2009年6月27日土曜日

(ようやく完成)筑波TT in June NMクラス(決勝篇)

予選が終了して、次はいよいよ決勝です!!


 予選が無事終了しました。順位も12位と予想を上回る出来。しばらくすると掲示板に予選結果が貼り出されました。7秒台は今回のNMクラスの丁度真ん中あたりのタイムだったみたいなのですが、何というか大接戦。似たようなタイムで大勢のライダーがひしめき合っていました。
 予選を走り終えるまで本当に慌しい進行だったのですが、ここにきてようやく一息つくことが出来ました。時間に余裕が出来たのでTT参戦の他のライダーやTT観戦に来た知り合いの人と談笑したりして過ごしました。11時からはVIPルームでブリーフィング。決勝の進行スケジュール等を聞きました。(決勝前にお姉さんが掲示するプラカードには各々意味がある事を知りました!(ヘルメットチェック・エンジンスタート・クルー退去等々、、、。))あと、気温が高くなっているから気をつけるように、水分補給は十分に!との注意もありました。実際暑かったです。梅雨時なのを忘れるくらいの炎天下。決勝の時間帯は気温35度路面温度は55度もあったみたいです。これは予想外、、、。ハードタイヤにしとくべきだった!?
 NT2決勝にはコバピーさんをはじめとするファイヤーガレージの面々が、NS1決勝にはぐーすさんが走っていたので、その2レースだけはいつもの如くカメラを持って写真撮影をしてました。何もこんな日に?とも思いましたが、リラックスするのに丁度良かったのです。写真を撮っていただけではありません。ピットクルー君に決勝の進行を説明したり、自分もレースの様子を観察して本番に備えました。暑さのせいか、グリッド上でタイヤウォーマーをつけてる人は少ないです。この時点で自分もウォーマーは持って行かない事を決めました。ベテランレーサーは事前のレースでスタートのシグナルやフラッグを見てタイミングを覚えるようですが、カメラのファインダーを覗いていた私はフラッグは全然見ていませんでした!!
 淡々とスケジュールは進行します。NM決勝までは結構待つ事になりました。予選終了後のハイテンションはすっかり収まり、平常心を取り戻し、ていうか、暑さと不安というストレスで寧ろローテンション気味、、、。私も人の子、自分の決勝が近づいてくると段々ナーバスになってきます。決勝のプランを頭の中で練りつつ、気持ちを落ち着け、集中力を復活させるべく努力しました。
 レース前になって、再び慌しくなります。グリッドに並ぶ前に再び車両のチェックを受ける必要があります。ONDさん、愚者さんに再び手伝ってもらってピットを出発しました。スタート前チェックを終わらせ、タイヤにはウォーマーだけを巻いて保温状態?にしといてコースオープンを待ちます。緊張はピーク状態!しかも暑い!!(つなぎ着てるし、、、。)
レース前の緊張と暑さで訳が判らなくなって来ている私(撮影:愚者さん)
 そうこうしているうちにNS2の表彰式が終わってコースオープン。グリッドに向かいます。GPみたいにサイティングラップはありません。バイクを押して(ONDさんに押して貰いました)グリッドに向かいます。チョークで数字が書いてあったので自分のグリッドを見つけるのは容易でした。僕のグリッドは4列目イン側。リアスタンドを掛けてスタートを待ちます。4列目ながらもバイクの並びは偶奇で互い違いになっているので僕の目の前には8番グリッドの人がいるだけ。スタートラインもそんなに遠く感じません。加えてフラッグタワーと勝負の1コーナーが自分のまん前に並んでいるので目線的にはとってもいい感じ。OG-Rさんが応援に来てくれました。(本人は邪魔しに来たと言ってましたが。)ライダー紹介が始まりました。レースっぽくてテンションが高まります。直前にガタガタ細かい事を打ち合わせるのが嫌な性分なのでグリッド上では普通に世間話をしてました。話し相手がいるのはリラックス出来てとても助かりました。ウォームアップ1分前。クルーは退去します。ONDさん、OG-Rさん、ピットクルー君とエールの交換をしつつ(テンション最高潮!!)、ここからは独りです。エンジンを掛けて、カメラをスタート。改めて暖気をしなかったせいか、水温は47度でした。ちょっと低いかな?とおもってアクセルを煽ってました。(動画参照のこと)
  名前を呼ばれたので、手を上げました。約3名の拍手が聞こえました。(撮影:愚者さん)
 ウォームアップラップ開始の緑フラッグが振られました。IZUさんに教えてもらったコツを実践して、1コーナーまでのシフト計画を確認します。3速まで入れてしまって良さそうな感じ。(1コーナー侵入に2速のエンブレも使えるし、、、。)で、ウォームアップランを継続。路面はチンチンに暑いのでしょうが、どの位やばいのかはペースが遅くて判りませんでした。コースを1周して再びグリッドにつきます。脇から覗いてフロントタイヤの位置を確認し、軽くクラッチを繋いでちゃんと1速に入っていることを確認して(ここらへんの儀式も動画で確認できます。)、レッドフラッグの退去を待ちます。緊張と興奮が最高潮!!気持ちを落ち着けて、集中力を高めて、フラッグに注目して、、、、スタートです。

