秒に入っていたAをねらえさんをどこまで押さえられるのかな?と思っていたら、2周目の1コーナーで早くも抜かれました。まぁ、予想の出来た展開・・・。で、後ろとはチョット余裕があるみたいなので、前に集中してラップを継続。序盤~中盤、1位I駒さんと2位Aをねらえさんは接近戦を展開。で、少し離れて僕がいました。なんとか付いていけないか?と頑張って、一応今日のベストラップ(28.84)を出しつつも、ある周、視界に黄色い物が見えて、「何!?」と確認してみると黄旗が出ていました・・・。コースは見る見る濡れて行き、結局レースはそのまま終了。3位でゴールです。
 スタート後2位になったと思ったら、その周には後ろに付かれて、、、
 次の周には僕の方が後ろでした!!
 黄旗フルコースコーションの中、チェッカーフラッグ。一応、ガッツポーズなどをしてみました。
(K-RUN写真撮影:愚者さん。ありがとうございます。)

 Aクラス表彰台は初めてだったけど、なんか微妙な気分・・・。

 ちなみに、その後のBクラスの決勝は激しい降雨の中でのレースとなりました。この間の8耐を思い出しました・・・。お疲れ様です。

 まぁ、継続して頑張れば27秒もそう遠くは無いと思います。多分。きっと。

 写真はここ↓にあります。
梨本塾 2009年08月

○ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:5時間00分


2009年8月12日水曜日

筑波2000練習(CBR600RR)

お盆休みを利用して、筑波に走りに行ってきました。


 8日の走りはイマイチでした。TT走った時のタイムを早く取り戻して更に上のタイムを狙いたいところだったのですが、、、。結果更にイマイチ!枠はA1(直前)とB2(翌月)の2枠を確保。(直前予約にてA2予約に失敗(結構、あっという間に無くなった!)してA1しか残ってなかった。)3本走ってヘトヘトになるよりかは集中して二本に取り組む事にしてみました。とりあえずは先回と同じセッティングで走行開始することにします。
 先回と同じところにピット設営。

◇一本目:A1
 とにもかくにも以前のペースを思い出すんだ!と走り出すものの、もうグダグダ!!いつもの如く1コーナー侵入が酷いです、、、。シフトダウンに苦戦する事もシバシバ。裏ストレートで4→5のシフトアップでギヤが入らないことも何回かありました。オイルがもうダメみたいです。マシ耐の負荷が大きかったみたい。
 結局一本走り通して、出たタイムが1'09"92と、「とりあえず、10秒は切っときました!」レベル。最悪!


 1本目のダメさ加減が良く判るヨウさんによる追走動画(撮影ありがとうございます)。それなりに真面目に走っているはずなのに、何故か最終侵入でアウトに全然寄せてなかったり(先日もそうだった)、1コーナー侵入で止まりそうなくらいブレーキを掛けてたり、、、。これを見て要反省。

◇二本目:B2→A3
 1本目の出来の悪さにショックを受けつつも、現状のペースでB枠走行は、、、なので、ヨウさん(A1でベスト更新。ノリノリ)の持っていたA3の券と交換してもらう事にしました。時間が遅れて暑そうだけど、仕方がありません。
 他の人の写真をセッセと撮りながら、1本目、何が良くなかったのか考えました。シフトダウンは大きめにブリッピングすればスムースになるに違いない。ブレーキングに不安を覚えるのは下半身のホールドが甘いから?等々。あと、フロントのサスセットですが、イニシャルを現状より半回転緩めました。これで元のHRC標準と同じイニシャル。正直、どうしたものか?と悩みましたが、今はブレーキでフロントを荷重させる練習が必要だろうとの判断。
 陽が出てきて、結構暑くなってきました。気温は33度。路面温度は42度でした。まぁ、何とかなるレベル。で、走行開始です。問題の1コーナーですが、1本目よりかはマシになった印象(下記追記参照のこと)。しかし、後々調べてみるとフロントサスの残ストロークが残りすぎてて、決してブレーキが巧くなった訳でなく、今の設定でそーっと掛けられるようになっただけみたい、、、。今になって考えてみれば、ハードにブレーキングする練習をしてるのに、ブレーキングポイントが現状維持だったら、何も変わりませんよね、、、。
 結局、そのまま走り続けて、出たタイムが1'09"15。今日は8秒にも入りませんでした!二本目の後半、大分慣れてきて、最終コーナーが以前の感覚で回れるようになってきたのに、タイムは全然ついてきませんでした。
 まぁ、TT向けに調整した、「前下がりの姿勢で、強くブレーキングしなくても、それなりにフロントが接地してタイムが出ちゃう楽チンセット」の代償が意外とデカかった、ということなんでしょうか?以前のセットに戻せば7秒が再び出るのかもしれないけど、どのみち1コーナー問題は残ります。なので、当面は1コーナー侵入を人並みに出来るように頑張る努力に特化しようかと思います。2ヘアとかにも応用が利きそうだし。8月中にもう一回くらい練習がしたいですね。


