2011年7月28日木曜日

筑波訪問(CBR600RR)

さぁ、タイヤは新品に換えました!ガンガン走り込んでタイムアップを狙います!狙うは4秒台!?

□1日目:7月28日(木) B1、B2

直前になって天気予報がに変わりました(号泣)。それでも、予報だって外れる事もある!と強気の判断で筑波に向かいはしたものの、、、結局シトシト降り続けた霧雨が止む事はありませんでした。折角の新品タイヤでこんなコンディションを走る気はありません。走り込み1日目はCBRをトランポから下ろすことなく終了!30日の予約も取ってあるので再挑戦だ!!
雨が止むのを待っている間、ピットでmotoさん、ろくあ~る さんとお喋りしてました。走るのが無理そうだという事が判って、選手権を控えたmotoさんはタイヤ交換作業を開始。汗だくになって頑張っているのを ろくあ~る さんと2人で見学してました。

スポーツ走行は出来なかったので、帰り掛けに家の近所の市営のスポーツセンターに行って、トレーニング室で筋トレをしてきました。何せ市営の施設なので安い(会費無用、1回使用料300円!)うえにエアコンが効いているのでこの季節は快適です。IZUさんの入れ知恵で存在を知って、最近になってお世話になるようになりました。

□2日目:7月30日(土) B1、B2

天気予報は、、、それもかなり絶望的に(大号泣)。さすがの私でも週に2日も走行券を買いに行くだけの目的で筑波サーキットに行くだけの甲斐性はありません。というわけで、走り込み2日目は筑波に行くことなく終了!次回予定は未定!!

しかたなく、またスポーツセンターに行って筋トレをしてきました。(他にすること無いのかよ!)

ちなみに、B1はヘビーウェットだったけど、B2は急激に路面が乾いてドライで走れたらしい、、、。まぁ、ついてない時はこんなもんです!

というわけで、走り込み大失敗!

どうする筑波TT!?

(って結局見切りでエントリーしてしまいましたが、、、。)

ディアブロスーパーコルサ積算走行時間: 新品のまま!!

2011年7月24日日曜日

筑波練習(CBR600RR)

別に筑波の練習が嫌いなわけではないのですが、気付けば最後に筑波を走ったのはゴールデンウィーク、、、(土日の走行枠が殆ど無かったから?)。2ヶ月ぶりに筑波走行となりました。そういえば、先回走ったときは5秒が出たんでしたっけ。そろそろ9月TTの事も考え始めなければなりません。

今回予約したのはA1B2の2枠。久しぶりの走行でいきなりB枠というのも気が引けたので一本目はA枠でリハビリに充てました。
大慌てでトミンレシオのリアスプロケを筑波レシオに交換している私。(撮影:みっち~さん。この写真の撮影後、アクスルを通すのを手伝ってもらいました。深謝!)

□一本目:A1-8:30~

ピットは取れなかったのでS字内側に車を停めました。割と時間に余裕が無かったので大慌てで準備して、まぁ慣熟だから25分フルで走れなくてもいいや!と変な余裕を見せつつ、遅刻してコースインしました。今回は新しいブーツ(ガエルネGP-1)を履いてコースインしました。先回の筑波走行では3→4のシフトアップが出来なくて大苦戦でしたが、度重なるトミン走行で鍛えた?ので今回は巧く行くかもしれません。

コースインしようとピットレーンを走っていると、ならしの さんのS1000Rが1コーナーに侵入していくのが見えました。「よし、頑張って追いついてGoProで追走動画を撮るんだ!」と目標を立てて走行を開始します。しかしながら!久しぶりの筑波走行でいきなり快走できるほど私は器用ではありませんでした、、、。台数の多さは別に気にならなかったのですが、なんというかキレが無く、前車を全然抜けません。(これじゃ、ならしの さんに追いつけないよ、、、。)と焦りつつも、なかなかリズムを取り戻せません。不幸中の幸いというか、新ブーツのシフトアップ問題は解消しているようでした。