 <スタートしてからの心の声を書き記すとこんな感じ、、、。
 よし!スタート!!  クラッチミートはOK! えっ、でもバイクが斜めに進んでる!? 誰もスタートミスして無いよ!スタートで前に出る作戦は失敗!! 1コーナーが近づいてきた!! うわっ、凄いプレッシャー、、、、。 えっ?あれ??どうするの??? うわー、沢山抜かれてるよ、、、。 もしかして最後尾??? (ここらへんでS字~1ヘアに到着。)

 いやー、本当に酷かった、、、。

 後で動画で混乱の1コーナーをじっくり観察したのですが、(オンボードカメラって本当に便利!!)スタート時、バイクが微妙に傾いていたみたいです。それで、真っ直ぐ綺麗にダッシュできませんでした。3速までのシフトアップに点火カットは使ってなかったと思います。完全に全開になっていなかったせいもあってか、シフトアップの度に徐々に置いていかれている感じ。で、ブレーキを掛ける頃には完全に囲まれていたみたい。1コーナーは超インベタでやり過ごすつもりだったのですが、目の前の開いたスペースをアウト側から被せられてしまってお手上げ状態。そうしている内にアウト側からはバンバン抜かれて、S字に到着してもどのタイミングで割り込んだら良いのか判らずにアタフタしているうちに合計11台に抜かれました、、、、。ダメだこりゃ!
 スタート前の最高潮の興奮が、スタート後僅か20秒足らずでドン底に転落しました。急性自己嫌悪に陥りながら走行を続けて、混戦のうちに少しでも前に出なきゃ!と頑張るも巧くいかず、2ヘアではアウトから黄緑?のバイクに被せられて(同時に最後尾ではない事に気付いて)、もう抜かさせないよ!と再びスイッチオン。追撃を開始しました。
 ホームストレートに戻ってきて、例の如くサインボードが見当たりません。決勝は未知の路面温度で基準タイムが判らない問題もあって、ピットクルー君には残り周回数を提示するようにお願いしていたのですが、、、。(次は大きいのを作ってこよう)と心に決めつつ周回数は自分でカウントする事にしました。(でも、4周目くらいで訳がわからなくなって断念。)
  MCコーナーを疾走する私。(撮影:のぶさん)
 追撃を開始して、一台は簡単に抜けました。数周後、その前のバイクに追いついてパスしようと試みるのですが全然ダメ。ストレートとコーナー後半は僕が速いのですが前の人がブレーキがとにかく巧くて侵入で刺すのは相当困難。最終立ち上がりでラインをクロスさせる作戦も巧くいきませんでした。そうしている内に1コーナーでアウトから被せられてビックリ!負けじと立ち上がりダッシュしたので抜かれずに済みました。(走っていた時は気付いていなかったけど実はymaさんだった事が後で発覚!)前走者とラインを換えて、1コーナー・最終コーナーはイン側からアプローチしていたので結果としてブロック出来ていたみたいです。
  1コーナーで不意にymaさんに被せられた1シーン。抜かれなくて良かった、、、。
 現実的に考えて抜く場所は裏ストレートしか無さそう。で、何度かトライするものの最終侵入で刺し返されてしまいます。かっこ悪い!でもそんなある周、前のライダーに疲れ?のような物が見えて、ペースが鈍ってきたみたいだったので2ヘアでぴったり後ろに付く事ができて、ようやく裏ストレートでパスできました。(あぁ、グダグダ、、、。)
  やっと、パスできたよ、、、、。(撮影:motoさん)
  ラストスパート、1ヘアを攻める私。(撮影:愚者さん)
 ホームストレートに戻ってきて、サインボードを発見しました。残り3周しかありません。前がクリアになったので自分のペースでタイムを詰めて(ここで決勝のベストラップ1'07"678をマーク)更に前を狙いました。レースも終盤。裏ストレートでふと水温を見てみると何と108℃。(うわ~、ごめんよ~、でも、もうチョット頑張って!!)と容赦なくアクセル全開!!結局、前を行くライダーとの差を0.5秒まで詰めて、さっき抜いたライダーを2秒以上引き離した時点でゴール、、、。結果は21位でした。
 チェッカーを受けてからクーリングラップに入るわけですが、各コーナーでは旗振りスタッフが総出でニコニコ笑顔で旗を振って迎えてくれます。まぁ、レースでよく見る風景なのですが、いざ自分が迎えられる身になると、(結果が散々であったにもかかわらず!!)結構ジーンと胸にこみ上げてくる物がありました。(あぁ、TT参加を決意してから本当にいろんな事があったけど、無事にゴールできて本当に良かった!参加したのは正解だった!!!)と感慨に耽りつつ、旗振りお兄さん達に手を振ってゆっくり一周してピットに戻ってきたのでした。
  あ~、無事ゴール出来てよかった!!(撮影:のぶさん)
レースの一部始終を記録した動画をUpしました。お楽しみあれ。



  後片付け終了後、ピットクルー君とモナークに行って遅い昼食。ローズポークとんてきを食べました。
 私が撮影した写真はココにあります。

さいごに、

 ワイルドピッチさん、ymaさん、コバピーさん、ピットクルー君、ONDさん、愚者さん、のぶさん、VFR王子さま、motoさん、てってさん、OG-Rさん、シゲR-1さん、リーンウィズさん、ファイヤーガレージさん、その他多くの皆様、(順不同)

 お陰さまでTT初参戦を無事に終了させる事ができました。応援・サポートありがとうございます。心から感謝しています。


ディアブロスーパーコルサ(SC2)積算走行時間:30分

筑波TT in June NMクラス(予選篇)

とうとう、やってきました!筑波ツーリストトロフィ!!

