2010年9月26日日曜日

梨本塾に行ってきた。(2010年9月)


毎度毎度で梨本塾に行ってきました。今年は記録的な猛暑で9月に入っても暑い日が続いて大変だったのですが、今日は暑さも納まったみたいで良さそうな感じです。CBRはTT前に大分整備を済ませたので、何もいじらずそのままの走行でした。なので、朝一にスプロケ交換して走行に備えました。あと、リアサスのイニシャル設定は以前と同じのセッティングに戻しました。準備に時間がかかることを見越して早めに来たからか、Aクラスエントリだったのに、私には珍しく、走行時間スタートとともに走り出す事が出来ました(笑)。

□フリー走行1本目
出だしはゆっくり調子を確認くらいのつもりで走り出したのですが、気温が暑くないからか、とても快適でした。タイムを狙っていた訳ではないのに、未だ詰めが甘くて完成度イマイチだな、とか思っている段階で28.35が出てしまいました。(今日は物凄く調子が良い?)とか思いつつ、走り続けているとそれなりに暑くてしんどくなってきたので一旦ピットインして水分補給。
で、一息ついた後、再び走行開始しました。今度はタイム狙いです。走行を再開してからしばらくして、あっさり27.91が出ました。(生涯2度目の27秒台。ベスト更新。) あっさり27秒台に入った事に拍子抜けしつつ、継続して頑張って走行。猛暑の先月と違って、連続してタイムアタックが可能です。これは素晴らしい!残り時間は僅かになってきましたが、もう少しタイムは伸びそうな感触。そこで私は速い人の後ろに付いてく作戦を敢行。今回はAB沼さん(久しぶり)が来ていたので、ピットアウトのタイミングを合わせて追走を開始しました。すると、1~2周もするとAB沼さんがピットイン。仕方なく、独りで頑張ってみるか?と一周こっきりのタイムアタックをしてみたところ出たタイムが27秒78。ベスト更新です。で、一本目終了。

いきなり一本目からベスト更新!!

□フリー走行2本目
一本目から予想外にタイムが伸びて、正直お腹一杯な気分でもあったので、二本目は課題走行に充てました。今回の課題は荷重の掛け方。私はステップ荷重に関して強く意識しないタイプ?みたいなので、休憩中に塾長にステップ荷重に関して質問したところ、「ステップ荷重を今追い求めるよりかは、シート上へのケツの置き方ひとつで走りは大分変わるから試してみるといい」との事。
そんなこんなで走行開始。ペースは抑え気味にして、コーナー侵入前のケツの位置を前後左右に色々振ってみました。しかしながら、無理せず走れるゆったりペースでトライしたからか、何処に座っても結局は難なく回れてしまうので、感触がイマイチ判らない状況、、、。いっそのこと速いペースで同じ事をすれば手ごたえが得られる?とか思いつつも、そこまで無茶な挑戦は出来ませんでした。
さてどうしたものか?と悩んだ私は(最近流行の?)2速固定走行を試してみることに。すると、特に何かを期待したわけでは無かったのですが良い感じ。スロットルレスポンスがダルくなる恩恵か、立ち上がりのラインが狙い通り描けるようになりました。何というか、かゆいところに手が届く感触。まぁ、その分タイムは落ちますが。2速固定で頑張って29.36まで出る事も確認しましたが、タイム狙いというか、ラインやリズムを探る事に集中してました。
で、残りの時間は1速も使って2速固定のラインを走れるよう頑張ってみるのですが、そんなに思い通りには行かず、、、、でも27秒9とかは数周出ていました。(この頃から、27秒9とかが出てもあんまり嬉しくなくなりました。人間とは欲深き生き物です、、、。)
走行終了後、塾長からは走行中盤(10~15分)の時間帯の走りがとても良かった!とのお褒めの言葉が。多分2速固定の時間帯だと思います。
昼休みの時間を利用して、ひらっちさんにマフラーに穴を開けてもらいバッフルを取り付けました。