途中、ピットスルーして流れの良い所を探そうか?とも考えましたが、そうすると再びならしの さんにめぐり合える可能性は無くなるように思えたので、ピットスルーはせずに頑張って前車をパスし続けました。そうしたら、何故か途中から再び3→4にシフトアップできない症状が再発しました。何故!?こうなるとラップタイムが伸び悩みます。それでも頑張って走り続けた結果、ようやく前方にならしの さんが見えて、(よし!追いついた!!)と思ったら、ならしの さんピットイン、、、。目標達成ならず!丁度その後クリアラップに恵まれたので、シフトチェンジに悩まされながらも出たタイムが7秒台でこれが一本目のベストタイムになりました。あれ?5秒は何処に行ってしまったの(泣)、、、。
ホームストレートを走る私。(撮影:さむ。さん)新ブーツは色の相性は抜群なのですが、、、。

記念すべきGoProでの筑波初動画。でも内容はイマイチ!シフトチェンジに苦しむ様子を見てやってください。ちなみに、最初のほうにピットに向かう ならしの さんがチラッと映ってます。

□二本目:B2-10:00~

一本目が慣熟になったのかどうかは良く判りませんが、とにかく体は暖まりました。二本目はガンガン行きます!無論ブーツは旧GR-S、、、。)5月に走ったときと比べてタイヤは明らかに劣化しているので、5秒を出したときのような、寝ているときからガンガン開けちゃう作戦は使わない方が賢明でしょう。とはいえ、一本目の走りは全然タイヤの能力を使いきれていないと思えたので、無理しない範囲で開け開けで頑張る方針で行く事にします。

しかしながら!状況は厳しかったです。シフトアップが出来るブーツ(笑)のお陰でリズムは何となく取り戻せたのですが、1コーナー、2ヘアの立ち上がりでリアが軽くズルズル言い始めました。(何!?もうタイヤが駄目か?いや、未だ使える筈だ(願望)!焦りながらもスロットルを神経質にコントロールしつつ走っていると、MC立ち上がり(ハイサイドの名所)で本格的にリアをズルッと滑らせてしまいました。

(しまった!やっちまったか!?)

大きく滑らせてしまった直後、(あぁ、また苦難のカウル修復をやらないといけないの?)と悲しい気分になりました。次の瞬間、車体がビクンと起き上がり、ケツが完全にシートから浮いてしまって、(あれ?もしかして僕も修理が必要??)とか訳の判らない状況に混乱しつつ、、、次の瞬間にはシートにスポッとケツが着地して何とか事なきを得ました。駄目です。とてもじゃないけど無理が出来る状況では有りません。ちなみに車載動画は操作ミス?で録画出来ていなかったので動画は無し。見れない方がかえって幸せ?

一旦ピットスルーして呼吸を整えて、走行再開したのですが、頑張っても6秒89が限界でした(その周でも2ヘア立ち上がりはズルズルだった、、、。)。ふ~、やれやれ、、と思っていると おんど さん(3秒切りおめでとうございます!) に巡り合いました(当然抜かれて)。親切にも引っ張ってくれるみたいだったので、頑張りたい所だったのですが、、、リヤタイヤの不安があって、巧く引っ張られる事が出来ませんでした(おんど さんゴメンナサイ、、、。)。それだけでなく、フロントタイヤも徐々に怪しい挙動を見せ始めました。1コーナーやダンロップで全然曲がらなくなりました。あれ~?

そんな苦しい中でも一点だけ光が。全ての周ではないのですが、時として2ヘア前半でDR-Zトミン練習で体感できた「車体を路面に押し付けながらググっと旋回する」挙動を出す事が出来ました。なにゆえ2ヘアだけ??原因は良く判りませんでしたが、これは手ごたえアリ?
走行を終えて(ブーツの履き慣らしをしつつ)まったりとしている私。(撮影:さむ。さん)
この写真を見れば、何故?私がパドックでツナギを脱いでもプロテクターを取りたがらないのかお判りになるはず。
Akashitimiさんピットでカキ氷をご馳走になりました。Thanks!!
シフトアップの不調を解析すべく、(上)通常時、(下)シフトアップ時の状態を写真撮影(撮影協力:ヨウさん)。結局のところ、リンク長を調整するとかしないと駄目みたいですね。

走行を終えたフロントタイヤ外観。溝は残っているのですが、溝のエッジが完全にヘタってしまっています、、、。ときに、ピレリ通の貴方ならばもうお気づきでしょうが、私はこのタイヤを間違えてずっと逆履きで履いていました!まぁ、影響は有って無いような物でしょうが。

結局、二本走って良い事が全く無い日でした。
以前から判っていた事ですが、自分に足りない事は筑波での走り込みです。幸い来週は夏休みなので平日でもスポーツ走行できます。今のタイヤで練習を続けても危ないだけでしょう。なので、思い切って帰り道でリーンウィズでタイヤを新品に交換し次回のスポーツ走行(28日)に備える事にしました。ここでガンガン練習を重ねて、自信を持って9月TTに参戦したい所です!!