 朝は早起きして、途中守谷SAでピットクルー君と待ち合わせをして(こういうときに1人乗りトランポは辛い)、7時前には筑波に到着しました。ピット争奪戦には参加する気が無かった(ていうか、自転車を持っていない)ので、それなりの時間に到着。しかしながら、その時点でサーキット傍の駐車場は満車になっていて(1/3は場所取りだったと思うけど、、、。)仕方なく北ゲート傍に車を停めて、このために購入した台車を使ってせっせと荷物を運ぶ事にしました。
 途中、ライダー・クルー受付(そんなに混んでいなかった)を済ませつつ、どこにピット設営するかな?と物色して、車検場脇にピットを設営する事にしました。
 で、準備を進めます。当日車検のレースは去年のSLY耐久で体験していて、相当忙しくなるだろう事は予想していたのですが、実際超がつくほど忙しかったです。
 とりあえず、サイドスタンドを外して、アンダーカウルを外して車検に備えます。ここらへんでONDさん登場。色々と手伝ってもらいました。本当に感謝!!車検は一応パスできたものの、車載カメラのワイヤリングをしておくように、あと、カメラ申請を済ませるようにとの指示を受けました。
 その後、カメラ申請(書類の記入で済む。要は、撮影動画を商業利用しないことを約束すれば良い。)を済ませて、トランスポンダを取り付けて(意外と苦戦)、再びアンダーカウルを取り付けて、カメラをワイヤリングして、給油を済ませて、、、暖気場へ行ってエンジンを暖気しました。この時点で予選開始まで1時間を切っていました。これからタイヤウォーマーを掛ける事を考えると少々時間が足りない??段々、焦ってきました。水温70℃を確認して暖気を止めてタイヤを暖めはじめて、自分も着替えて軽くストレッチをしました。ここら辺で第2の助っ人、愚者さん登場。予選開始9時45分まで少々時間があるかな?とか思っていたら、そんな余裕は無くて、実際に走り出す前にもう一回チェックを受けて、列に並ぶ必要があるので、着替えが済んだら割と直ぐにピットを出発。で、チェックを受けた後、ピット前にてもう一回ウォーマーを掛けて、予選開始を待つ、といった段取り。本当にもう大変!!休む暇、ジックリ考え事をする暇も無く、ドンドン準備を進行させなくてはなりません。
 今回は頼もしい助っ人がいてくれたのでどうにか間に合いましたが、クルー1人体制はどうやら相当要領良くやらないと無理っぽい事を学びました。あと、バイクをチョコチョコいじっている時間はありません。準備を出来るだけ事前に済ませておいたのは正解でした。
 で、慌しい事務的な段取りがようやく終わって、今度は走る事を考えなければいけません。サスの設定は練習の時のままで行く事に決めていました。タイヤが新品なのでどうかな?とは思っていたのですが、諸般の事情でリアの車高が僅かに下がっているので、結果バランスすると予想していたのです。
 着替えを始めたあたりで、意識的に自分のテンションを高めるように意識しはじめました。予選の時間はたったの15分。序盤からガンガン行く必要があります。朝一番の短時間の予選といえば去年のSLY6耐の苦い思い出がどうしても頭を離れません。スロースターターの私にとって非常に辛い状況です。予選7秒は正直困難だと思っていました。9秒だと恥ずかしいから最低でも8秒は出そうよ!ってのが現実的なプラン。で、とうとう予選開始の時間がやってきて、バイクに跨るのですが不思議と気持ちはリラックスしてました。タイムアタックをせねばならぬ重圧よりも、準備の慌しさと猛烈な暑さからの開放感の方が大きかったみたいです。もう、これからは走る事だけを考えれば良いのです。
 で、コースイン。出だし、新品タイヤのネバネバ感を感じつつ走行開始。(でも2周も掛からず自然になる。皮むき終了。)自分の体の慣熟も兼ねて徐々にペースを上げる最初の数周、困った事に気付きました。ピットクルー君にお願いしていたラップタイムのサインボードが見当たりません。けちって小さいボードを作ったのが災いしたのかも???タイムが判らない事に不安を覚えつつも走行を続けました。
 予選中は不思議なテンションで走っていました。焦りと緊張でミスを連発!などということは無く、かといって、気合バリバリ100%アタック!という程でも無く、何というか、これまでの練習の成果の再現で淡々と走っていた感じ。直前の練習と通勤中に車載動画を繰り返し眺めていた事は無駄ではなかったみたい。今になって改めてラップタイムペースを確認してみると、4周目にはとりあえずの目標であった8秒台には入っていたみたい。ちゃんと準備が出来ていれば何とかなる物です。
 で、更にもう一頑張りするか!?と思っていた予選中盤、とても怖い目にあいました。

 遅めのバイクに追いつき気味だったので、さてどうしよう?と思っていた矢先、S字後半で鈍い衝撃を感じて、ビックリしつつも後ろから来たバイクと接触した事に気が付きました。(やばい!!)と思いつつも、何とかコースアウトせずに済みました、、、。人生初接触です。(おいおい、今はレースじゃなくて予選中だぜ??)と憤慨しながらも、かなり気が動転していたので、一旦ピットスルーするか?とも考えましたが、残り時間の事を考えると未だアタックが足りていない気がしたので、頑張って走行継続する事にしました。
 気を取り直してアタック再開。時間も残り5分くらい。この頃になってようやくサインボードを見つけました。表示は8秒フラット。思っていたより良いタイムです。ラップショットと違って1周遅れの情報なのでピンと来なかったのですが、(あれ?でも、今の周はもっと良かったよな?)と思いつつ戻ってくるとボードの表示は7.1?。(あ!ベスト更新してるよ!!)俄然、元気が出てきました。で、残り時間最後の一分張りをするつもりだったのですが、微妙に離れた前のバイクがわずかに気になってそれ以上のタイムは出ませんでした。今になって考えれば、一周ペースを落として間を空ければ良かったのですが、本番中そこまで気が付きませんでした。