□フリー走行3本目+予選
昼食を終えて、予選の時間です。先月はBクラス予選で自力でタイムを出す必要があったのですが、今回はAクラスでの予選。なのでストーキング作戦狙いで、グリーンフラッグが振られた後でAB沼さんの後ろに付かず離れずの間合いでコースインしました。で、タイムアタック開始。
体力に余裕はあったので午前中一本目のタイムを更に更新するくらいの気合で望んだものの結果は空振り。手元の計測で27.93がベストタイムでした。イマイチ。結局順位は3位となりました。

□K-RUN決勝 A Class 20 Laps
先月と同じくAクラスフロントローからのスタート。ただ、今月は一番イン側のスタートで、S塚さん(ポール)、I駒さん(2位)と競う必要があります。で、スタート。後で動画で復習してみて判ったのですが、スタートは割と失敗、、、。回転数がガクンと落ちてしまっています。午後からつけたバッフルの影響でスロットルレスポンスが鈍くなった事と関係がありそうな感じ。ホールショットを獲る事には結局失敗。I駒さん、S塚さん、私の順で周回が始まりました。
最初の数周は前に置いていかれ気味でした。3周目にS塚さんがI駒さんを帝王で刺すのが見えて、自分も漁夫の利とばかりにはらんだI駒さんのインを狙うも全然届いていませんでした。4周くらい走って、恐る恐る後ろを見てみると、4位のAB沼さんにはすぐには抜かれそうに無い間合い。なので、落ち着いて前を行くI駒さんの追撃を開始しました。
いつもなら、ここからジワジワ離されて行くのが有りがちな展開なのですが、今日は違いました。徐々にペースアップしながら離されずに付いていけました。途中、決勝中のベストラップ27.82を記録。で、必死に追いかけるのですが追いついたからと言って容易に抜ける状況では有りませんでした。さて、どうしたものか?と考えつつも、レース中~終盤に掛けて、頭の中に邪念が駆け巡りました。
・まだ半分くらい残ってる。もう疲れたよ、、、。
・このまま追いかけても抜くのは無理そうだよな、、、。
・4位は離れてる、今月は表彰台確定だ!
そうやって他事を考え始めたら、I駒さんとの間が拡がり始めました。(これは、イカン!)と再び追撃を開始して、追いついたあたりでチェッカー。3位でゴールです。

I駒さんをピッタリ背後から追いかける私(梨塾HPより写真拝借)

K-RUN決勝のオンボード映像。Youtubeが15分までアップロード出来るようになったので、少々長めに編集しました。

(恐らく)Aクラスで初のシャンパンファイト!

午前は快晴だったのにK-RUNが終わった辺りから雲がチラホラ現れて、Coco'sから帰る頃には雨が降り出してました。

家に帰ってラップタイムを見返してみると、今日一日で合計15回も27秒台をラップしてました(うち7周はK-RUN決勝中)。渾身の力で1周しか出せなかった7月とは大違い。とはいっても殆どが27.9Xで、27.9の壁に捕まった?感もあります。まぁ、未だ伸びシロはあるので頑張りましょう。

写真はコチラ↓。
梨本塾 2010年9月(1)
梨本塾 2010年9月(2)
ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:1時間30分

2010年9月18日土曜日

筑波TT in September NMクラスに参戦

筑波TTに参加してきました。6月大会の参加を仕事のバタバタ等の理由で見送ったので、筑波でのレースは半年振り(まぁ、3月は決勝が無かったので、それを引くと一年ぶり)になります。今回もリーンウィズRTからの参戦となります。テントスペースもあり、スタッフ・ヘルパー共に充実していて、毎度のことながら感謝感激です!あと、今回はピットクルーとしてヨウさんに協力お願いしました。その他多くの人にもお手伝い頂いて非常に助かりました。