 中盤、motoさんを見つけたので頑張って追いかけてみました。(走行三本目+タイヤが終わり、で苦戦していたみたいでしたが。)ターゲットを定めて追っかけを開始すると、意外と集中できる事に久しぶりに気付きました。次回以降、追っかけ作戦にこだわってみるのもいいかも。

写真は↓にあります。今回は割りと真面目に撮りました。
筑波2000 090812


*追記2009/8/13*
 改めて区間タイムを比較してみると、面白い事が判りました。今回の結果を6月25日に出した、1'08"06の区間タイムと比較してみると、、、。(惜しむらくは諸般の問題で7秒台のラップの区間タイムデータは無い。)
 苦手な1コーナーを含むセクター1のタイムは0.15秒(0.6%相当)遅いだけでした。ということは、走行中に感じていた、何となく“マシになった印象”というのは、あながち間違いではなかったと言う事。一方、セクター2は0.61秒(2.1%相当)セクター3は0.22秒(1.8%相当)遅かったです。ストレートの開け切りと最終の旋回速度が甘かった可能性が大きいです。
 なので、1コーナーが足を引っ張ってタイムが出なかった気がしていたのですが、タイムに効いていたのは寧ろ2・3セクターの方だったという事。
 今後の展望として、2・3セクターの勘が戻れば7秒台には戻れそう。1コーナーでどれだけ頑張れるかがその先の伸びに効いてくると思われます。
 いや~、面白いですね、区間タイム。自分がTT予選中に出した1'07"190の区間タイムが判らない事!が少々歯痒いですが!早く更新したいものです。

○ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:3時間30分

2009年8月8日土曜日

筑波2000練習(CBR600RR)

筑波に走りに行きました。TT以来、1ヶ月半ぶりです、、、。


 このところは暑くて暑くて走るのをすっかりサボっていました。トミンも筑波も割と上り調子だったので、流れを断ち切るのはイヤだったのですが、酷暑の中、無理して走って、タイムも伸び悩んで、タイヤを消耗して、という結果が目に見えたのでTT直前で異常なまでに走りこんだ6月と比べるとメッキリ走りに行く事が減りました。
 で、久々の筑波です。実はTT以来になります。A1、A2、B2枠を予約済みです。知り合いの人が沢山居ました。炎天下だと屋根つきピットが羨ましくなりますが、曇りの予報だったので青空ピット、1コーナー~S字の所にピット設営です。
 パドック風景。ワイルドピッチさん、JUN1さん、コバピーさん、と一緒。
 1ヘア脇車椅子観戦エリアに金網が、、、。もう、ここから写真は撮れません。ショック、、、。