私の撮影した写真は↓コチラ。
筑波サーキット 2011年7月24日
ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:6時間00分 (うち1時間はヘビーウェット)→新品に交換

2011年7月17日日曜日

マシ耐III参戦。


<準備篇>

思えば、昨年のマシ耐IIは大惨敗でした。午前中に生涯初27秒を出せたのは良いとして、午後の耐久はヘロヘロで話になりませんでした。

思うに、技術云々は抜きにして体力が全然無いのが問題なのです!
なので、今年は事前に体力作りを開始しました。まず、6月末から夜のジョギングを再開しました(去年は夏は全く走っていなかった!)。あと、暑さに慣れるために7月に入ってからは毎週末トミンで走行し暑さに対する耐性を高めました。これで今年は行ける?

で、体力づくりを済ませた後、レース前日にCBRのメンテを済ませました。すると、、、一番暑い時間帯は避けて作業したつもりだったのに、軽く熱中症に掛かってしまいました、、、。あ~あ!

冷却水を新品に交換しました。(ヒートブロック+MoCOOL5%ブレンド)
あと、またまたまた、車載カメラステーに手を加えました。↑の写真はこれまでのカメラステー。
上側のプレートを外して、穴を開けて、新しくマウントを取り付けます。指でつまんでいる振動対策重りはとりあえずそのままにしておきましたが、現在は外してしまいました。
で、カメラを取り付け。そうです。GoProを買ってしまいました。おもちゃみたいな外観が気に入らなくて今まで食わず嫌いだったのですが、みっち~ さん動画を見て衝動買いしてしまいました!

<当日篇>

朝起きて、いきなり最初の試練が待ち構えていました。
何故か時計が「7:30」と表示しています。

「???、、、!!」

一発で目が覚めて、そして凍りつきました、、、。こともあろうに、こんな大事な日に二度寝をぶちかましてしまいました!
先ず最初に塾長に遅れる旨を電話連絡して、その後、大急ぎでトミンに向かいました。例年、海の日が絡む3連休の中日に開催されるマシ耐の日は例外なく道が混むのです!なので、いつもよりも早めに目覚ましを掛けて(時間差2発)おいたのに、、、。
しかしながら、意外なくらい道は空いていました。震災の影響で常磐道を北上するルートは人気が無かった?のかもしれません。なので、最悪、午前中の到着すら怪しい!とまで覚悟していたのに、トミンについたのはAクラス一本目のフリー走行が終わりかけの頃でした。遅い受付を済ませて、遅れてすみませんと塾長に謝って、さてどうする?という話になったのですが、塾長から「一本目はCクラスで、二本目はBクラスで走ると良いよ」と特例を提案してもらえました。
この措置は実はとっても優しい配慮で、体力勝負になる午後の耐久に、午前の走行が少ない(=体力消耗が少ない)状態で望むのは明らかにアンフェアなのです。(正直に書きますが、トミンへの道中、午前のフリーをサボって予選・決勝だけ走る作戦を考えたりもしました。でも、あまりに姑息なので行使する気にはならなかったのですが。)
君は気付いたか?梨塾HPレポのイメージ写真にて、Aクラス(一番左)で上から3番目だけ蛍光ペンが塗られていない所が有る事を!!(写真提供:梨本塾)