当日朝、6時半に筑波入りしました。スケジュール上NMは一番最後なのですが、テント設営は早めに済ませる必要があったので、早朝から準備です。受付はのりぞうさんに代わりに行って貰えたのですが、今回は何と参加賞が有りませんでした!あぁ、景気悪い、、、。で、車体の準備を済ませつつ車検を待ちます。
今回のリーンウィズRTの面々。ジョンさんみっち~ さん、私(NM)と アンド_k0さん(NB)計4台。JUN1さんは日曜日。(撮影:みっち~さん)
車検場に向かう私とヨウさん。

車検は特に何の指摘も無くパスできました。その後暖気を済ませて、タイヤウォーマーを仕掛け、予選開始を待ちます。
今回の悩みどころの一つは参加台数の中途半端な多さでした。エントリー台数は36台。なのに予選は1枠。未だかつて体験したことの無い混雑した状況でタイムアタックをしなければなりません。クリアラップが取れるかどうかも不安な状況です。そこでどうするか?普通ならば一番にコースインしてしまうのが鉄則ですが、そうすると集団最後尾にあっという間に追いつくリスクがあるような気がして、敢えて出発を遅らす方針で行きました。そうしたら、同じような事を考えていた人も多数居たのか、待機所へ出発するタイミングを遅らせたつもりだったのに自分の並びは丁度中間くらいでした。まぁ、後は運に任せるしかありません。
予選前の段取り相談中。私はプロテクタのチャックが閉まらなくて苦戦中。(撮影:たいち さん)
予選出発前。すぐ走り出すつもりでいたのでウォーマー一式は置いてきたのですが、結構待つことになった、、、。

私の筑波自己ベストは6秒8。このタイムが直前の練習で出せていたことを考えると、今日の予選では、タイヤ新品+水温対策によるパワーダウン防止+毎度のレーステンション等の効果で最低でもベスト更新、6秒前半は当たり前、可能ならば5秒台も狙いたいところでした。
で、予選コースイン。最初の2~3周くらいでマシンの調子探り、ボード位置確認、周囲のマシン状況を確認しつつ、タイムアタックを開始しました。これはラッキーが占める部分も大きいと思うのですが、懸念していた混んだ状況で困ることはありませんでした。後ろから刺されまくることも無く自分のペースで走る事が出来そう。(これは、早々にタイムを出しておいたほうが良い!)と判断した私は頑張ってアタックを敢行。そうしたらある周、ボードに表示されていたタイムは6.12(確か)でした。(よし来た!!狙い通りでベスト更新だ!!)と気を良くしながらも、クリアラップは続いていたのでアタックを続行。そうしたら前のバイクに追いついてしまって、アタックは一時中断しましたが、その後何とか抜く事が出来て、最後に再びクリアな状況に。(ココまで来たら5秒出さなきゃ!)ともう一分張りして予選を終えました。
予選走行中の私。(撮影:たいち さん)
同じく予選走行中の私。(撮影:愚者さん)
1コーナーの立ち上がりではらむ みっち~ さんをイン側から刺し去る私。タイムが伸びない私に大外狩りをかます みっち~さん。(撮影:たいち さん)


予選終了後、動画が撮れていない事に気付いて愕然としている私。(撮影:たいち さん)

結局5秒入りはムリだったものの、ベスト更新にすっかり上機嫌でピットに戻ってきたのでしたが、

しかし、

パドックに戻ってきて、6秒1のボード表示はストップウォッチの測定ミスである事が発覚し、、、慌ててラップショットの画面に貼ったガムテを剥がしてタイムを見てみるとベストタイムは6秒94(最後のひと踏ん張りで出したタイム)、、、、、。結局予選結果は29位でした。


決勝を前にして、ガッツリ落ち込みました。
(後日談: 家に帰ってラップショットの区間タイムを確認してみたら、自分は予選で相当チグハグな走りをしていた事が発覚しました。各セクションのベストタイムを見てみると、、、Sec.1 25.55(ベスト更新 -0.04)Sec.2 28.99(ベスト更新 -0.06) Sec.3 11.82(ベスト未達 +0.13)でタラレバタイムは6秒36でした。(GPSのタラレバタイムでは5秒台に入っているけど、コレは怪しい、、、。)結果論ですが、ウハウハ上々なタイムではなかったものの、深刻に落ち込むほど酷い状況でも無かったようです。単に一周を通してキッチリ走りきる完成度が欠けていたみたいです。こんなことなら現場にノートPCを持ち込んでサッサと確認すべきだった。そうしたら、もう少し決勝を頑張ろうという気になったかもしれないのに、、、。)


