2008年12月21日日曜日

梨本塾に行ってきた(2008年12月)

 気付けば、今年は梨本塾皆勤賞でした。大分寒くなってきたとはいえ、今月はエントリ数も多目、それも、速い人が比較的多かったような気がします。事実、通常Bクラス前~中位の私のエントリ順がBクラス後位になってます。(K-RUNポイント上、気になる点ですが、、、)風邪は完治してません。咳が時々出て、スタミナも低め。まぁ、前日に筑波を走っているのでソコソコ体が温まってはいるのですが。
  今日はウォーマーを装着して参加。(ヒーターは車体に合わせて緑色!)
  慣らしを終えた(?)愚者さん、New Machine。

◇フリー走行一本目
 私はBクラスなので、Aクラスの走行を一通り見学した後でゆっくり走行開始。タイヤウォーマーの効果はやはり絶大で序盤からガンガン行けます。タイヤも新しくなったので不安は皆無。気になったのはコース脇の溝!ココ最近トミンは細かいところを色々リニューアルしてるみたいなのですが、1コーナー~S字の治水工事で水はけを良くする為?コースサイドと芝生の間に溝が掘られていました。問題はS字の左切り返しで、帝王侵入の為に芝生スレスレを走りたいところなのに、芝生に溝が掘ってあるのです。まさか?とは思っても一歩間違うと脱輪+吹っ飛び状況でイマイチクリップが甘めになってしまいます、、、。で、ペースを上げつつ1本目のベストは29.7と、この時期にしてはまぁまぁの出だし。
◇フリー走行二本目
 一本目で体が温まったので二本目でガンガン攻めて行きたい所ですが、いかんせん、バテ気味です。本気で走り続けると午後まで体力が保てない感じ。なので、路線一転、力を抜いてリラックスして走る練習を敢行。改めて自分の走りを観てみると、1コーナー・(特に)帝王の侵入が少しスムースになった感じ。筑波の最終侵入のイメージが生かせているのかもしれません。良かった良かった。左コーナーがパッとしない感じ。ブレーキングで腕が突っ張ってしまいます。最終は色々とラインを替えて試行錯誤したりもしてみました。で、1コーナー、帝王の侵入がスパッと決まれば29秒に入る事を理解。(あいかわらず、進歩がありませんが、、、)で、走り終わったら、もうヘトヘト、、、タイヤを暖める時間が要らない分、練習時間は長めに取れて、体力も多めに消耗しちゃったみたいです。
◇フリー走行三本目+計時予選
 二本目後に塾長に左侵入の腕ツッパリを相談した時のアドバイスを試してみたら良い感じ。で、予選が始まりました。ゼッケンどおりの並び(7番目)だと上位は厳しいです。なので予選でポジションUpをしたいところだったのですが、、、。事前にリラックス、リラックスを意識したにもかかわらず、予選が始まると。ギンギンに力んでしまって、タイムは29.8と辛うじて30秒を切るレベル、、、。加えて、スタミナを殆ど使い切ってしまったような疲れ方で、決勝これでどうするの!?といった感じ。
 結果を見てみるとBクラス8位でサードローの最後尾。自分より前のライダーは29秒前半でているのでスタートで前に出ないと厳しそうな状況。
◇K-RUN B Class(20 Laps)
 K-RUNが始まる時間になると、それまで全く好天候だったのに、何故か強風が吹き始めました。何だか、と思いつつもスターティンググリッドを改めて確認してみると、隣(7位)は愚者さんでした。GSXRでのスタートは未体験らしいので、(これはチャンス!)と思いつつ、グリッドに並んで、いざスタート!そんなに悪くないスタートだったのですが、隣の愚者さんは自分より少し前に居る状況(ちぇっ、、、)。代わりにもう一つ隣のnaojetさんの前には出られたみたい。で、前を見るとフロントローのだんぺいさんが止まっています。右によけて1コーナー侵入。結局愚者さんの前に出ることは出来ず、自分の前の台数を数えてみると5台。自分は6位みたいです。
 レース前半、何とか前を走る愚者さんについて行こうと頑張るのですが、予想通り後ろからつつかれている感触。スタートである程度逃げられたと思っていたのに、あっという間に詰められてしまったみたい。あと、スタート失敗しただんぺいさんが追い上げてくるのも時間の問題でしょう。なので気合を入れて走らなければならない状況なのに強風がなんとも嫌な感じです。コース上を枯れ草がツーと流れていく光景を目にしながらコーナーに突っ込まなければなりません。1コーナー寝かしこみで強風に起こされそうにもなりました。だからといって手を抜くと多分あっという間に抜かれます。抜かれるとすると1コーナーか帝王?と思っていたのですが1コーナーがヤバ目です。季節柄、日が傾いているので、1コーナ侵入でイン側に後ろのnaojetさんの影が見えます(本体は見えない)。(これは便利!)と思いつつ完全には刺されてはいなくて何とか前を走っている状態。大体2~3周に1周は1コーナーで狙われている状況で、(これ、抑え切れるのか??)と不安に思ってもレースは未だ半分以上残っている状態。途中、諦めて譲る事も考えたりもしたのですが(情けない、、、)、よくよく思い出してみると、過去に1コーナーで刺されるときは被せる余地も無いくらい侵入時に横に並ばれてしまうのですが、今回は影が見えるだけでイン側への侵入は許していないのです。これは、決定的に不利な訳では無い、もしくは、後ろが抜くのを躊躇っているに違いない、と考えて逃げ切る戦略に頭を切り替えました。1コーナーのブレーキを遅らせるやり方はリスクが高すぎて上手くいく気がしません。不慣れなブロックラインを使ったとしても、その後の帝王でツケが回ってくる気がします。なので、1コーナー侵入までに出来るだけ貯金をためる方向で頑張ってみました。具体的には左の立ち上がり~最終旋回~最終立ち上がりでリード、で1コーナーブレーキは安全圏で確実にこなす作戦。これは結果的に上手くいったみたいです。(あとでnaojetさんに話を聞いてみると、最終の立ち上がりは私の方が速くて、結果、ストレートエンドで並びきれなかった、との事。)
 ヘトヘトになりつつ、何度か刺されそうそうになって寝かすのを戸惑い1コーナーを腰砕けになって回りつつ、周回数は残り一周。(ひょっとして、ラストチャンスを狙っているかも?)と考えて、ファイナルラプだけは1コーナーインをガチガチに閉めて回って、何とか6位でゴールイン、、、、。あー、疲れた。
 おもえば、レース中は一度も後ろを見ませんでした。ラップショットも見てる余裕がありませんでした。とはいってもバテバテ、ヘロヘロの不安定な走りだったのでタイムは出ていないだろうとゴール後確認してみると、決勝中にベストラップ29.39(自己ベスト+0.13)が出ていてビックリ。それ以外も29秒台が大半でした。
  ヘトヘトながらも必至に逃げる私。
  序~中盤は2台の争いだったのが、、、
  終盤には3台の集団になっていたみたい。(さすがに後ろの後ろには気付かなかった、、。)