で、Bクラス一本目の走行時間を使って大急ぎで準備を済ませて、なんとかCクラス走行時間に間に合うことが出来ました。

□フリー走行一本目<Cクラス>

大急ぎで準備したので車載カメラとGPSは無し。慣熟走行目的でコースインしました。A→Cの乱入で私は本来招かれざる客なので、(譲られた場合を除いて)前者をパスするのはホームストレートのみ、の制限つきで走行しました。
慣熟で意識したのが、先日のDR-Z走行で得た感触のCBRでの再現でした。が!全然うまくいきません、、、。途中、塾長から、最終コーナーで2度バンクしちゃってるから良くない、とのコメントを貰ったのですが、改めて走りながら確認してみると、立ち上がりの縁石そばで付け足しバンクをしているようで、、、思うに、コーナーの前半で何か頑張らなければいけない!という焦りが生んだミスマッチをコーナー後半の付け足しバンクで帳消しにして走ってしまっているのでしょう。
「二度寝するのは布団の中だけにしとけよな!」と心の中でネタをつぶやきつつ、走行を継続します。
流石に朝一なので体力の不安は全く無かったのですが、(ある程度温存しといた方が良いんじゃないの?)という心の声を掻き消して結構走りこんでしまいました。(今になって思うと、この頃は元気だった、、、。)で、一本目は終了。
休憩中の写真。(写真提供:梨本塾) 脇に氷枕を挟んで体を冷やしつつ、水分補給。飲んでいるのは(お腹のケアを考えて)ヘルシアウォーター!

□フリー走行二本目<Bクラス>

少々短めのインターバルを挟んで走行二本目です。休み時間の間にGoProを取り付けて、GPSを取り付けて、、、あと、水温上昇対策で燃調いじりに挑戦しました。先日“アイドリング調整!”のために購入したECU接続ハーネスとノートPCを使って燃料噴射量を変更できるのです(ていうか、本来こっちで使うためのもの)。で、セオリー通り燃調を濃い目に変更しようとしたのですが、どのくらい振ればいいのか見当が付きません(事前にWebで調べたが収穫ゼロ)。仕方なく、全領域でプラス1%してみよう!と試みました。入力箇所が多くて面倒だな~とか思っていると、“全領域を一括で増減できるボタン”を発見したので、やったね!とばかりに+1%してマップをCBRに転送しました。

で、二本目走行開始。燃調変更の水温への影響はしばらく走り込まないと判りません。が、それ以前に、スロットル開け始めのレスポンスが何となくダルくなった印象が有ります。何故??(後日になって発覚したのですが、先ほどの燃調変更は狙った「既存のマップ(ハルク謹製!)+1%上乗せ」でなく「全領域で+1%(=ほぼゼロマップ)」になってしまっていたようです。道理で乗り難い訳だ!あぁ、使いにくいよ!HRCのECUソフト!!)結局、水温低下には殆ど効果が見られませんでした。
走行二本目はダラダラと走り続けないで、仕上げのつもりで方針を決めて、無理矢理完成度を高めました。で、〆のアタックで出たタイムが辛うじて27秒。何か、去年と展開が似てますね???

記念すべき、GoProでの初27秒。ちなみに27に入ったのはこの一発勝負の周だけ。

走り終わって、塾長に水温の事を訊いてみたら、「ロアカウル取っちゃえば?」と非常に判りやすい助言。他に打つ手が無いと思ったので、写真撮影のあと、ロアカウルを外してしまいました。

□昼休み

午前中の走行を終えて、皆グッタリしています。自分もヘトヘトです、、、。日陰のパドックで休憩して、多少は体力が復活しました。
自分の扇風機+みっち~さんの持ってきた工業扇で強制冷却。日除けのために被せたタオルと麦藁帽のおかげでCBRが暑さでヘバっているオヤジのように見えます。
集中力を極限まで高める?ためにチャリティー・キャンギャル記念撮影敢行。カウルの補修跡は殆ど判りませんね!

□予選

勝負のタイムアタックです。今回はラップショットが無い(ロアカウルと一緒にセンサも外してしまったから)ので少々勝手が違います。ダラダラと走っていたずらに体力を消耗するのは得策ではありません。なので、周回数を絞って、2回くらいアタックをした後、あと3周くらいを残した状態でコースオフしました。が、既にヘトヘトで昼休みに充電したスタミナを使い果たしてしまいました、、、。
自己採点の予想予選タイムは「27秒後半」でした。でも、もしかしたら28秒切れてないかも???とか不安に思っていたら、本当にそうでした。(冴えてる!) で、私の予選タイムは28秒156でAクラス7位でした。去年がBクラス1位だったので紙一重でしたが一応成長?
予選走行中の私。みっち~さんが帝王奥まで出張してくれたお陰の珍しいアングル。(写真撮影:みっち~さん)
タイムアタック全開走行中、ではない私。本気で走ったのは数周で、あとは呼吸を整えたりリズムを確認するために流して走ってました。(写真撮影:みっち~さん)