 予選中にまさかのベスト更新!!
 ホームストレートでブレーキに指をかけようとしている私。(撮影:愚者さん)
 MCコーナーを抜ける私。(撮影:motoさん)

 ピットに戻ってきて、自分の順位は27台中12位であることを聞きました。予想を遥かに上回る出来。もう、テンションは最高潮!!スタート頑張ればシングルフィニッシュできちゃうかも??グフフ、、、。とか思っていました。

 しかし!!      (決勝篇につづく)

ディアブロスーパーコルサ(SC2)積算走行時間:15分

2009年6月25日木曜日

筑波2000練習(CBR600RR) その4

 TT強化月間パート4、とい(以下省略、、、。)

 何だかんだでTT前最後の練習がやってきました。私と同じくTT参戦のワイルドピッチさんも居ました。2人ともA1~3の3枠走行です。元々天気予報の芳しく無い日だったためキャンセルが殺到し券が完売しなかったため、最悪の混み具合というわけでは無かったです。結局雨は降らなかったのですが、曇っているにもかかわらずムシムシして暑かったです、、、。
 で、練習を開始する訳なのですが、ココ数回は辛い日々(シフト勘違い、ラップショット表示惑わされ)が続いたので挽回が必要です。先日の走行以来、走行動画の復習を重ね、問題点の洗い出しは出来ていました。そんな中で今日の目標は「悪い流れを断ち切る。」事の一点。本場前にベストタイムを欲張ったところで巧く行くかどうかは???ですし、だいたい今日はA枠しかないのでタイムを狙うのには適していません。なので今日は守りに徹して、これまでのベストタイムを如何に安定に走れるようにするか?に注力する事にしました。

◇一本目:A1(8:30-9:00)
 準備を済ませて走行開始です。枠はAなので特に緊張する事も無く慣熟走行を開始しました。一本目のテーマは現状把握。シフトやラップショットに惑わされない状態で自己ベスト付近までペースアップできるかどうかの確認です。
 走り始めてしばらくして、ひとつの事に気づきました。それなりのペースで走行中、区間タイムを確認する事は極めて困難です、、、。先回はプラス・マイナス表示を走行中に見れていたのですが、その時は全然ペースが遅かったのだという事を改めて気付かされました。なので折角の区間タイムを走行中の励みにすることはどうやら難しそうなのですが、以前から実践していた、2ヘアの立ち上がり、コントロールライン前後ではチラ見をしてペース確認をするようにしました。ラップタイム表示時間を調整したのでコントロールライン間際のカウントダウンがライブで見れるようになりました。
 走り続けて、まぁまぁな感触は得られました。いくら激混みでないとはいえ、流れはA枠なので、簡単に7秒復活はなりませんでしたが、8秒台には入っていました。ふぅ、やれやれと思っていた終了間際、1コーナー立ち上がりで転倒者が出て、1コーナー~S字の区間、コース中央にオイルが出ました。あぁ、まだ一本目なのに、、、。コース復旧後、何周か走ったのですが、石灰を避けるとS字1個目の倒しこみが大回りになってしまう状況。そんなにバンクしていないので石灰を踏んでしまっても大丈夫なのかもしれませんが、ワザワザ試す気にはなりませんでした。

◇二本目:A2(10:00-10:30)
 一本目を走って、頑張ればタイムが出せそうな状況にあることは確認できました。二本目のテーマは、そのペースを出来るだけ楽をして走れるための工夫、具体的にはサスをいじりました。現時点での最大の弱点はやっぱり1コーナー侵入です。(これは、レースをする上で致命的な問題になる可能性が高い、、、。)なのでブレーキング~侵入の不安感を取り除く(=フロントの接地感を高める)効果を狙ってフロントのサス設定を現状のHRC標準設定からイニシャルを1回転締め、圧を2クリック抜き、伸びを1クリック締めました。感触は上々でした。フロントタイヤが路面にグリップする様子を今まで以上にハッキリと捉えられるようになった印象。前下
がりの代償の立ち上がりの開け難さは感じなかったのでバランスが取れていて良い感じ。この設定変更により今まで以上のブレーキングで突っ込む事は逆に難しくなってしまったかもしれませんが、今は安定性重視で行く事にします。
 1コーナー~S字にオイルが出てしまった時点でタイムはどうでもよくなりかけていたのですが、二本目で8秒フラットまで出ました。良い感じ。

いまや定番のワイルドさん追走動画。相変わらず1コーナーで抜かれてます。

◇三本目:A3(11:30-12:00)
 三本目は二本目の延長でセッティングをいじってみようか?とも思いましたが、ソコソコ良い感じにはなっていると思ったので(+本番はニュータイヤでどのみち状況が少し変化する事は確定なので)、今のセッティングで走りこむ事にしました。レース前の最終調整です。
 そのような状況を強く意図していた訳ではありませんが、結果として三本目は追いかけっこの練習になりました。なにせA枠なので前に詰まる事しばしばなのですが、諦めてピットスルーするのでなく抜く努力をしてみました。が、そうそう巧くいくものでなく相変わらず抜くのは下手なのですが、諦めずに後ろを付いていく練習にはなったかもしれません。