◇フリー走行四本目
 もう、ヘトヘトに疲れきっていたのでパス!ずっと写真を撮ってました。

  何と!年間ランキング3位を獲得!!(写真は賞品のヘルメット)4位の梨パパ5位のONDさんとの差は1、2ポイントと本当に僅差。あ~、良かった!!

◇打ち上げ
 塾終了後、何人かの人はCOCO'sに行くような気配を感じながらも(ついでに言うとCOCO'sに入るBAJAを車のルームミラーで確認していながらも)、打ち上げへの到着時間を早めるべく、大急ぎで帰路に着く。が、しかし!!
  常磐道が事故で大渋滞、、、、、、。
  完全に車が停止してしまうレベルの渋滞だったので、写真を撮って遊んだりしつつ、、、、

  で、大急ぎで電車で打ち上げ会場に向かうも、既にお開きに近い雰囲気、、、。それでも終電間際までは飲んで終了~。(何か、強力な酔い覚ましの話をしていた記憶があるけど、名前を忘れた。確か“リ”ではじまるやつ、、、。)

ドラゴンSC1/SC2積算走行時間: 2時間30分

2008年12月20日土曜日

筑波2000練習 (CBR600RR)

 タイヤ交換を終え、タイヤウォーマー一式も手に入り環境は整った状態。天気予報も悪くない状態だったので直前予約にて走行予約を敢行。すると、ログインパスワードの勘違いによるタイムロスでL4枠を取りそびれてしまいました、、、。結局、L2(上級)、L3(中級)の二本(間は30分開いている)走行決定です。二本目が中級枠というのが何とも、、、、。
 実は先週筑波に行った次の日から風邪を引いてしまい、大分良くなったとはいえ、病み上がり+運動不足で体調は万全では無い状態。でも、折角の走行日なので走りに行く事を決意。当日朝はタイヤウォーマーの準備等の時間も考えて何事も無ければ2時間前には着くタイミングで家を出発。しかし!常磐道の大渋滞でついたのは走行45分前。(あ~、折角の上級枠が~!)と焦りつつも、アクティからCBRを降ろして、発電機の取説を広げて、エンジンオイル・ガソリンを注入して、とドタバタした後ヒータを掛けられたのは走行20分前、、、。その後、走行券を買って、着替えて、と準備を進めて、殆ど準備体操をする間もなく一本目走行開始です、、、。
◇一本目:L2(上級)10:00
 走行開始に数分遅刻してコースイン。ウォーマーを掛けたとはいえ、時間は足りていない気がしたので慎重に走り始め。でも、いつもの走り始めとは雰囲気が違ってタイヤ周りの不安感がありません。違いを体で判っておく必要があるだろう、と2コーナーで寝かしてみたら、アウトラップで膝が摺れました!おぉ、と思いつつも、体がいかんせん固くて、いきなりタイムアタックというわけには行きません。パートごとの慣熟をしてペースアップを試みます。先回の練習で掴みかけた最終の早めの寝かしこみを再挑戦してみました。意外といける印象です。走り続けていると、モビスタCBRのIさんをコース上で見かけました。(何だ、腕章いらなかったのかよ!)と思いつつ、継続して走り続けるのですが、一本目は体が固めでベストラップは1'13''03。自己ベストには程遠く、過去の一本目としてはチョット速め。
◇二本目:L3(中級)11:00
 一本目終了後、二本目のテーマをあれこれ考えるのですが、いまいちピンと来ません。やっぱり大急ぎで走ったところで何も良いことは無いみたいです。で、今度はジックリ準備を整えて二本目走行開始。予想はしていましたが、周りとのペースが違いすぎ。私はウォーマー装着で一周目からやる気全開状態、しかしながら、周りはウォーマー非装着の中級ライダーがジックリタイヤを暖めてる状況なので、自分ひとりが浮いてしまっている状態。
 ここで短気を起こしてもしょうが無いので、全周タイムアタックは諦めて区間区間の煮詰めをすることにしました。前走者は極力安全な方法でパスし、間違ってもインにねじ込むような事はしないで、、、。すると、最終旋回で前走者に合わせて手を抜いて回った周でもソコソコのタイムが出ていることに気付きました。(あれ?割と乗れている?)と思っていたら、しばらく後、前走者無しのクリア状態がやってきて、1周のタイムアタックを敢行。その後もう一回チャンスが来て合計2周タイムアタック出来ました。出来はまぁまぁ(10秒は切れませんでしたが!)。
 終盤、また群れに引っ掛かっちゃったかな?と思っていたある周、2ヘアを立ち上がった時に異常に気付きました。チェッカーを見逃していたくさいです、、、。今から右に寄せるのも危ないし、ひょっとしたら自分は未だチェッカー受けていないのかも?と考えて、(よくよく考えれば、自分の前を走っている人がインベタで走っているのに、チェッカーを受けていないはずが無い!)最終をそのまま回ってチェッカーを受けました。その後、後ろをチラチラ見ながら走るのですが、誰もついてきません、、、。(やっちゃった?)と思いつつピットレーンを戻ると、係りの人に止められて、
係:「君は、チェッカーを二度受けましたね?」
私:「ごめんなさい」
はい、走り納めでダブルチェッカー(初)という何ともしまりの悪い終わり方でした。
   風も無くて、12月にしては暖かい気候でした。
  L4枠終了後、貸切で撮影をやってました。

 で、筑波は走り納めになったのですが、何かお腹一杯ではなかったので(本当は病み上がりなのでサッサと帰って休養すべきだったのかもしれないけど、、、)トミンに寄り道しました。
  松千代さん、練習中。
 トミンに到着して、練習していた松千代さんとお話したり、翌日の梨塾のテーマを探すべく、いろんな人の走りを観察して、帰路に着きました。