□決勝<マシ耐III> Aクラス 30周

決勝コースイン前、ガソリン給油を忘れたことに気付いて、大慌ての私。(撮影:みっち~さん)

私は3列目からのスタート。隣にはgaiさんが居ます。長丁場とはいえ、スタートは頑張らないとね!?という訳でスタートに集中。クラッチミートのタイミングはバッチリだったのですが、回転数を落としてしまい、加速が完璧ではありません。もう少しで前列のAB沼さんにも届いたかも?という間合いだったのですが届かず、6位で周回を開始しました。
スタート直後の写真(写真提供:梨本塾)。この時点で足が地面から離れているのはフロントローのおじさん2人と最後尾の私だけ!どうだ!?

目の前を走るのはAB沼さん、早々に抜けそうな雰囲気ではありませんでした。なので当面のペース配分として、AB沼さんに離されないようなペースを意識しました。私の後ろを走るgaiさんには早々に1コーナーとかで抜き返されるのかな?とか思っていたのに中々抜かれません。(あれ?調子悪いのかな?後ろは気にしなくて良い?)と完全に油断しきった12周目、アッサリ1コーナーで抜かれました。
あぁぁ、、、。最下位に転落、、、。(写真提供:梨本塾)

(よし、ここは、めげずに付いていくんだ!)と後ろに付いて行こうとするも、何故かドンドン離されていきます。そのまた前を行くAB沼さんとの間隔も拡がっているので、自分のペースが落ちているみたい。抜かれた事による精神的ショックでしょうか?疲れがどっと出ました。なので、一周手抜きの周を入れて休憩を取り、仕切りなおして再び頑張りました。そうしたら、トップのH見さんが後ろからやって来ているのに気付きました。(何?もうラップされるのかよ!)と驚きながらも、最終コーナーをアウト寄りに立ち上がってストレートを左寄せで走って進路を譲りました(けど、あとでK-RUN動画を見てみると、1周弱、頭を抑えちゃったみたいですね、、、。すみません)。
そうして走っていると、かなり離されてしまっていたAB沼さんが段々近づいてきているのに気付きました。(これは!バテたか?)周を追うごとに追いついているみたいです。何処で抜くか?ホームストレート~1コーナーが定番なのでしょうが、少々苦戦しそう。実は秘策が有りました。序盤、ずっとAB沼さんの後ろを走りながら、帝王の立ち上がりで目一杯アウトにはらむラインを確認済みでした。帝王立ち上がりを真直ぐに加速できれば左に着く前に前に出れそうです。左侵入のインサイドを刺せないのが難点ですが、相手のベストラインを抑えることも出来るので何とかなりそうです。もたもた絡むとラインが重なって衝突する危険があるのでスパッと行く必要があります。そんなこんなで真後ろに付けた周、帝王でピタリと後ろにつけて、立ち上がりでスパッと抜きました。(多くの人が気付かなかった実に地味なパッシング、、、。)


前を行くgaiさんには相当離されてしまいました。残りは単独で走るしか無さそう、、、。ラスト数周になって、後ろに社長が追いついて来ている事に気付きました。こちらは抑えるつもりは全く有りません。サッサと抜いていってよ!って気分だったのに、ちっとも1コーナーで刺されません。青旗は出ていなかったので露骨な譲り方もしていなかったのですが、ブロック一切無しの1コーナーでは簡単に抜かれると思っていたのに???(もしかして社長もバテたのか?)とか考えながらファイナルラップ、1コーナーでアッサリ刺されました。最後の最後でやられました、、、。で、(少々精神的にダメージを受けつつ(笑)、)6位でゴール。
ファイナルラップの1コマ(写真提供:梨本塾)。心なしか、背中ががっかりしているように見えます。
みっち~さん撮影の最終コーナー立上加速之図。CBRのカウルの中身。限定公開です!