 二本目終了の時点でカメラステーのネジを締めてみたら、車体の振動を拾うようになって像がブレブレ。サスのセッティングは終わったのに、カメラのセッティングは思い切り外してしまいました、、、。

 で、予定の三本を走り終えました。本番を迎えられそうな自信は何とか付きました。にしても今日は三本通して転倒者が多かったですね、、、。

◇走行終了後
 走行終了後、ワイルドピッチさんとモナークに行ってねぎラーメンを食べました。いろんなネギが乗っていて食べごたえあり!

 その後、本番までもう走行が無い私はリーンウィズに行ってタイヤの交換をしてきました。新しくセットするタイヤは勿論ディアブロ・スーパーコルサ!(交換中に衝撃に事実が判明したのですが、まぁ、ここには書きません。興味がある人は私に直接訊いてください。)で、ご好意でガレージを貸していただけたので、オイル交換・クーラント交換・ラップショット取り外し・カウルの拭き掃除・等々を済ませて本番前の最終チェックを済ませました。ピレリのステッカーを貰えたので定番のフロントフェンダーに貼り付けました!

 さぁ、2日後には本番です!!!

ディアブロスーパーコルサ(SC2)積算走行時間:5時間15分 → 交換

2009年6月20日土曜日

筑波2000練習(CBR600RR) その3

TT強化月間パート3、ということで、またまた筑波で練習です。

 13日A3枠の散々な走りはショックでした。しばらくダメージが残り憂鬱な日々を過ごしました。(まぁ、食事は喉を通ったし、夜はグッスリ眠れましたが!)しかし!19日(練習前日)の帰宅時、電車の中で問題のA3枠の動画をiPODで見て、単純なシフトミスである事に気付きました。やる気復活!よし頑張るぞ!と意気込んで筑波に向かいました。今日はA3、B2の二本走行。ワイルドピッチさん、ヨウさん、アンド_k0さん、コバピーさん達がいました。今週からはじまった区間タイム制で初走行になります。

◇一本目:A3(10:00~10:30)
 ラップショットの設定で一枠使ってしまいました、、、。
 結論から書くと、
CP:3
PAS:3

 にしておけばOKなのですが、(僕のCBRだけの問題?かもしれませんが??)時たま?、ピットレーン出口で通過カウントされてしまうので計測開始タイミングがずれる事があります。この事に気付くのに時間を要し、結局4~5回ピットインしました。
 ピットイン・アウトを繰り返すだけでは全然練習にならないので、途中ウォームアップがてら真面目に走行もするのですが、混み方が酷めな事もあってか調子はイマイチ。でも、先週の悪夢のA3枠のような不安さは解消されていて、乗れていない感は払拭されました。
 結局、殆ど練習にはならないまま一本目は終了。あぁ、勿体無い!!

◇二本目:B2(11:30~12:00)
 自己ベスト付近の感触を得る事もできずにB枠走行開始です。休み時間、氷枕を使って文字通り頭を冷やして集中力を高めました。よし!行ける!!と腹を括って、イザ走行開始。
 走行開始から数周後、いつものようにワイルドピッチさんに抜かれました、、、。

 置いていかれないよう頑張ったのですが、1ヘア立ち上がりでリアが軽くズルっときて、!!と思っている間に置いて行かれました、、、。

 A3で苦労して設定した甲斐あってかラップショットはキチンと動いています。CP通過時の表示内容を「区間タイム」でなく「ベストラップとのタイム差」に設定した(ラップショット3になって追加された機能)のでCP通過時には「-0.46」とか表示されるようになりました(↑の動画参照。)。ひとつ困った事が発生しました。私のラップショットはトミンで走行中にタイムを確認できるよう、センサー通過後14秒間結果を表示して、その後はリアルタイムを表示する設定になっています。これまで筑波を走る時は最終立ち上がり後、4、5、6、、とタイムが計測されるのを見ながらコントロールラインを目指していました。(結構、ドキドキして楽しい。)しかし、筑波の第3区間(バックストレートエンド~コントロールライン)は14秒掛からないので、バックストレートエンドCPの結果を表示したままコントロールラインを通過してしまい、新たに「-0.22」とか表示されるだけなので実ラップタイムがサッパリ判りません、、、。表示時間を短く直そうか?とも思いましたが、時間は限られているのでそのまま走る続ける事にしました。ラップタイムは走行終了後確認できれば良いので。
 で、周回を重ねる訳ですが、ノリノリでした。CPを通過するたびに表示される結果はマイナス表示が頻繁で、走る度にタイムが伸びていく印象。「おっ、また更新か!今日は乗れてるぜ!!」といった気分。現状のテンションでタイムは無理なく伸びているようだったので、それ以上の過剰なチャージは控えました。無理して限界を超えちゃうのがヤだったので。そうしている内にチェッカーが出て走行終了。トランポの所まで戻ってきてドキドキしながらBESTボタンを押すと、、、