ドラゴンSC1/SC2積算走行時間: 1時間0分

2008年12月18日木曜日

12月の走行予定

(08/12/18 Update)

12日(金) 筑波2000 L2(上)、L3(中)、L4(上) <CBR600RR>
10日の直前予約で勝負! 三本予約済み。

14日(日) トミン (AM?) PM枠 <CBR600RR>
週末だけど混まないといいなぁ。 何か天気悪そうなのだけど、、、。 キャンセルしました。

20日(土) 筑波2000 L2(上)、L3(中) <CBR600RR>
この日も予約できてません。 L4(上)の予約に失敗した!残念、、、、。

21日(日) トミン 梨本塾 エントリ済み <CBR600RR>
とうとう今年最後の梨塾。今年はコツコツポイント稼いでいるからなぁ。

で、走り納めとなる予定。

2008年12月13日土曜日

CBR600RR メンテ

明日のトミン走行のためにCBRのメンテを実施。
・前後タイヤ交換:毎度のドラゴンスーパーコルサ。今回はフロントがソフト。これで買い置きがなくなった。
・リヤブレーキパッド交換:パッドを購入してはあったのだけど、作業が面倒だったのでタイヤ交換時にまとめて作業。

加えて、タイヤウォーマーも届きました。

よし、これで準備万端!!

でも天気が悪そうなので明日のトミンはキャンセルの予感、、、。

2008年12月12日金曜日

筑波2000練習 (CBR600RR)

 翌月予約が全然出来ていなかったので、どうするかな?と思ってはいたのですが、予想気温が高めだったので走行を決意。直前予約でL2、L3、L4の3枠をゲットして筑波に向かったのでした。
 筑波に到着してみると、R1のMさんやモビスタ600RRのIさんが居ました。2人はL1から走るようだったのですが、私はL2からだったのでゆっくり準備です。いくら予想最高気温が高かろうと朝一はやはり寒く、戻ってきた2人から話を聞いても全然ペースを上げられないとの事、、、。うーん。
 タイヤの圧を前後2.0/2.05とし、メッシュインナーの下にタートルネックを着ました。タイヤはかれこれ9時間走っているので、見た目に終わった印象は無いのだけど油断は禁物、、、。
◇一本目L2(上級)9:30AM
 とにもかくにも走行開始。体の方は寒さで震える事はなくとも固くて余り動けていない印象。タイヤの方も数周後には場所によっては膝が摺れるレベルにまで温まるのですが、全区間でキッチリ飛ばすには程遠く、何処かでタイヤの寿命の事も気にしているのか、全然ペースが上がらず。結局、慎重に走ってベストタイムは1'15''98と論外のレベル。かといって、ビュンビュン抜かれまくったわけではないので全体的に遅かったみたい。しかし、ここまでタイムが出ないとは、、、。
◇二本目L3(中級)10:30AM
 一本目終了後、気になった点をノートに書き出し対策を練りました。二本目は中級枠なのでどのみちタイムアタック向けではありません。気温は少しは上がってきているのでタートルネックを脱ぎました。課題走行のつもりで走行開始。幾つかの問題は二本目のうちに解決しました。良かった良かった。タイムの方は1'13''92と一本目からは縮めては来ているもののイマイチレベル。
◇三本目L4(上級)11:30AM
 朝一に比べると大分暖かくなってきました。体も準備運動バッチリの状態で、既に二本走ってはいるものの疲れもありません。この状況で10秒切りは難しいかもしれないけど出来るだけやってみようと思いつつ走行開始。
 コースインから数周後、裏ストレートのポストで黒旗が振られているのが見えました。フリー走行でペナルティは無いだろうから、いわゆるオレンジボールかな?と思いつつ一周してくると、また黒旗が振られて、(なんとなく)僕の方を指差しています。え~?と思いつつ、自覚症状も無かったのですが万が一のことを考えて、次の周に一応ピットイン。すると後に居たGSXRの人が係りの人に止められていました。なんだ、俺じゃないじゃん!!気を取り直して走行再開するも、今度は1コーナーポストで白と黒が斜めで分かれている旗が振られていました。(えっ、これ、何だったっけ??)と少々焦りつつ、他のポストでは出ていないようだったのでそのまま走行を継続しました。<正解は“前方にスロー走行車あり”でした。家に帰ってから調べました、、、。>
  そんなこんなで多少出鼻を挫かれたものの、タイムアップを狙ってトライです。最終コーナーの侵入の仕方を工夫してみました。自覚してはいたのですが自分はターンインが遅いのです。ブレーキを弱く引き摺りながら2クリップ(っぽい)ラインで走れはするものの、前半では殆どバイクが寝ていなくて、中盤で失速をパーシャルで誤魔化しつつ、後半で膝を摺りつつ2クリップ目、といった按配でした。今回は幸いな事に、これまでに二本走って最終侵入の慣熟も十分出来ていて、新しい事をトライする余裕が出来ていたのです。
  前半のバンク角が足りていない事をどうにかできないものか?とトライを始めました。で、早めに寝かそうと試みるのですが、1コーナーや2ヘアと違って、カントが無い最終コーナーではブレーキを引き摺ったままでは全然寝かせられません。そこで、思い切ってブレーキリリースを少し早めてみると良い感じでバンクします。バンクしてスピードが殺されるのか突っ込みすぎの恐怖もあまり有りません。生まれて初めて最終コーナー前半で膝が摺れました、、、。ブレーキング開始ポイントは100m看板で現状維持なのですが、最終コーナーの通過速度が速くなった気がします(少なくとも体感的には)。
  この旋回感覚を身につけるべく、何度も反復練習をしました。現時点では少し離れていても前にバイクが居ると怖くて出来ませんが、合計3回位?は上手く出来た気がします。
  で、この旋回を武器にしてタイムアタックだ!と気合を入れるのですが、クリアラップが全然取れませんでした。L4枠を通して、引っ掛かりまくってました。渋滞を嫌ってピットインしてもピットアウト後にまた渋滞、といった状況。結局ベストタイムは1'12'20。せめて最終旋回の車載動画を後で復習できればと思っていたら、カメラの電池が途中で切れていました、、、。

  結局、今日も10秒を切る事は出来ませんでしたが、手持ちのピースを全てつなぎ合わせればイイ線にはいけそうな気がします。気候がよければ20日に再挑戦です。

ドラゴンSC2積算走行時間: 10時間30分
 リアのミドルエッジが毛羽立ってきた感じ。交換します。

  走行終了後、食堂で食べたもつ定食。
  家に帰ったら、こんなものが届いていました。

  <おまけ>    つき~~!

