2011年2月27日日曜日

梨本塾に行ってきた。(2011年2月)

先月は見学オンリーだったのですが、今月は走ります!私のCBRはオーバーホール直後なので、そっちの具合も気になります。そんな高まる期待とは裏腹に走行準備の方は上手くいっていなくて、本当だったら塾前に一回フリー走行で走っておきたかった(割引もあるし!)のに走る事が出来ず、最低でも10時間以上使った今のタイヤ(何だか愛着が湧いて来た)を替える事くらいはしておきたかったのに、それすら出来ておらず、、、。一時は塾の参加自体を見送ろうかとも思いましたが、そうやってパスばかり続けているといつまでたっても走れないような気がしたので、とりあえずエントリーしてしまいました。まぁ、ここ最近は寒い日が続いているし、どうせ良いタイムは出ないだろうけど、何かが掴めればそれで良いさ!と極めて低いモチベーションでトミンに向かったのでした。

ところが!いざトミンに着いてみると、予報ほど気温は低くなくて、結構走れそうなコンディション??いきなり調子が狂いました。
 カメラステーにまたまた手を加えました。重りの位置(重心)を移動して、具合の良かったソケットレンチ固定式に近づけてみました。
 車載GPSを新しく(747Pro)しました。お陰で左コーナーで変なラインをトレースする事が無くなりました。
ツナギの背中に文字を入れました。作業を依頼したのはこのツナギを購入したボスコ・モト。

□フリー走行一本目
CBRオーバーホール後の初走行。ついでに言うと、2011年トミン初走行。ドキドキしながらコースインして感触を確かめてみると、、、。エンジンの状態がすこぶる絶好調!!高回転域を殆ど使わないトミンでも差がハッキリ判りました。コーナー立ち上がり、スロットルを開け始めた瞬間から以前よりもモリモリパワーが出ているのが判ります。それでいて、ドンつきも無く、素直な出方をするので扱いに困ることもありません。先日見せてもらったパワーカーブの低中速トルクのイメージそのまま?の特性に感激しました。あと、アフターファイヤーの音が聞こえるようになりました。かつては花火大会のようにスロットル全閉でボボボン!と音がしていた私のCBRだったのですが、いつごろからか、音が余りしなくなりました。サイレンサー内のグラスウールの経年変化なのかな?とか勝手に納得していたのですが、エンジンの調子が影響していたようです。(とにかく、楽しい!!)あまりの様子の変わりように私はヘルメットの中でずっとニヤニヤしてたと思います。ただ、タイヤの方は流石にお終いみたいで、寝かしこむ事に難を感じます。これは仕方が有りません。
一通り走った後、一回ピットに戻ってみると、塾長より「ターンインが雑になっている。あと、立ち上がりのスロットルを開けるのも、もっとマシンが立ってからで良い。」との助言があったので、そのことを意識しつつ走行を継続。朝一だったので無理してもしょうがないのですが、どれくらいタイムが出るかな?という事が気になったので、気合一発、1周だけタイムアタックをしてみたら28秒フラットで走れました。大体、走行一本目では28秒前半が目安だったので、割と良い感じ??とか思っていると、ここ最近トミン練習に余念の無い社長さんは何と一本目から26秒に入れてるらしくて驚きました!

□フリー走行二本目
状況が状況なので真剣タイムアタックをしてもしょうがないので、オーバーホール後のマシンの慣熟に精を出すことにしました。が、結局グローブのテストで終わってしまいました。安売り等で入手したスペアのグローブを色々試しているうちに走行時間が終わってしまいました。何やってんだか!?タイムは一応27秒に入りましたが、27秒9とか、辛うじて28秒を切るレベル。

□予選
結局、確かな手ごたえを得ることなく予選の時間になってしまいました。しかも!呆れた事に、今日は走行前のタイヤの空気圧チェックを忘れていて、午前中フロントは少々低めの、リヤは少々高めの空気圧で走っていました、、、。本来の空気圧に合わせた状態で慣熟し直す必要があります。なので予選前のフリーから速めのペースで調子を探りました。で、タイムアタック開始。空気圧が変わったところでタイヤが消耗している事には変わりが無く、特にフロントが辛い状況でした。ブレーキの引き摺りが多いとスリップダウンしそうになります、、、。厳しいな~、とか思いつつ、前が詰まってしまったので一旦ピットスルーして隙間を作って、最後の周に出した27秒8がベストタイムでした。
予選が終わってから、他の人のタイムを色々聞いて回ってみると、26秒に入ってる社長さんは別格として、残りの人は手元計測で27秒8辺りの人が結構多くて、、、。どうしたものか?と考えましたが、まぁ、今日はタイヤも辛くてライダーも本調子ではないのでAクラスに残っていれば十分でしょう!と思っていざ集計結果を見てみると、、、

Aクラス2位でした、、、。

□K-RUN A Class 20Laps
なんというか、調子が狂いました。必勝体制など程遠いのは当たり前、モチベーションもグチャグチャであるにもかかわらず、いきなりフロントローです。しかも、午前中の久しぶりの走行で少々バテ気味でした。もう、どうしたら良いのか、、、。いくら調子が悪いからといって、このチャンスを逃すわけにはいきません。とりあえず、スタートに集中だ!!と気合を入れてスターティンググリッドに付きました。フロントローは1位社長さん、2位私、3位 ymkzさんと3台CBR600RRが揃いました。