昼頃になって陽射しが強くなったので、パラソルを使って紫外線対策中。
決勝まで時間はあるので昼ごはんを食べられます。験を担いで「カツカレー」を完食。
待ち時間の間はカメラマンもやってました。

で、決勝です。自分なりに準備を整えて望んだ予選が空振りだったので士気は上がりませんでした。何とかヤル気を奮い立たせようとするものの、策が思いつかず、「とりあえず前の人に離されないように付いていく。」くらいしか方針が立ちませんでした。

決勝を前にみんなで記念撮影(ジョンさんBLOGより拝借)
判り難いですが、私とジョンさんの左腕には喪章が付いています。
↑の写真の撮影風景(撮影:愚者さん)

決勝開始直前。マシンを受け取る私。(撮影:愚者さん)

スタートは悪くは有りませんでした。しかし、毎度の癖で1コーナーに突っ込みきれず、1コーナー侵入時点ではビリでした。何とか立ち上がりで1台パスできたものの、その後は目の前でバトルをしている2台に手を出す事が出来ず、ペースを合わせてただ後ろを付いていっているだけの状態。タイムも全然で8秒後半~9秒前半。中盤、前の2台のバトルに決着がついて、今度は自分の前に1台のCBRが引っ掛かる形に。2台を相手にするよりかは楽になったものの抜くには至らず、終盤2ヘアの立ち上がりでミスがあったのでようやく抜く事が出来ました。残りは4周。少し前を行くGSXRには追いつけそう。ここで、ようやく全開走行ができるようになって、ファイナルラップで何とか抜ける?と見通しが立った11周目に青旗が振られて、ラインを外す事を余儀なくされ、そのままチェッカー。一台の転倒もあり、予選順位と同じく決勝順位も29位でした。
あと、今回、決勝も動画が撮れていません。どうやらカメラのSDカードの接点が(振動で?)いかれて来ているみたいで、しばしばカードエラーで記録が止まります。直せるのかな??

1コーナー侵入はビリだったものの、その分インべたラインを抑えることは容易でした。(撮影:愚者さん)
結果、立ち上がりでは何とか1台抜けました。(撮影:愚者さん)
2ヘア立ち上がりからの段取りで、なんとかホームストレート後半で並ぶ事が出来たのに、ブレーキング競争で負けた直後の様子。(撮影:愚者さん)

といったわけで、先回のTTから色々と工夫は重ねてはいるものの結果として似たようなリザルトしか残せていない状況です。周りの人が着々と結果を残しているだけに気分は優れません、、、。最近頑張っているパーシャルレス・メリハリ・立ち上がり重視コーナリングはGPSログ等を見る限り徐々に形にはなっているみたいなのですが、それ以前に1分7秒フラットあたりで自分の中に壁を作ってしまっているみたいで、そこから抜け出せずにいるような状況。(トミンでは28秒フラットかな?)頑張らないといけないですね。

写真はコチラ↓
筑波TT 10/09/18

ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:0時間30分

2010年9月11日土曜日

筑波2000練習 (CBR600RR)+TT準備


9月TTの日程が近づいてきました。現在発散気味の筑波練習をまとめに入らなくてはなりません。なのでスポーツ走行に行ってきました。予約した枠はA1とA3枠。本当はB枠を走りたかったのですが、A枠しかないのだから仕方がありません。筑波には私と同じくTT準備組のymaさんとアンド_k0さんも居ました。
今日の目的はとにかくこれまでに入手したネタの整理です。で、最大のテーマがタイヤの選択です。