2008年11月30日日曜日

筑波 MAXを見てきた。

 MCFAJ主催のロードレース(MAXもその中の一イベント)を観に筑波に行ってきました。というのも、イベント自体に興味があったのと、BroccobirdさんがMONSTER S4でレースに出る(もう、大分前のことに思えるけど、SLYの6耐も11月のイベントだったから、月に2回もレースに出ている訳です。すげぇ。)という話を聞いていたからです。タイムテーブルを見れば判るのですが、当日は本当に沢山のクラスのレースが分刻みで詰まっていて、パドックも満員御礼状態。MCFAJのレースはカテゴリ分けが独特で、ハーレーが居たり、古~~いロードレーサーが居たり、サイドカーも居たり(後述)していて、お祭り状態。
 会場にいた出場ライダーではBroccobirdさん以外にHOLYさんも居て、ヘルパーとしてIZUさん、松千代さん、チャーリーさん、ぎんさんもいました。そんな中で私は写真を撮ったり、たこ焼きを食べたり、ほんのチョットだけヘルプのような事もしたりして過ごしていました。
  あ~、欲しいな~、タイヤウォーマー、、、。
  Broccobirdさん、1コーナー疾走中。(MAX10クラス)マシンの準備が間に合った(?)のは良かったですね。
  HOLYさん、1コーナー疾走中。(MAX7クラス)
 で、生まれて初めて、サイドカーのレースも観れました。想像を絶する世界でした。パッセンジャーが適宜乗り位置を変えて重心をコントロールしつつ走る訳ですが、「クッ、クレイジー!」(バリバリ伝説風)でした。トップチームは1分7秒台で周回していたみたいなのですが、乗車位置が地面スレスレなので、とんでもない体感速度だと思います、、、。
 パッセンジャーの乗り方は幾つかスタイルが有るみたいだったのですが、特徴的なものを挙げると、、
  左1ヘア旋回中。重心移動の効率という点ではベストなのでしょうが、肉体に掛かる負荷もベストだと思います、、、。後で写真を見て気付いたのですが、何人かの人は尻にスライダーを着けていました。膝摺りならぬ、ケツ摺り、、、、。
  右最終コーナー旋回中。(ちなみに、このペアが優勝。)頭が逆さの状態で、かつ、進路が全く見えないこの姿勢は、常人にとっては苦痛というか拷問に近い気が、、、、。
  最大の疑問は、「この人たちは一体どこで練習しているのだろう、、、???」

  帰り際に、駐車場から撮った筑波山。茨城県南部って本当に平らだから、離れていてもこんなにクッキリ。

写真はココにUpしてあります。

2008年11月23日日曜日

梨本塾に行ってきた(2008年11月)

 今日は走行前にCBRをいじりたかったので早めにトミンに到着。スパイボール(リモコン型イモビライザ)の調子が再びおかしいのでいっそのこと外してしまおうかと。(もう、街中に駐輪する事も無いから大丈夫でしょう。)しかしながら、外すのを試みるも詳しい事は書きませんが予想以上に時間が掛かりそうだったので断念。アラームを解除するコツ(?)にも気付いたので今日はそれでしのぎます。
 多分、秋はもう終わっていて、天気はいいのだけど気温が低いです。アレコレ悩んだ結果、ツナギの下にはタートルネックを着ました。真冬装備なのですが、これで丁度いいくらい。今日はA~C3クラス開催で自分はB2番目エントリでした。30人超の参加者は顔触れも多彩。
◇フリー走行一本目
 路面温度が低いので開始5分は黄旗提示の注意モード。その後ジックリとペースを上げます。最近トミンは細かく色々とリニューアルされているのですが、コントロールラインのところに白線が引かれていました。これは便利!目印の作りにくい1コーナー侵入の目安になります。先日の鉄騎士からの継続で帝王侵入のシフトダウンを試してみるのですが、ドライでペースが上がっても何とかなりそうな雰囲気。逆にブレーキを握りながらシフトダウンでブレーキが掛かりすぎるようになってしまいました。両方のやり方をマスターする時間はないので、シフトダウンを先に済ます方法に集中。シフトダウン無しコーナーに侵入できる方がブレーキに集中できて良いからです。と、走行を続けるも結局一本目では31秒をギリギリ切る位。朝一だとこんなもの?
◇フリー走行二本目
 写真を撮ったり、お喋りをしている間に二本目の時間がやってきました。タイムを上げたいところですが、これといった良いテーマが見つかりませんでした。二本目が終われば次は予選です。テーマも無く漫然と走るのは勿体無いな~と思いつつもコースイン。帝王シフトダウンは大分なれてきた感じ。でも、タイムアップに繋がっているかどうかは???です。1~2コーナーのアクセルを開けてる時間が僅かとはいえ時間は短くなってるので。精神的に余裕が出来たターンインでの工夫がもっと必要そう。
 あと、今日はBクラス(それも上位)のエントリで前の人に追いつく頻度が高かったので抜く練習をやっていました。とはいっても、イン側にねじ込む抜き方でなく、最終立ち上がり~ホームストレートで前に出てしまう最も安全な抜き方です。(1コーナー突っ込みに自信は無いので完全に前に出てしまわないと被されてしまう事多々ある。)そのためには最終コーナーを後ろにピタリと付けて回る必要があるのですが、(判ってはいたけど)自分はコレが出来ない、、、。前の人をジックリ見てついていくやり方だと、ラインが自分と違ったりして、どうしても対応が後手に回って結局後ろには付けなくて、かといって前の人を気にせず自分のペースで走るのも巧くいかない、、、。色々と試行錯誤しながらも満足な結果は得られず。結局二本目は30.2位までタイムアップ。
◇フリー走行三本目+計時予選
 さて、どうしましょう?結局午前中は30秒を切れませんでした。予選では最低でも29秒台には入れたいです。無意識にブレーキングが甘くなっているのかも?と考えて、走行前にフロントイニシャルを半回転、リアイニシャルを1段締めてコースイン。予選は当初は自分より速い人に引っ張ってもらう作戦だったのですが、間に入ってしまったバイクを抜くのに苦戦して(練習の甲斐なし、、、)、クリアラップを自力で走る作戦に変更。適宜実行したピットインが巧くいったのか、予選タイムは二本目を上回り29.8まで出ました。結果、Bクラス3位。
◇K-RUN決勝・Bクラス
 まぁ、ダメ!ダメ!ダメ!ダメ!な結果でした。
 予選3位はフロントロー一番内側のポジションなのですが、(ここからだと、旗が見難いな~)と思っていたら、クラッチミスでフロントがポン!と上がっちゃう始末(集中力不足?)。スタート失敗です(ダメその1)。幸い、ポールの999もフロントアップしていたのが見えていて、1コーナーには何とか2位で侵入できたみたいなので、(気を落とさず、頑張ろう!)と思っていたら帝王侵入でいきなり抜かれて3位に(ダメその2)。1、2位には段々置いていかれる状況。でも、4位との間は確保できたみたい、な状態になったので、クリアラップを生かしてタイムアタックだ!と頑張るも、チラッと見えたタイムは何れも30秒台。29にすら入っていません、、、(ダメその3)。終盤、周回遅れに追いついたのですが、コレが抜けない、、、。練習の成果を生かして、ホームストレートを頑張るも1コーナーで被されてしまう状況が続く。(貴方はバックマーカーだ!そこらへんの事、良く考えてみなさい!)と念を送ってみたのですが、ダメでした(ダメその4)。ペースはガタ落ち。チラと後ろを見るとトップの999が近づいてきている状態。結局、ラップはされなかったものの3位のままでゴールイン。良いトコ無し!
  辛うじて2位を走っている瞬間。あの頃は良かった、、、。(nov氏撮影)
◇フリー走行四本目
 K-RUN終了で(精神的にも)ヘロヘロだったのですが、走りこみの意味もこめて走行。ラップショットをスタートさせていなかったのでタイムは判らず、、、。