◇1本目:A1
 前日に振った?雨が一部乾いていなくて、水溜りにはなっていないのですが、所々路面は濡れている状態。あと、場内放送でコースに土が出ているから気をつけて、とアナウンスがあり、どうしたものか?と思いつつも、ダメだったらアッサリ放棄しようと思いつつコースイン。
 イザ走り出してみると、路面の濡れは全く気になりません。少なくともライン上は殆ど乾いていました。しかし!結構、泥がコース上に出ています。縁石の所とかが黄土色になっていることがしばしば。特に参ったのが最終コーナーで、イン側には土が、アウト側は濡れている、といった状態。ライン近辺は全くOKなのですが、視覚的影響?からか、結構圧迫感を感じます。あと、インに寄せづらい、、、。
 勘を取り戻すのに結構苦労しました。前半は攻めるとか以前の問題。後半になってチョットずつ頑張るものの、結局1'10"02が1本目のベスト。幾らリハビリ的な慣熟走行とはいえ9秒にも入りませんでした。ショック、、、、。


ワイルドピッチさん追走(のつもり)動画。像がブレてて見難い、、、。対策せねば!

◇2本目:A2
 A1の出来の悪さはショックでした。どうしたものか?と悩んで、B2の事はとりあえず忘れて(券を売る事も考えていた。)目の前のA2を全力で頑張る事にしました。A1にてブレーキング時のフロントの沈み込みすぎとリアのバタつきが気になったのでイニシャルを半回転緩めました。
 走行開始。早めの出走が良かったのか、出だしは前がクリアだったので、自分のペースに集中できて良かったです。サスをいじった効果もまずまずでブレーキングが安定した印象。最終コーナーの状況もアウト側が乾いて少しはマシになって、A1の時より突っ込めるようになりました。で、10秒は切れて、8秒5まで出ました。そうしたら赤旗が出たので、あと10分?くらいは残っていたのですが走行を止めてピットイン。結構、暑くて疲れていたので、椅子でグッタリしつつ氷で体を冷やしてました。

 A2走行中、前にならしの さんを見つけたので、追いつくぞ、と頑張っていたら、ヨウ さんが隣からコンニチワ。2台まとめて追走だ!と思っていたら赤旗、、、。
 1ヘアを立ち上がる私。(撮影:n-4さん)

◇3本目:B2
 A2で何とか8秒までは入ることが判ったので、B2も走る事にしました。B2に備えてA2を中断したとはいえ結構疲れてましたが、、、。少しでも危ないと思ったら帰ってこよう、と思いつつコースイン。
 TTの時のペースを思い出すべくラップを重ねます。イニシャルを緩めたフロントの感触はまぁまぁ。けど何故?と考えてみると、TTで7秒19出した時はコーナーでの失速を嫌って、ブレーキを緩く・長く掛けていたという事に気付きました。今日になって違和感を感じた原因として、この間のマシ耐では2速固定で走っていたので減速のブレーキ依存が高く、以前よりもブレーキを強く掛ける練習になっていたのかもしれません。だから、これまでのように前下がりのサスで接地感を得るのではなくて、強めのコンパクトなブレーキングが出来るようになれば、苦手な1コーナーもマシになるかもしれない?と思いつきはしたものの実践までには時間が掛かりそう。あと、立ち上がりを頑張る努力もしていたのですが、ラフな開け方のせいか、立ち上がりバイクが挙動を乱すことも数回あったので、丁寧な操作を意識する必要があります。そのくせ、バイクが立ち上がってから、カッチリ全開まで開ける事をサボりがちだったので結果としてタイムは余り伸びませんでした、、、。暑くて、疲れていた??
 ツナギの右肘内側に破れを発見!!手入れをサボっていたのが良くなかったか、、、。レースの車検はヤバそうなので修繕予定。

 そんなこんなで3本走り終えました。今日は温度計も持ってきたのですが、午前中で気温は30℃を超えていて、路面温度は9時の時点で35℃、10時の時点では40℃ありました。まぁ、このくらいの環境ならば2~3本は走れそうです。とっても疲れますが、、、。
 走行終了後、ワイルドピッチさん、JUN1さんとモナークへ。暑くてヘトヘトでしたがBランチを完食!!メニューを色々選べるのが良い!

写真は↓にあります。(今回は暑くて余り真面目に撮ってません、、、。)
筑波2000 090808


○ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:2時間45分