フラッグに集中して、、、スタート。100点満点とは言えないかもしれませんが、まずまずのスタート。右側のymkzさんは視界から消えました。で、左側の社長さんよりも微妙に先行できたようです!(やった!!)と思ったのも束の間、2速に上げているうちに(これが失敗?)徐々に追いつかれて、それでも我先に!と1コーナー目掛けて突っ込んでみたら、、、
 スタート直後は微妙に1位だったのに、追いつかれてしまって、大慌てで1コーナーを目指している私。頭の向きが若干アウトよりなのは視界にチラつく社長さんが気になってしょうがなかったから、、、。(写真は梨塾HPより抜粋)
 1コーナー侵入後もサイド・バイ・サイド状態。ちなみに写真を見ると座布団一枚をはさむ隙間も無さそうなくらい接近してますが、接触は有りませんでした。頭の向きが若干アウト・・・(以下省略)(写真は梨塾HPより抜粋)
結局S字切り替えしでは置いていかれた私(泣)。チャンスを逃しました・・・。(写真は梨塾HPより抜粋)

アウト側から社長さんに被せられて、1コーナーでは完全にサイド・バイ・サイド状態。(1コーナー脱出で先にスロットルを開けられた方が前に出られる!)と思えたので、(早く開けたい!早く開けたい!!)とタイミングを待ちつつも、インベタラインで脱出しづらい状況にあり、おまけに2速のギアでは緩~い加速しか出来ずに、S字切り返しで完全に先行されました。折角のチャンスをいきなり逃しました、、、。
26秒で逃げる社長さんに今のコンディションで追い越せる可能性は皆無に思えました。でも、諦める訳にはいかないだろ?という事で、出来る限りの追撃はしたのですが、4周目くらいに27.83(一応、本日のベストラップ)を出したのが最後の抵抗、あとはドンドン離されていきました。それどころか、スタミナ切れでバテてきたのか、ハイペースを維持するのが辛くなってきました。今のタイヤだとコーナー前半では無理が出来ません。なので、立ち上がり~ストレート区間でキッチリ加速することを心がけて2位キープの方針に切り替えるほかありませんでした。
決勝走行中の私。(撮影:みっち~さん)最近の私は無意識にバンク中に上目遣いで首を傾ける癖がついてしまったようで、、、何かかっこ悪いです!

中盤以降、後ろがとても気になりました。かといって大きく振り向くと一気に刺されるリスクがあります。姿こそ見えないものの、後ろから音は聞こえるのです。終盤になって、後ろに対する不安がMAXになりました。そこで、左コーナー侵入でアウト一杯からブレーキングして、チラリと内側を見てみたら、何と!ymkzさんCBRがそこに居ました。(ヤバイ!)と思った私は立ち上がり~裏ストレートで頑張って辛うじて2位ポジションをキープできました。あとは後ろを振り返ることなくひたすら逃げて、ファイナルラップ、ラストチャンスで刺されるリスクがあると思ったので、左コーナーのインを閉めて(それ以外で私は確信犯のブロックラインは使ってません)、ヘロヘロになりながら辛うじて2位でチェッカーを受けることが出来ました。
 イン側をチラ見してビックリ!そこにはymkzさんが!!更に後ろには2台もいるとは知りませんでした・・・。(写真は梨塾HPより抜粋)
 3台に追いかけられて必死になって逃げる私。(写真は梨塾HPより抜粋)
ヒーヒー言いながら、かろうじて2位でチェッカー。(写真は梨塾HPより抜粋)

本当に疲れました。何故ここまでバテたのか見当が付きません(最近、練習をサボってたから??)。Aクラス2位は私のこれまでのベストリザルトだったのですが、なんか、あんまり嬉しくありませんでした、、、。

K-RUNで燃え尽きたので、四本目は走らずにAクラスの人の写真を撮影してました。

サッサとタイヤを交換して、社長さん追撃体制を整えたい所です。

走行の合間に撮影した写真は梨塾HP気楽な掲示板)経由で公開中です。お楽しみあれ!

ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:11時間45分 天寿を全うしました。もう、替えます。

2011年2月12日土曜日

CBR600RRオーバーホール

2シーズン走ったCBRをオーバーホールする事にしました。
よくよく調べてみると、2年間で6000km走っていました。トミン、筑波が丁度3000kmずつでした。
2シーズン完走を待たずして、サスペンションのオーバーホール、ドライブチェーンの交換は既に完了していました。しかしエンジンは一回も開けていません。どうしたものか??悩みました。正直、パワーダウン等の自覚症状は無かったのです。やるとしてもヘッドメンテナンスだけで十分でしょう(年明け筑波テストでミッションに異常は無い物と判断)。色々考えた結果、ヘッドメンテナンス+ハンドルステム調整をやってもらう事にしました。理由は、ここしばらくはマシン乗り換えの予定はないので大事に乗ったほうがいいだろうという判断と、こなれた人に組み立ててもらうだけで乗り出しより寧ろパワーUp出来るかも??とか考えたからです。

メンテナンスはこのマシンを購入したHARC-PROにお願いすることにしました。
 エンジンを開けた所の写真をメールで送って貰えました。2年間走って真っ黒!バルブは幸い傷ついていなかったのでカーボン除去の後再利用できることになりました。ラッキー!

作業は1週間で完了していました。作業終了時にシャーシダイに掛けた、という話を聞いたので、結果をチラッと見せて貰いました。最高出力は600ccレーサーベースとして順当な値だったのですが、谷間なく、低中速からモリモリと出ているトルクを見て(やった!)と感激しました。

早く走りたいです!!