 塾終了後、ワイルドピッチさん、T@RRさんとココスにて反省会。自分に足りないものは何かを考える良いキッカケになりました。チョットの寄り道のつもりが1時間以上も話し込んでしまって、遅れた、遅れた!と思いつつも五反野での打ち上げにも参加。超がつく大盛況!!20人くらいいました。バイク自走でツナギのまま来ていた人もいたから(×2)驚き!!(無論、飲んでいるのはノンアルコール)その後、ラーメンも完食して終了。あぁ、疲れた。

<おまけ>フォームの新旧
  現在のフォーム。(撮影hak氏)体をインに入れて、上体の前傾強め。大分このスタイルが定着してきた。上目遣いで走っているとはいえ、もう少し頭を上げるべき?
  約1年前のフォーム。(撮影msft氏)上体が変に力んでる感じ?バンク角を抑えるという意味では僅かだけど現フォームの方が良い?ちなみに、1年前はこの後ステップが接地してた、、、。

 やっぱり、漫然と走っていては、タイムアップは有り得ないですよ。本格的に寒くなる前に頑張らなきゃ、、、。

ドラゴンSC2積算走行時間: 9時間00分
(そろそろ、替え時か??まだ1組ドラゴンの買い置きが残ってます。)

2008年11月20日木曜日

筑波2000を走ってきた。

  当初の計画では先回の走行で10秒切りを達成して、はれて筑波は冬眠宣言をするつもりだったのに、あんまりの内容だったので継続して走行です。暖かい気温に恵まれた先回とは裏腹に、「この冬一番の冷え込み」となってしまった今日は寒いです、、、。ココ最近のギリギリ到着を嫌って、相当早めに出発したらこういう日に限って渋滞無しで着いてしまい?時間はタップリありました。なのでジックリと時間を掛けて準備しました。(無論バイクは日向に置いて、エコタイヤウォーマー。) モビスタ600RRのIさんがいました(久しぶり!)。今日は腕章無しで走れます。
  気温は低かったのですが、空は快晴。風が無かったのも良い感じ。(↑の写真の空が異様に青いのはPLフィルタのせい。)
  L1(中級)枠を走るIさん。朝日が眩しいです。(AM8:00)

  奇跡的にキマッた、逆光流し撮り。

  私はL2、L4の上級枠を走行です。一本目走行開始前、温度計を見ると8℃。この間の山梨の朝イチと同じくらいです。で、出だしは相当用心して走行開始。5周も走ると膝が摺れるくらいにはなるのですが、全開には程遠い状況。焦らずジックリとタイヤを暖め、ペースを上げてラストで出たタイムは14秒台、、、。いつもより更に出足が悪いです、、、。
  走って無い時間帯は日向でタイヤを暖める、、、、。

  相当イマイチです。新しく替えたブレーキパッド(今回は純正にしました。)の感触は良好で握り始めからシッカリ効いて良い感じなのですが、全然攻める気になれません、、、。(もう、寒くてダメなのかな?)と落ち込みつつも休み時間中にフロントのイニシャルを1回転強めてみました。
  で、L4走行開始です(気温は10℃)。コースイン直前の係員の厳重な注意にも関わらず、1周目で2人が転んでいきなり赤旗がでる波乱の幕開けながらも、一本目とは何か違った感触。ブレーキングのヤバイ印象がなくなりました。(これは行ける!!)再びジックリタイヤを暖めつつも、一本目とは違い、奥まで突っ込めるようになったので以前のペースに段々近づいてきました。(わ~!楽しい~!!)とそのまま走り続けて出たタイムは12秒75。自己ベストにも届いていませんが、一本目のどん詰まり感とは比べようの無いくらい良い走り心地でした。イニシャルを締めてみたのが大正解だったみたいです。
  これまで、サスセッティングはある程度煮詰まった先に必要なもの、なのだという認識でいたのですが、乗れていない時の脱出方法としても積極的にいじってみるのも良いな、と認識を改めました。根性だけではどうにもならない事もあるのでしょう。本当に天国と地獄位の差を感じました。もっとも今回はブレーキパッドを新調してるのでどのみちリセットが必要だったのかもしれませんが。
  L2が終わったときには、「もうダメだ、、筑波は冬眠にしよう、、、」と諦めかけていたのですが、まだ行けます。12月も練習すると思います。  