□走行一本目:A1 (9:00~)
走行一本目は先日のBSレーシングスクールで入手したBT-003PROでそのまま走りました。スクールの日は暑くて中盤以降コンディションがイマイチだった事もあったので、心機一転。朝一の暑くない時間帯で再び走ってみる事にします。
先日の走行から一週間空いているので、タイヤの感触で新たな印象を受けられるかな?と期待していたのですが、なんか、一周目から普通に、自然に走れました。自分は鈍感なのか?器用なのか?
で、TT前のA枠なので、少しは流れが速いことを期待していたのですが、全然駄目でした。とにかく引っ掛かりまくり。それでも辛抱強く練習走行を続けて、走行終了間際にやっとクリアラップに巡り合えました。1コーナー、1ヘアを頑張って第一区間のタイムをチラッと見てみると「25.62」の表示。この時点で自己ベストを0.2秒更新してます。(6秒台は堅いな)と考えて残りの区間を丁寧に走って出たタイムが1'06"80、、、。
ものすごく微妙ですが、ベスト更新です。一年ぶりくらいになります。これまでのベストが1'06"807(昨年TT予選時に筑波トランスポンダで計測)なので、今回のタイムが1'06"804だったりすると、3/1000秒の更新でしかないことになります。けど、更新は更新!
といった感じでBT-003PROでのデータ取りは完了しました。悪くなさそうです。

ほぼ一年ぶりの(プチ)ベスト更新。あと、TTの予選以外で6秒出したの初めてです(笑)!

走行終了後、ホイールを取り外してタイヤ交換を段取りしました。残念ながらタイヤサービスには人が居ませんでした。そこで、ダンロップのタイヤサービスは電話すれば近くの店から来てもらえるようなので、連絡してタイヤ交換してもらいました。タイヤ交換時にバランス取りの有無を選択できるのですが、近々TT用タイヤに履き替えることは明らかなのでバランス取り無しで交換してもらいました。で、再びタイヤをCBRにセットして、ウォーマーを掛けて、二本目の走行時間を待ちます。こういう時、替えのホイールが有れば楽なのに、、、。
ディアブロスーパーコルサを再びセット。
外したBT-003PROは車に積んで持って帰ります。

□走行二本目:A3 (12:00~)
久しぶり?のディアブロスーパーコルサでの走行です。なにげに、サスOH後は初だったりするのでタイムがどうなるかは判りません。BT-003PROで走った直後なので、何か違いが判るかも!?と期待していたのですが、フロントの感触に関して明確な違いは感じ取れませんでした。あれ???
あと、裏ストレートを全開加速していくと、中盤以降でガタガタ振動が起きました。ハンドルが振られる事は無かったのでリアタイヤのバランスがずれていた?(あるいは高い路面温度で空気圧が上がり過ぎ)である事が考えられます。まぁ、走行できないほどではないので、気にせず練習継続です。
走り続けて感じた事はリヤタイヤの接地感の違いで、ディアブロの方が明らかに接地面積が広く安心して開けやすい印象でした。この差は大きいかもしれません。
で、タイムを出すべく頑張って走行し続けるわけなのですが、全然クリアが取れません(泣)。結局最後まで快心のクリアラップでのタイムアタックは出来ないまま走行時間が終わりました。
で、二本目のタイムを集計してみると、ベストラップは7秒33(動画)だったのですが、一本目のタイムから更にベスト更新できたSec.1以外は詰まり気味のタイムです。他の周と併せてタラレバベストを計算すると、6秒5まで出ていました。(一本目のBT-003PROではベストラップに全ての区間でベストタイム。)


以上の結果から、9月TTのレースタイヤはディアブロスーパーコルサに決定しました。

来週はTTレースウィークなのですが、どうやら会社を休んで練習を行う事が難しそうな状況でした。ただ、今日の練習でプチベスト更新出来る所までは到達できたので、以上でTT前練習は終了する事としました。で、早速リーンウィズさんにお願いして新品のタイヤを装着しました。今回はタイヤ交換以外にもオイル交換等細々とした作業をやってもらうつもりだったので、土曜日はCBRを預けて帰宅し、日曜日に再び迎えに来ました。
リーンウィズさんの店の前にはGSXRが沢山並べてありました。
日曜日、CBRを迎えに行く前にアクティのタイヤ交換(何年ぶりだろう?)とオイル交換(年に2回しか絶対に替えない)も済ませました。
殆どの作業は終了していたので、あとはカウルをピカピカに磨いてレースに備えました。