決勝の車載動画。ラップショットは機能してないので、GPSログに基づいてラップタイムのテロップを入れてみました。

去年の結果は散々(Bクラス5位)でしたが、今年は何とかAクラス入賞圏内で完走できました。ロアカウルを外した効果で水温上昇は100℃ちょいで頭打ちになったのでペースダウンしなくてOKでした。家に帰ってGPSログからラップタイムを算出してみたのですが、決勝のラップタイムはおおよそ28秒台。昨年は29~30秒台でしか走れていなかったので、これは成長と思って良いでしょう!(もっとも去年は35周でしたが。)ただ、上位の人がそれ以上のペースで完走していることもまた事実で、特に優勝したH見さんに至っては、スプリントレースとほぼ変わらないペースで30周完走しちゃっているので驚きです。(走行後、意識朦朧になるくらいバテテましたが、そこまで自分を追い込めるのも凄い!)自分はマダマダ鍛え方が足りませんね!




ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:5時間00分 (うち1時間はヘビーウェット)

2011年7月10日日曜日

Deto Racing Factory走行会に行ってきた。

トミンで開催されたDeto Racing Factory走行会に行ってきました。(7月に入ってトミン連続2週目!)
この走行会、(隼だらけ・・・の時代から数えても)自分は参加した事がありませんでした。しかしながら、今回はIZUさん松千代さんといった普段あんまりトミンで会わない面子が参加、あと、BroccobirdさんもTuono(スペル合ってる?)で参加するとの事で面白そうだったので参加してみる事にしました。(その後、エントリリストに おぐりん さんが増えているのも発見!)

色々考えて、今回はDR-Z400SMで行く事にしました。
先週のCBR練習があまりにもシックリ来なかったので、何か刺激というかキッカケが欲しかったのです。

ただ!

DR-Zに乗るの本当に久しぶりです。サーキットで乗るのが約2年ぶり。街乗りも全然してませんでした。なので、走行準備は大変でした。バッテリーは完全に干からびていたので新品に交換(近々に車検があるのでどのみち必要)。その他ブレーキメンテや給脂、チェーン清掃もキチンと済ませました。一点、タイヤ(ディアブロスーパーコルサ!)が2年物であることが少々気になりましたが、見た目に溝も残ってる(捨てるのは勿体無い!)し、ひび割れとかも無いし(バイクはちゃんとカバーをかけて保管)、まぁ、一皮剥けば大丈夫でしょう!という事でそのまま。

おぐりん さんの隣にパドック設営。ログハウスから聞こえる有線放送(さしづめ90年代ロックチャンネル?)に二人で終日ノリノリでした。

先週もそうでしたが、とにかく暑かったです。梅雨も明けました。スケジュール上、走行時間は1本15分しか無かったりしたのですが、寧ろ好都合でした。走り続けるのは無理!
走行開始前に既に33度!!

で、走行を開始しました。転倒する可能性が高いと思ったのでツナギは古いのを着ました。
予想通り、出だしはチグハグでした。車体が全然落ち着きません。でも周回を重ねていくにつれて段々シックリ来るようになってきました。タイヤも全然問題無さそう。旬のグリップは既に損なわれたのかもしれませんが、走っていて不安感は全く有りませんでした。素晴らしい!

粛々と周回を重ねて、、、何というか、物凄く楽しいです。「バイクをキチンと操ってる感」がヒシヒシと伝わってきます。CBRと比較して多目のストロークのサスペンションと柔らかいシートは、走り始めの時のようにリズムが合っていないとフワフワと落ち着かない挙動が出てしまうのですが、リズムが合ってくると、サスペンションは(本来そうあるべきの)シーソーの動きを感じ取ることが出来て、横Gでシートにケツがめり込む感触も感じることが出来て、「あぁ、バイクってこうやって乗るものだよね!?」ということを再認識出来た気がします。素晴らしい!
しかしながら、セルフステアでハンドルが切れる挙動を巧く感じ取ることが出来ませんでした。CBRの時もそうですが、今の乗り方に何か問題があるということでしょう。恐らくは下半身のホールドが甘い。
リズムが掴めて来たあたりで、乗り方(シートの着座位置・ハングオフ、リーンウィズ)も色々換えて乗ってみたりもしました。慣れのせいか、一番走りやすいのは後ろ乗りのハングオフでした。前乗り脚出しのモタード的練習もしたかったのですが、とりあえず後回し。

途中、逆走の時間帯も一枠有りました。ここでは思い切って「モタード的侵入スライド」の練習をしてみる事にしました。(順周り最終コーナーの侵入が練習におあつらえ向き)

しかし!