  ご機嫌なまま、帰りは寄り道をしてお買い物。それにしても良い天気!(寒いけど)


ドラゴンSC2積算走行時間: 7時間30分

2008年11月16日日曜日

鉄騎士倶楽部(Enjoy Skill Up Meeting)に行ってきた

  前日、筑波から戻って改めてブレーキの泡抜きをキッチリやって、再びアクティにCBRを積みなおしたら小雨がポタポタ、、、。???と思いつつ当日朝を迎えてみるとキッチリ雨が降っていました。それでも一応トミンには向かいます。(DR-Zに替えるか?と一瞬考えましたが面倒なのでパス。)
  過去の苦い経験を生かして、今回はコンビニでサンドイッチを買って会場入り。バッチリOKだぜ!と安心しかけていたら、傘を持ってくるのを忘れました、、、。(ついでにカッパも忘れました、、、。)
  走行会は開始になったものの、結局午前中はずっとテントの下にいてお喋りしたり、写真を撮ってたりしてました。本当だったらばCBRをアクティから出すのも億劫なのですが、車検があったので外には出してある状態。
  昼頃になって、小ぶりになった雨が止みそうな気配が見え始め、コースの水溜りも減ってきました。最終入り口に水溜りが残っていたのでブラシを使って除去作業をします。  (昼休みなので誰も走っていません。)これで、午後は走れるかな?と思っていたらまた小雨が、、、。
  折角参加したのに走行ゼロではあんまりだよね?と思いツナギに着替えて午後からは走る事にしました。ウェットの逆周りは初体験でした。最後の一本(順周り)が始まる頃には一部乾いた所も現れ始めるのですが、3・4本目の逆周りのラインが乾き始めた状況なので若干の違和感、、、。
  結局、午後は三本走ったのですが、寝かしすぎて転ぶのもイヤだったのでそーっと走った程度。恐る恐る走るだけなのもつまらないので、帝王のシフトダウンを変えてみるのを試してみました。これまでのようにブレーキングしながらシフトダウンでなく、シフトダウンを先に終わらせてから改めてブレーキ、という方法。ペースが全然遅いからでしょうが、何とかなりそうな雰囲気。なので何回も反復練習してました。
  そんな感じでコース中はグズグズだったのですが、コース外の芝生は結構熱かった?です。
  写真の撮り合い乃図。

  今回で一応鉄騎士走行会は終了になるのですが、寂しいですね。こんな事ならもっと真面目に参加しとけばよかった!!
写真がココにUpしてあります。

ドラゴンSC2積算走行時間: 6時間30分 (雨なので少なめにカウント。)

2008年11月15日土曜日

筑波2000を走ってきた。

  天気予報を見ると、予想最高気温が16℃と高かったので走行を決意。しかし、直前予約でL5上級枠を予約しそびれ、苦し紛れにL6中級を取ったので、1本目L2上級~2本目L6中級というチグハグな設定、、、。

  でも、走り込めればそれなりに有意義であろうと納得し筑波に向かうも、(早めに家を出たにもかかわらず)道中の混雑で着いたら走行30分前、、、。大急ぎで準備してコースイン。タイヤのウォームアップに気を遣いつつも一本目のベストは(確か、、)13秒台。ブレーキパッドの消耗が気になり始めていて、割と握り込み量が増えてきたので少々不安に感じる一面も、、、。

  L6までの待ち時間の間、ブレーキパッドの交換+ピストングリスアップをしました。(本当だったらばパッド交換だけはL2前に終わらせるつもりだったのに、、、)L6まで時間は沢山有るので念入りに掃除しながら作業をしていたら、、、

 何という事!こういうときに限ってピストンを外してしまう大チョンボ。替えのフルードやエア抜きボトルは持ってきていなかったので現場での復旧は絶望的。加えてL6の券を欲しがっている人もいなかったので、また一枚未使用走行券のコレクションが増えました。

  走るつもりだったL6枠にて苦し紛れに撮った写真。ホームストレートで流し撮りはやっぱり難しい。これは巧くいった方。

  明日は鉄騎士走行会があるので、(本当は寄り道するつもりだったのに、予定を早めて)帰宅~ブレーキフルードのエア抜きを実施。


  ドラゴンSC2積算走行時間: 6時間0分

2008年11月14日金曜日

11月の走行予定

(08/11/25 Update)

2日(日) SLyスポーツ走行 <DR-Z400SM>
翌日の耐久レースに備えて最終調整。

3日(月・祝) SLy 6時間耐久レース参戦
梨塾を除くと初めてのレース参加。既に緊張してたりして、、、。

5日(水) 筑波2000 ~予約できてません~ <CBR600RR>
この日はL(上)、A枠が両方ある。けど多分ライセンスの変更が間に合わないので行かない。
  
~キャンセル!!~

15日(土)筑波2000 L2(上)予約済み L6(中)予約済み<CBR600RR>
 L5(上)を直前予約失敗!!勢いでL6を取ってしまった、、、。サスとかイジって練習するかな?


16日(日)トミン 鉄騎士倶楽部走行会(最終回?) <CBR600RR>
上級チャレンジクラスにエントリ済み。

20日(木)筑波2000 L2(上)未予約→予約済み L4(上)予約済み <CBR600RR>
この日も枠はLのみ、、、。 キャンセル色濃厚。 →走ります。

23日(日)梨本塾 <CBR600RR>
未エントリ。→エントリ済み。今年も残すところあと2回。

26日(水)筑波2000 ~予約できてません~ <CBR600RR>
この日はL枠A枠が混在。でも、L→Aは連チャンで走る必要アリ。
 
→ 走りません。

30日(日)筑波2000 MAX観戦 もしくは、 お台場 Moto1観戦
さて、どっちにしようか???

筑波は何回走るか正直判りません。ゼロもありえます。L→Aってのは意外に機会が無い!