さぁ、頑張るぞ!筑波TT (って、このレポートTT終わってから書いてるんですけどね、、。)

BT-003PRO積算走行時間:1時間30分
ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:2時間30分
→TT用タイヤとしてディアブロスーパーコルサ新規装着
(あぁ、ややこしい~)


2010年9月2日木曜日

BATTLAX BT-003PRO レーシングスクールに行ってきた


いつもお世話になっているリーンウィズさんの紹介で、ブリジストン主催の筑波サーキットで開催されるレーシングスクールに参加してきました。このスクール、①ブリジストン契約現役レーサーが多数講師として参加!!②スクール参加費は無料!!③参加者にはBT-003PROを前後セットで進呈!!という耳を疑いたくなるような大盤振る舞いのイベントで総勢160名の参加者が筑波サーキットに朝早くから参集していました。無論、私の知り合いもココに書くのが面倒でイヤになるくらい多数来ていました。

私はBクラス(600cc ラップタイム3~7秒)で、みっち~ さん、ジョン19さんと同じピットでした。(みっち~さん、ピット確保アリガトウ!)ピット設営後、まずやったことはタイヤの交換です。大急ぎでCBRからホイールを外して、タイヤサービスに並びました。今回使用するタイヤはBT-003PROで前がTYPE-3、後ろがTYPE-2です。ブリジストンタイヤを履くのは09CBRの納車の際に付いてきたBT-003(TYPE-4)以来なので殆ど初めてに近いです。
タイヤ交換待ちの私のCBR。朝早い時間だったとはいえ作業で結構汗ばみました。

その後、イベント全体の説明や、タイヤに関する説明を聞いて、いよいよ走行一本目の開始です。結構慌しかったです。
スクール走行開始前にはイントラ走行枠も。これが見れるだけでも結構スゴイ!写真はハルクの小林選手。マシンは似たようなもん?ですが、カウルの穴の数で負けました、、。

□走行一本目(先導走行によるライン指導)
走行を始めるに当たって、今回の課題を列記してみると、、、
・BT-003PROの慣熟。
・スクール講師の指導を会得。
・新ツナギで筑波初走行。
・OH後のサスで筑波初走行。
・ブリッピングなしシフトダウン練習の継続。
・パーシャルレス・メリハリ旋回練習の継続。
、、、、、。参加する前から見当は付いていたのですが、ネタ多すぎです。
どれだけ消化できるのか不安に思いつつも走行を開始しました。