「げぇっ、、、うっ、嘘だろ!?!?!?」

 酷いタイムでした。物凄く落ち込みました、、、。しばらくふてくされた後、ガッカリしながら帰宅しました、、、。

<後日談>
 余りに不甲斐ないタイムだったので家に帰ってから車載動画のチェックをしました。走行中CP通過時に表示されるタイム差とメモってきたラップタイムを比較してある事に気付きました。どうやら、「-0.46」の表示は「0.46秒遅れています」の意味のようです。(普通、逆でしょ!!)なので、僕は徐々にタイムを更新しながら、限界を超えないよう抑えて走っていた訳ではなくて、序盤に出たなんてことは無いタイムを切る事無く、そーっと走っていたわけです、、、。そりゃないよ!!
 ただ、走行中に感じていた乗れている感はある程度当たっている部分もあって、過去に記録したベストラップの動画と比較すると、最終侵入は同レベルで安定して走れるようになっていて、イマイチだった1コーナー、2ヘアの侵入が僅かに速くなっています。(完成形には程遠いですが。)その代わりに得意にしていた1ヘア~ダンロップが遅くなっていて(これは走行中自覚があった)、ストレートでの最高回転数も落ち気味。要するに、練習したいところだけは頑張って、それ以外のところでは無意識に手を抜いていたみたいです。あ~~~。


また、貴重な練習時間を無駄にしてしまいました、、、。先週のシフト違いもそうですが、普段では考えられないような落とし穴にスポスポ嵌まっている要領の悪さに驚きを隠せません。TT本番は来週。もう一回、練習したいなぁ、、、。

撮影した写真はココです。今回はワイルドピッチさんだけ、、、。

ディアブロスーパーコルサ(SC2)走行積算時間:4時間00分

2009年6月12日金曜日

筑波2000練習(CBR600RR) その2

TT強化月間パート2、ということで今日も筑波で練習です。

<その一、6月12日(金)>

翌月予約したA3枠に加えて、A2、B3枠を筑波走行間に当月予約しました。予約の埋まり具合が遅かったので予想はしていたのですが、パドックはガラガラ。8時チョイ前に到着したにもかかわらずピットの空き!すらありました。(でも、僕はお気に入りの食堂そばの青空ピットを使用。)知り合いの人も沢山居ました。JUN1さんが一年ぶりの筑波です。
◇一本目:A2(9:00~9:30)
 昨日の7秒がマグレで無いか不安に思いながらもコースイン。パドックのすき具合と同じで、コースも激混みではありません。前に詰まって詰まってダメということはありませんでした。出だし、1コーナーの突っ込みでブレーキを掛けすぎてしまって大苦戦しました。折りしも1コーナーの練習を重点的にやろうと思っていた時に、かえって前より遅くなってしまったような感じ。最終侵入からの流れで1コーナーブレーキングの強弱が変わるので非常に難しいです。苦戦しながらもなんとか以前並み?のペースに戻す事はできました。(自己ベストから進歩はしてません、、、。)
 微妙に詰まる前に少々苦労しながらも、終盤頑張った周で出たタイムが7秒65。再び7秒台に突入です。ふぅ、一安心、、、。

◇二本目:A3(10:00~10:30)
 休みの時間が30分しかありません。疲れと暑さでグッタリしながらもウォーマーを巻き直して準備して再び走行です。
 直後にB3があるので、タイムアタックというよりかは苦手項目の練習やチェックに主眼をおいて走りました。B3枠をフルで走りたかったので、早々に切り上げ給油等の準備をしておくつもりだったのに、途中赤旗で時間がシフトし、「もう一周、もう一周走らせて!!」と周回を重ねるうちにチェッカーが出てしまいました、、、。

◇三本目:B3(10:30~11:00)
 事前に準備しとくはずが失敗してしまいました、、、。A3終了後、給油を済ませ、水分補給をして、椅子に腰掛け深呼吸をして、、、再び走行開始です。(何分くらい遅刻したのだろう??)B枠2回目でそれなりに緊張はしていたのですが、まぁ、ダメだ!と思ったら早々に引き上げてこよう、、、位の気持ちでリラックスして走り始めました。
 走り始め、直前まで走っていたので当然流れは掴めています。当然の如く、申し分ないくらい流れが良いので集中して走れます。疲れは気にならなかったので最後の一本。ガンガン走る事にしました。
 ディアブロの感触に慣れてきたのか、最終侵入の次に変化を感じられたのが1ヘア~ダンロップまでの区間でした。以前は全然攻めている手ごたえが無かったのに、今日は気持ちいいくらい巧く走れました。1ヘアのカントを使って力強く旋回し、(ブレーキリリースの思い切りが重要)立ち上がりはキッチリ開けて、舗装の切れ目でハンドルがブルっとなるのを感じつつ、弱めのブレーキでダンロップに切り込む感じ。苦手意識が消えました。変わりにペースが上がったのでMC切り返しを再調整しないといけないかな?といった印象。
 で、出たタイムが1分7秒44と自己ベストの100分の5秒落ち。ベスト更新はなりませんでしたが、悪くは無いタイム。7秒台を再現できたのでとりあえずは満足です。

 明日も筑波です。3枠走って結構疲れました、、、。後片付けをして(十数時間後には又来るのに、、、)帰宅してとにかくグッスリ寝ましたzzz。

<その二、6月13日(土)>

 睡眠は十分取れたので気分は悪くなく体のダルさもありません。さぁ、今日も練習!!ということで再び筑波に出発。
 今日は週末なので流石に混んでいます。昨日はバタンキューで寝てしまったので車載動画の復習とかが全然出来てません。(これは良くない!)なので、昨日のテーマの延長で走る事にしました。