2008年11月8日土曜日

袋田の滝に行ってきた

 紅葉シーズンが到来したので、(柄にも無く)友人を誘ってツーリングに行ってきました。先回のツーリングが4月なので半年ぶりという事になります。目的地は袋田の滝。結構寒かったです。次回のツーリングは暖かくなってからになるでしょう。  道中、常磐道でのPAにて。予報に反して雨に降られたのでカッパが必要でした。
  到着。時期的にはバッチリだったのかもしれませんが、空は曇り空、、、。


  景色は素晴らしいですが、ここはトイレの傍で臭かったです、、、。
 シャッタースピードを落として撮影。予め購入したPLフィルタをはめたので水面は透き通っていい感じ。
  滝をもう一コマ。新しく出来た観覧台はエレベータが混んでたのでパス。


 コンパクトデジカメ用の三脚を持っていたので使用したのですが、カメラが重くて(レンズ+本体で1.3kg)全然使えず、、、。風景をちゃんと撮ろうと思ったらシッカリした三脚が欲しいですね。



他に撮った写真の幾つかをココにUpしてあります。

2008年11月3日月曜日

SLy6時間耐久 ~決勝篇・後半~

(前編の続き)さて、予選を無事通過できた事で私は相当プレッシャーからは開放されていました。あとは決勝を集中して走るのみです。ツナギを脱ぐ間もなく決勝に向けてスケジュールは進行します。決勝レースでは1本30~35分の走行を各人2回こなし、ピットイン2回ごとに給油をします。(計4回の給油義務とピッタリフィット)
  ワイルドさん製タイスケ表。給油担当、食事時間も書かれた優れもの!
 そういえば、耐久レースってのは初めてです。(スプリントも梨本塾K-RUN GPしか走った事がありませんが、、。)私は第二ライダーなのでスタートのプレッシャーとも無縁か、と安心していたら、決勝スタートは擬似ルマン方式で、「バイクに跨って待つ第一ライダーにコース反対側から走ってきた“第二ライダー”がタッチして走行開始。」だから、スタートの旗に反応して最初に動かなければならないのは自分でした!!まぁ、スタートに対して特に苦手意識は無いので、特に問題は無いのですが、、、。で、走るのは自分の脚でとはいえ、コース内に居る事に変わりはないので、第二ライダーもツナギ・メットとフル装備が義務付けられます。ツナギを着て全力疾走(脚で)ってのをやった事がなかったので、スタート前の合間を見てワイルドピッチ監督に「ドン!」の合図をやってもらいつつダッシュの練習を二本。(これで、かなり疲れた、、、。) その後、3周のウォームアップラップを挟んでいよいよ6時間耐久レースのスタートです。
  スターティンググリッド。我々は後ろ~~の方。
 スタートライン前方でスタッフが日章旗を持って登場。その後、旗が上に挙げられて、、、下に降られて10:00スタート!(実は上げてから下がるまでに相当間(10秒くらい?)があり、息を殺して構えていた私は息が続かずゼェゼェいっていました、、、。)スタートの反応はまぁまぁ、脚もそんなに遅くは無かったみたいで前後のチームと似たタイミングでタッチ。すると、IZUさんは一人だけ皆と違う方向に走っているではないですか!(あれ!?強くタッチしすぎたか?)と一瞬ビビッたのですが、これはIZUさんの作戦で、皆がバイクの向きなりに左サイドに進んでダンゴになるのに対して、一瞬間をおいて、開いたコースの右側を真っ直ぐダッシュしたのでした。賢い!これで4台ほどポジションUp。  よーい、、、、(長かった…)
  どん!! で大急ぎでタッチ!
 さぁ、始まった!と思っていたら早速1人目の転倒者が現れ(ひょっとして、再スタート!?)と不安にもなりましたが、セイフティーカー導入、フルコースコーションでレースは継続。私はピットでセーフティーカー導入~グリーンフラッグまでの段取りをジックリと見学して覚えました。(もっとも、この後何度も何度も何度もセイフティーカーは入ったので別に稀少な機会ではなかったのですけど!)レースが再開されました。最初の15分ほどは、それこそスプリントレースと変わらない様相なのですが、先頭が最後尾に追いつくと、どこが先頭なのかサッパリ判らない混乱した状況になります。SLyはピット内にラップタイムモニタがあるのでそこに表示される順位だけが手掛かりです。
  IZUさん、一本目。
 IZUさんは結局42秒台までタイムを上げ、35分経過後、今度は第二ライダーの私が出発です。ピットでのライダー交代は割とスンナリ決まりました。しかしながら(確か)フルコースコーション中だったので隊列の最後尾につける形でゆっくりスタートです。(ここらへんの記憶が曖昧、、、さっさとレポート書かないから!!)で、スロースタートで私のセクションが開始。走り始めた私が最初にやったのはDトラ慣熟の再開でした。予選では49秒しか出てないので、まだまだ詰めるところが沢山残ってます。2~3周目には自分の予選記録を上回ってました。(そのくらい、私は走り始めにタイムが出ない!!)その後、48、47秒台とタイムは伸び、一通りの感触が得られた時点で46秒台に突入しました。DトラはDR-Zと比較すると疲れにくく走りやすく思えて、特に、S字後半ガバ開けが出来て、その後最終シフトダウン無しなのはとても楽でした。スロットルの開けるタイミングやクリップのポイント等は前日の見学を参考にして新たに修正です。
 にしても、ズバズバ抜かれまくりです。通常のフリー走行ではあり得ない位、殆ど全ての箇所でのパッシングを経験しました。参ったのは高速コーナー侵入でインから刺される事(3コーナーやS字)。特にS字入り口では逃げるところが無く、変な譲り方をすると後ろから追突されかねないので気を遣いました、、、。IZUさんから受け継いだ時点からいったい幾つポジションダウンしたのでしょうか?(ときに、コース上の私は気付かなかったのですが、私の時間中にST勢2台が転倒~ピットインしてたらいしいです。これには助けられた?)結局、譲った周は47~48秒。そうでない周は46秒といったペースで走行を継続。ベストは確認できた範囲では46秒フラット。