最初はラインとクリッピングポイントを覚えるための先導走行です。Bクラス20名を3つに分けて、各々のグループに付く先導ライダーの後ろを交代しながら走ります。ちなみに私の先導は須貝選手。未だかつて体験したことも無いようなペースでの先導走行でした、、、。(さすが”レーシング”スクール!)膝摺るのは当たり前、うっかりしてると置いていかれます。私はS字~1ヘアでモタモタしているうちに離されかけて、ダンロップ~M/Cのラインはジックリ観る事が出来ませんでした(泣)。それ以外の区間を観て感じたことといえば、立ち上がり重視のクリップを取るのに、意外と早めのイン付きをするのだな~とか思ってました(特に2ヘア)。いたずらに大回りだけしても駄目という事でしょう。
全員の先導が終わった段階で残りはフリー走行になります。
上記の先導走行の段階から、私は冒頭に書いた確認項目をチェックしながら走った訳ですが(あ~忙しい!)。おおむね良い感触。OHのお陰でサスのバタつきは無くなりました。ツナギも違和感ありません。サスがちゃんとストロークするようになった分、ブリッピングレスで右手がブレーキに集中できるようになった分、侵入感覚が大分変わるので、突っ込み慣熟を重点的に進めました。
問題のBT-003PROですが、フロントは普段のディアブロと比べるとキャラクターが若干違うようです。グリップに関してはレースタイヤですので当然の如く全く不安感がありません。ただ、ディアブロと異なる点として、ケースの存在がハンドル越しに手にとって判るような手ごたえ(ツブレが少ない?)が有り、寝かしこみの時はケースの形状に沿ってゴロンとバイクが寝る軽めの感触。一方、MC切り替えしではディアブロと感じが異なるのですが、私の使い方が変なのか、軽い違和感が伴って巧く切り返せないような状態。よくわからん。一方リアタイヤに関しては、走行一本目からいきなりガバガバ開けるような乗り方はしなかったのでクセはまだ見えません。
結局、徐々にペースを上げていって、出たタイムが1’07”09。一本目からいきなり7秒フラットそばまで出せました。サスがガチガチだったとはいえ、先回の走行で出したベストタイムが8秒フラットだったことを考えると、要因は様々なんでしょうが、何だか良い感じです。使い始め一本目でこんなにタイムが出るのだからBT-003も良いのかも??とか思ったりしました。

走行が終了してからはイントラさんとのQ&Aタイムです。Bクラスの主担当は関口太郎選手でした。
もう本当に色んな事が聞けて、とてもためになりました。そして何が嬉しいって、色々とネタを仕入れた後、小一時間後には再び走行時間が来るので早速その場で試せるのです。走行二本目が楽しみでした。
走行の合間に休憩中の伊藤真一選手とお話。(写真はジョンさんのBLOGより)こんな事、通常のスクールじゃ絶対有り得ない!!ちなみにココにも写真がありますよ!

□走行二本目
で、待ちに待った走行2本目。教わったことを早速試すべく走行を開始します。S字のライン取りとか、MCの入り方とか、色々トライしてみました。ただ、聞いて理解するのと体で実践するのはやっぱり違うみたいで苦戦しました。新ネタの試行錯誤はせずにタイムを狙って走ってみたりもしたのですが、一本目の自分のタイムを越える事が出来ませんでした。それどころか、一本目に感じたBT-003独特の感触が薄れてきて、いつものディアブロと変わらなく思えてくるようになってきました。(路面温度の変化とタイヤの空気圧のせい??)全く調子が掴めぬまま二本目も走行終了。
走行終了後は再びQ&Aタイムがあったのですが、自分の調子が自分でも判らなくなり始めていたので、何を訊いたら良いのかも判らなくなってきてました。うぅぅ、、。
何故二本目でタイムが出なかったか?を必死に考えている私。((盗)撮影:みっち~ さん)

□走行三本目
走行三本目もタイム的にはパッとしませんでした。ただ一点、二本目走行後に教わった最終のライン取りは非常に手ごたえありそうです。物にするには練習が必要ですが、、、。

そんなこんなで全走行が終了しました。アンケート(A4 2枚)を提出して走行会終了です。

何か、本当に色々な事があって内容を完全に消化し切れていませんでしたが、とにかく非常に有意義な一日でした。イベントの性格としてタイヤ!の存在が色濃いのかと思いきや、実際には大勢の著名ライダーに思う存分質問しまくれる通常有り得ないスクール、って感じがしました。惜しむらくは私はコース上でのイントラとの絡み合いが殆ど無かったのが残念。引っ張ってもらったり、あるいは後ろから見て変な点を指摘してもらえたら幸せだったのに、と思います。(贅沢!?)

で、BT-003PROはどうなの?って点ですが、今日は暑くてタイムが出しづらいコンディションでもあったので、今日のタイムだけではディアブロとの優劣はコメントしづらい状況。とりあえず、もう一回ディアブロで走ってみれば判断が下せると思います。

写真は↓ココです。
BS筑波走行会 100902

BT-003PRO積算走行時間:1時間00分