◇一本目:A2(10:00~10:30)
 苦手ポイントのチェックに重点を!と心に誓ってコースインしたのに、混雑による流れの悪さから来るタイムの不振にストレスを感じて、ついつい熱くなってしまいました、、、。熱くなったついでに余計な力も掛かってしまっていて、走行途中、手が痛くなったのに気付いて、(あぁ、やっちゃった、、、)と思った時には残り時間も僅か。結局頑張った割には8秒台しか出ていなくて、予定していた課題の消化もままなら無い状態。あ~~。

◇二本目:A3(11:30~12:00)
 どうせ混んでてタイムは出ないのだから、課題練習!課題練習!と休み時間中に落ち着きを取り戻して、さぁ!頑張るぞ!!と思っていたら、走行開始直前の枠で2ヘアにオイルが出ました。(またかよ!)テンションをなるべく落とさないよう集中力を維持しつつコースイン。
 しかし!散々でした、、、。
 全然乗れていません!オイルのせいで相当アウトからアプローチせざるを得ない2ヘアの影響を差し引いても論外のタイム。まぁ、ラップタイムは度外視しても、それ以外の区間も思ったように走れません。旋回中のタイヤの接地感が薄く、物凄く不安定な状態。最終侵入なんかも何だか怖くて全然以前の走りが出来ませんでした。
 結局辛うじて10秒切るレベルで走行終了。一緒に走っていたワイルドピッチさんのタイムから考えても酷すぎ、、、。(どうしちゃったんだ!?一体??)と訳も判らない不調で相当落ち込みました、、、。
調子の乗らない私を容赦なくパスするWP氏。ついていこうと頑張るも、次々と抜かれて、全然ダメ!!

<後日談> この悪夢のようなA3枠の動画は全然チェックしていなかったのですが、改めて確認してみると、いつもは2速でコースインしているのに、この時は3速でコースインしてました!以降、ずっと+1速で走っていた訳です、、、。な~んだ!!いつも、裏直でシフトミスした時はタコメーター等で探りを入れるのですが、よもやシフトが違っているとは思ってもいませんでした。裏直でのシフトアップポイントが遅めなのは2ヘアの石灰のせいだと思っていたし、、、。まぁ、原因が判って良かったです!が、貴重な練習枠を一本無駄にした、、、。

走行終了後、ワイルドピッチさん、motoさんとモナークに行って食事しました。
 エビフライと海鮮コロッケ。本当にレパートリーの多い店だなぁ、、、。

12・13日に撮影した写真はココです。

ディアブロスーパーコルサ(SC2)走行積算時間:3時間15分




2009年6月10日水曜日

筑波2000練習(CBR600RR)

 TT強化月間、という事で休みを取って筑波に練習に行きました。

 というのも、先日、猛烈に悩んだ挙句、月末に開催される筑波TT・NMクラスへのエントリーをしてしまったのです。今のベストタイムでは勝負にならない所か恥ずかしい結果に終わってしまいそうです。なので、本番(27日(土))までに猛練習をすることにしました。

 入梅直前の不安定な天気。予報では雨は降らないといっていたのに、谷和原ICを降りたあたりで霧雨がパラつく始末。「え~!?」と思いつつも筑波についていたら雨は降っていなくて、結局一日降りませんでした。ワイルドピッチさん、ko-kiさん、ONDさん達が既に到着していました。
 今日はA2、A3の二本を走行予定です。A1をパスしたのはスプロケ交換が必要だからで、作業時間+タイヤ暖め時間を考えると8時走行開始は難しそうだったからです。なのに!前日早寝出来なかった事もあるのですが、朝出遅れてしまい、着いたら結局走行1時間前、、、。大急ぎでスプロケ交換し、ウォーマーを掛け、走行券を買いに行って、何とか走行開始には間に合いました、、、。
 今日からディアブロスーパーコルサ(SC2)です。空気圧は冷間1.80に前後とも調整しました。サス設定は筑波向けでHRC標準セット。曇ってはいても湿度が高く、準備作業で大分汗ばんでしまいました、、、。

◇一本目:A2(9:30-10:00)
 久しぶりの筑波+ニュータイヤに少々緊張しながらも、心と体は先週末のファイヤーガレージで暖まっていてガンガン行けそうな気がしていたので割と気楽に走行開始。タイヤの皮むきをしつつ、感触を確かめていきます。
 開始して数周して、いきなり前に詰まってしまいました。タイヤにも慣れていなかったのでガムシャラに抜くことはせずピットスルー。で、抜けたらダンゴに引っ掛かってしまって、またピットスルー、、、。で、走行再開するのですがイマイチ詰まり気味で全開で走りきれない状況。今日は最終の突込みを強化したかったのですが、前の人に合わせてブレーキを多めに掛けてるような状況。(これはハズレ枠を引いちゃったかな?)と思いつつも、タイムを見ると9秒台に突入してました。どうやらインフィールドが速く走れているみたいです。
 全周を通してのタイムアタックがしづらい状況だったので、タイヤの慣熟に焦点を移しました。私は03CBRの時代からずっとドラゴンスーパーコルサの人だったので、違う銘柄のタイヤにトライするのは久しぶり。そこで、新しい相棒ディアブロさんと会話をしながら走行を続けました。
 グリップが高く、寝かしても安定している事は走り出した直後から感じ取れました。徐々にペースを上げていくと他にも色々な事が判ってきて、、、
・最終前半でバイクが寝る。
 これが一番の驚き。ドラゴンを履いている頃、特に09に乗り換えてから顕著だったのですが、最終侵入で頑張って突っ込むと全然バイクがバンクしませんでした。奥に進んでバイクが失速するとようやく膝が摺れる、といった状況。それがディアブロだと進入からしっかりバイクが寝ます。だからといって極端に失速もしません。(タイヤのプロファイルのせい?)迂闊にガツンと寝かしこもうものなら、とても危険な事になりそう、、、。コントロールが必要です。
・コーナー立ち上がりでアクセルを開けやすい。
 特に意識して開けまくった訳でも無いのに、インフィールドのコーナー立ち上がり、徐々にスロットルを開けていく状況において、(あれ?もう全開??)という事が多々ありました。しかも、滑っちゃうような恐怖感無し。おかげでインフィールドの直線スピードが伸びました。
・ブレーキを掛けない緩いカーブ(S字、2ヘア前)でも体を入れると割と曲がる。
 まだ感触を掴みきれていないのですが、S字の全開時間とかを改善出来そう。