 20分を過ぎた辺りで少々疲れてきました。(まだ、ピットサイン出ないのかな?)と気になりだしたところで、残り10分のピットサインが発令。だからと言って無茶をして転ばないよう気をつけつつ、残りの自分の時間を走り切りピットインです。 (ふ~、ヤレヤレ!終わったワイ!)とピットレーンを進むのですが、最終コーナー内側辺りで速度規制(1速・20km/h)が掛かるのでその手前でおもむろに1速にシフトダウンし、クラッチをつないだら、いきなりリヤタイヤが大暴れ!左に尻を振ってしまいました。ビックリしつつも転ばずには済み、給油ポイントにて給油をしていると、スタッフの人から、「君はピットレーンのラインをまたぎましたね?」との指摘が。どうやら、尻を振ったときに、リヤタイヤが本コースにはみ出ていたみたいです、、、、。ペナルティ(ピットストップ10秒)を食らう事になりました。ややこしいのはペナルティを宣告されるために、“コース上で”黒旗を受ける必要があるようなのです。給油完了後、ピットレーンを徐行しつつ、(ごめんなさい!)のジェスチャーをして再びコースイン。すると、フルコースコーションの最中でした、、、。予想通り、フルコースコーション中は黒旗がでません。(ピットストップがロスにならないから。)あ~あ~と思いつつ、グリーンが出るのを待って、レース再開後、大急ぎで1周して、ストレートで黒旗を確認。ピットインしてピット出口で10秒待機。再びコースインして、すぐピットインと出たり入ったりを繰り返してやっと第三ライダーのワイルドピッチさんにバトンタッチです。あー疲れた。
  昼食のカレー。
 その後、コースアウトしかけたり、ガードレールにアタックしたり(ここらへんのエピソードはそのうちココで語られるでしょう)で疲労困憊のワイルドピッチさんがピットインして、ノートラブルのまま第4ライダー松千代さん、第5ライダーBroccobirdさんとレースは続きます。自分が走っていない時間帯でも、写真を撮ったりとか、給油したりだとか、サインボード作業等で割と忙しかったです(なにせ、うちのチームには監督、ヘルパー、カメラマン!不在でしたから、、、)。我々の順位は総合では大体15~20位あたりを、STクラスでは2位前後を行ったり来たりといった状況でした。
  ワイルドピッチさん、一本目。
  松千代さん、一本目。
  Broccobirdさん、一本目。これで一巡。
 全ライダーが一回ずつ走って、二巡目に入ります。この段階でSTクラスではトップだったみたいです(記憶あいまい)。唯一うちのチームだけノートラブルだったのが大きいようです。転倒者は絶える事無く続出してました。レースが中盤以降を迎えて2台仲良くレッカー(接触トラブル)ってのが気持ち増えてきました。中間時点でSTトップをその後も堅守できるほどのリードは取れていなかったのですが、「転ばない事」が実現できない事には話は始まりません。なので、絶対転ばない(+巻き込まれない)事を最重視して2巡目がスタートです。
  IZUさん、二本目。
 IZUさんの走行(ノートラブル)が終了して、自分の番が来ました。私の二本目は1本目にペナルティで総計45分程度も走ってしまったので10分カットの20分です。走行前にワイルドピッチさんにカメラ(借りた人は何故かデジタル一眼を数週間のうちに衝動買いしてしまう魔性のD90)を貸して自分の走行を撮ってもらうようお願いしました。自分だけ写真が無いのはイヤだったので!コースに出て最初に思った事はそこらじゅうに転倒の跡(引っかき傷や石灰)が見られたことです。ラインを大きく外すと滑る危険があります、、、。二本目は無難に纏めました。抜かれる際の接触を絶対にしないように、で、それ以外の部分は目一杯飛ばすようにと割と難しいです。何とかノートラブルでワイルドピッチさんにバトンタッチ。私の出番は終了です!あー、疲れた、、、。
  S字を立ち上がる私。(撮影ワイルドさん)  最終コーナー旋回中。刺している訳ではありません。アウトから被せられています、、、。
  「どうすんの!この状況!?」といった感じ。
  ワイルドピッチさん、二本目。
  松千代さん、二本目。
  Broccobirdさん、二本目。緊張の最終ライダーです!
 その後も我々は無転倒でレース継続。一方、ST勢ライバルは幸か不幸か故障や転倒に悩まされたみたいで、最終ライダーのBroccobirdさんが走り始めた時点でも我々はSTトップを維持できていました!!これまで何度と無く頭によぎったクラス優勝の可能性が段々現実に近づいてきました!!!ピットでの作業等ももう無いので私はDトラ最後の走行となるBroccobirdさんの写真を念入りに撮ってました。残り15分。ココに来て最後のフルコースコーション。(これで、決まりか!?)と私は写真撮影を終わらせてピットに戻りました。残り時間から考えて、転倒さえしなければ絶対逃げ切れるリードです。コース上で必死に走っているBriccobirdさんを除いて残りのライダーは皆ピットで半ばニヤけて時間が過ぎるのを待っていました。そして16:00チェッカー!無事STクラス優勝です。気がかりだったダブルチェッカーも無く、完走できました!
  16時の時点で、チェッカー!!
  ちゃんと戻ってきてます!これでクラス優勝確定!!
 ときに我らが万福丸(Dトラ)ですが、ピットから眺めていた我々は気付かなかったのですが、最後Broccobirdさん走行枠あたりから調子がおかしくなり掛けていたみたいで(エンジン?電装?)、チェッカー~ピットに無事戻ってきたらエンスト!その後エンジンが掛からなくなってしまったのでした。なんとも胸を打つ印象的なエピソード!ですが、次のオーナーへの譲渡の話も着いている状態でBriccobirdさんは少々弱り顔。ちゃんと直ったのでしょうか?
  STクラス表彰台の風景。あれ!?一人足りませんよ??
  表彰台の頂点からの眺め。フフフ。
  6時間闘い抜いた万福丸(とシャンパンの空き瓶)
  シャンパンファイトの巻き添えを食って、シャンパン ビトビト。この後、皆で拭き掃除をしたのでした。

<リザルト>
ゼッケン26・ワイルドイエロー万福丸 周回数385周(+HC30周) 参加台数26台中、総合8位(16位w/o HC) STクラス優勝(w/o HC)

 総じて、初の耐久レースを非常に有意義に結果も残せて楽しめる事ができたので良かったです。勝因は?と考えると「ノートラブル」が筆頭だと思うのですが、チーム内の連携がきっちり取れていたことも大きいかもしれません。酷いチームだと、バイクがピット(給油所)に戻ってきたのに誰もいない!っていうチームも有りましたからね。ヘルプ無しでよく頑張ったと思います。うちのチームはピットレーン速度制限も遵守してたし、胸を張って「STクラス優勝」を誇れると思います!

 最後に、このレースに招待して頂き、幹事運営等に多大なる活躍を頂けたBroccobirdさんに深く感謝申し上げます。その他、IZUさん、松千代さん、ワイルドピッチさんと一緒に走れた事にも感謝しています。

                              あぁ、やっと書き終わった!