全然巧くいきませんでした(泣)。何回かトライしたのですが、一回だけリヤタイヤから可愛らしく「キー」と音が出ただけ。パドックから見ていた おぐりん さん曰く「ブレーキング練習してるのかと思った!」との事、、、。今になって考えて、原因は幾つか思いつきますが、最大の要因は「ビビッていた」ことですかね~。悔しい!

以下はDeto Racing撮影(ありがとうございます。)の走行写真。
最終進入。ブレーキリリースは済んでいるのに殆ど舵角が付いていません、、、。右手でハンドルを押してしまっているようにも見える?
最終旋回中。上の写真と比べるとちゃんと舵角が付いている?ように見えます。リアサスがしっかりストロークしてます。

ちなみに順周りのタイムですが、、、これまでのベストが30.13だったので、楽に29秒には入るだろうと思っていたのに、、、1日走って30.11がベストでした。(一応、ベスト更新!)まぁ、今日の練習はタイムが目的ではないので(言い訳)。

また機会を見つけてDR-Zで走り込みたいですね。
 午後になって、北西方向に立派な入道雲が。このとき栃木の方は豪雨+雷だったみたい。
帰りがけの風景。

写真は↓にありますよ。
DETO Racing Factory 走行会 7月10日

ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:忘れた。使い始めてから2年以上経っている事だけは確か。 

2011年7月3日日曜日

トミン練習(CBR600RR)

カウルの修復も無事終了したのでトミンに練習に行ってきました。休日ということもあって40台近くの走行予約があり、3クラスのクラス分けになってしまいました。一本20分を計三本、走行時間1時間なんて少なすぎ、、、なんて事にはなりませんでした。というのも梅雨明け前だというのに予想最高気温は30℃を越え、とても暑くて走り続けられないのです。分量的には適当でした。

 修復の終わったCBRのカウル。よく見ると補修跡の境目が見えます。
 同じく修復の終わったカウル。カウルを直し終わって、何というか、精神的にも少し楽になりました。
気温はキッチリ30度越え!あぁ、嫌な季節がやってきました、、、。

今日のテーマは(少々間が開いてしまいましたが)先月のサシ塾の復習です。今まで何も出来ていなかったコーナー前半でキチンとコーナーリングの段取りを行えるよう練習です。

で、教えてもらったことを思い出しつつ走行を開始するのですが、、、
何か巧くいきません。色々と試行錯誤してみたものの、「これだ!」という手ごたえを得ることが出来ず。今までの走り方とこれから身につけようとしている走り方が喧嘩をしちゃってるみたいで、混乱状態です。あと、強く意識しようとしていた侵入でのセルフステアに関しても何だかサッパリ手ごたえがありません。う~ん、、、。
走行三本目で何とか27秒台に入れることが出来ましたが、27秒後半しか出ませんでした。帝王のライン取りとかはサシ塾で教わったラインに換えてみてのタイムなので、いきなり好タイムが出ないのも仕方がない気がしますが。

途中、みっち~さんに追走される機会もあったのですが、後ろから見て「S字で開けてない、あと、左のブレーキ早すぎ」だそうです。(車載動画はトラぶっていたみたいで本当に本当に残念!)要するに、27秒から先で頑張らなくてはいけないセクションで全然頑張れていなかったようです。まぁ、自覚症状も有りましたが、、、。頑張るのを怠った、というよりかは、頑張っても大丈夫だ!と信じることが出来る「何か」が欠けていたような気がします。何が足りない?

イマイチ!


一応車載動画。立ち上がりでクリップできてませんね。
みっち~さんに走行写真を撮ってもらいました。他の人と比較すると、どうやら自分は、膝をたたむのが一番遅くて(=起き上がるのが遅い)、あと上体の伏せ方が少なめ。う~む。
 午後の時間帯はカメラの練習。スローシャッターの練習をしてました。↑は巧くいった一枚。(モデル:Akashitimiさん)
とりあえず27秒に入りました!程度のタイム。

(もう十分堪能されたかと思いますが)写真は↓にあります。
トミン 2011年7月3日

ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:3時間45分 (うち1時間はヘビーウェット)