 総じて、「能力がとても高いが、ライダーはその分デリケートに操作しないといけないタイヤ」なのかな?といった印象。

 上記の慣熟の最中に1'09"08が出ていて、簡単にベストは更新できたみたい。で、その後も試行錯誤しつつ走っていたある周、

 最終立ち上がりで前方にバイクが居たので真っ直ぐ立ち上がれず、イン側にラインを換えたのに出たタイムがいきなりの7秒台。

 「な、な、ななびょうだい!?!?」

 計画では一日練習して8秒が見れれば十分と思っていたので予定外のハプニングにビックリ、、、。で、その後の3周連続して8秒台をラップして一本目終了。

 パドックに戻って、7秒でたよ~ん、とか話をしていたら、ko-kiさん曰く「これはもう、B2を走るしかない!ほら、丁度そこで券を売っているよ?」よくよく見ると確かにB2チケットを譲りたがっている人が居るみたいです、、、。ワイルドピッチさんやONDさんも「走ろう!走ろう!B枠!!」と疲れきった僕をまくし立てる始末、、、。
 (何を言っているんだ?この人たちは!!僕がそんな軽はずみな事をする訳が無いじゃないか!!)と思いつつも気付けば車の中の財布を取りにいってました。(でも、15秒くらいは悩んだ。)

◇二本目:B2(10:30-11:00)
 B2を走る事を決意してから走行開始までの時間は短く、準備におおわらわ。それでも一通り準備は整って、突然のB枠デビュー決行の時が来ました!!

 ワイルドピッチさんは「これで、追走動画が撮れますね!」などと嬉しい事を言っていたのに、、、

 アウトラップ2ヘアで早々に僕をパスしてしまい、その後、僕は1コーナーでブレーキミス、、、、。

 ko-kiさんは「僕に付いてこれば大丈夫!!」と頼もしい事を言っていたのに、、、

 裏ストレートで猛烈な勢いで抜かされました。ついていけね~。

 予想してはいましたが、B枠は恐ろしいところです。でも、これで終わりにするわけにはいきません。めげないで集中してラップを重ねて、バラバラだったパーツをかき集めて完成度を高めて、、、

 はい、またベスト更新です。1'07"39。これまでのベストが1'09"39(5/16)だったので、今日一日でジャスト2秒短縮した事になります!

 その後も走り続けたのですが、疲れてきたのか細かいミスが目立ち始めたので、カリカリ全開アタックは止めにして練習走行を続けました。で、残り5分くらいで走行を終了し、パドックに戻ってノートPCを立ち上げて、天気予報も確認の上、12日の当月予約を済ませました。我ながらよくやるわ、、、。 

◇三本目:A3(11:00-11:30)
 当初予約していた枠が、突然走る事になったB2の直後にやってきました。結構、疲れてました。ガソリンの残りも25分は持たない量。でも、枠を放棄するのは勿体無かったので、PCで予約したり、水分補給をして休憩した後、遅れてコースインしました。タイムアタックはもう十分です。練習走行開始です。現時点で一番問題なのは1コーナー侵入です。ファイヤーガレージで気付かされてはいたのですが、シフトダウン×2がとても下手です。試しにブリッピング無しのクラッチのみシフトダウン(註:CBR600RRにスリッパークラッチはついてません、、、。)をしてみたのですが、練習すれば何とかなりそうな雰囲気。
 クリアラップは不要だったのでピットスルーすることも無く走り続けたのですが、何か、朝一走り始めの頃と比べると(自分で言うのも変ですが)別人のようでした。ラインの自由度や周りへの注意等に相当余裕が出来ました。タイヤの頑張りが本当に凄い。終盤間際になってクリアラップが取れそうな雰囲気。一発勝負で頑張って出したタイムが1'07"86。狙えば7秒台が出ることを確認して(+ダンゴに追いついちゃったので)走行終了。あ~疲れた、、、。

◇走行終了後
 ワイルドピッチさんとモナークに行って食事。あとD'sやホームジョイ本田に寄り道しつつ帰路につきました。
 (あ~、出ちゃったよ7秒台、、、)とか物思いに耽りながら車を運転していたら、常磐道の方向を間違えました。しかも気付いたのが桜土浦、、、。

ディアブロスーパーコルサ(SC2)積算走行時間:1時間15分