先日の筑波の走行でサスペンションのオーバーホールが必要なように思えたので、あの後G Senseさんにオーバーホールを依頼しました。今日はオーバーホール後の初走行になります。
トミンは相変わらず暑いです。温度計を忘れたので最高気温がどれくらいか?は良く判らんのですが、体感的には先月のマシ耐にも匹敵する暑さ、しかも、今日は風が吹いていない分余計に暑く感じられました。酷い。
前日にリリースされたエントリーリストを見て、自分の並びが結構後ろ目になっている事が気に掛かりました。どうやら先月のマシ耐IIの決勝順位に基づいてソートされているみたいです。(これはもしかして?)と思っていたら、案の定、Bクラスエントリになっていました。まぁ、仕方がない。
ときに、先日ツナギを新調しました。以前のツナギが(手入れ不足のために)ポロポロと綻びだしたので、絶対にレース車検で落ちない本番用ツナギとして、前のと同じアレンネス製のを購入しました。今日が初走行になります。
□フリー走行1本目
Aクラスの後に走行開始です。何だかんだで先月のマシ耐以来の久しぶりトミンになってしまったので、出だしは慎重に。あと、サスオーバーホールの効果確認および新ツナギの感触を確かめる必要もあるので、(ってネタ多すぎ!)、最初はゆっくり走り始めました。
総じて良い感触でした。まず、ツナギは全く違和感無く使えました。もっとも、前のツナギと同じメーカー、同じサイズ(LW)なので障害は少なそうだったのですが。新ツナギの新機能として、ツナギ側のインナーが立体網目構造になっていて、膝・肩のエアインテークから入った空気がツナギの中に流れる、というのが有るのですが、これはまぁまぁ良い感じかもしれません。ただ、風が吹く!、といっても35℃の温風なので、猛烈に涼しくはなりません。
サスも良い感じでした。筑波はともかくトミンではオーバーホール前の状態でもチャタリングで悩まされるような事は無かったので、効果を体感できるか不安だったのですが、違いは歴然。ブレーキングでフロントサスのしっとりとした動きを感じられるようになりました。素晴らしい!
徐々に感触を取り戻してきたので、一周だけ頑張ってみたら出たタイムが28秒58。まぁまぁでした。走行終了後、塾長からもOKサインが出ていたので、問題なさそうです。
しかしCBRは既に辛そうな状態で、1本目終了後パドックに戻ってくると、いつもの如く冷却水のキャッチタンクからモウモウと湯気が立ち上る状況。先月のマシ耐と比べると、コアガードの金網が入っている分、熱的には辛い状況でした。
□フリー走行2本目
2本目も継続して走行です。1本目終了間際のタイムアタックでは全力を使い切れている感じがしませんでした。なので、粛々と慣熟を続けて、2本目終了間際に再びタイムアタックをしてみたら、出たタイムは28秒28でした。まぁ、こんなもんでしょう。走行後はやっぱりCBRから湯気がモウモウ、、、。
ちなみに先月はこのタイミングで全力を使い切ってギリギリ27秒に入れたものの午後がメタメタでした。今月は同じ過ちを犯さぬよう、午後に(チョットだけ)気合と体力を残しておきました。昼は愚者さん、すいれい さんといっしょにログハウスでぐったりしながら弁当を食べてました。食欲は全然有りませんでした。揚げ物は消化が悪いように思えてのでご飯だけを半分くらい食べました。しんどい。
□予選
昼休み時に思い出したのですが、今日私はサスのセッティングが筑波セットのままで午前中を走っていました(といっても、違いはリアのイニシャルだけ。)。これまでトミンではスロットルの開けやすさを優先して、リアのイニシャルを相当締めていました。しかし午前中は特にスロットルの開け難さに不満を持つことも無く走りきってしまいました。サスのオーバーホールのせいなのか?乗り方を換えたからなのか?イマイチ判りませんでしたが、予選に向けて、午前中そんなに不具合を感じなかった事も踏まえて、以前のトミンセットと筑波セットの中間地点までイニシャルを締め込みました。
で、予選開始です。リアのイニシャルを締めた影響として、最終コーナー立ち上がりは特に変化が無かったのですが、帝王の立ち上がりが少し開け易くなりました。よしよし。いずれ、ちゃんとセッティングしないとダメですね。
水温を上げたくないのでウォームアップ走行はそこそこで一旦ピットに戻ったら、割と早いタイミングで予選開始となったので、急いで再びコースインしました。今日はBクラスでの予選です。目一杯自分の前にクリアを作った状態でコースインし、途中詰まったのでピットスルーして同じようにクリアを確保しました。で、気合一発のラップで出たタイムが28秒01。なんとも残念なタイム!計測区間の問題を考えて次の周も頑張ったのですが、タイムを見てテンションダウンしたのか28秒21しか出ませんでした。
予選を終えてピットに戻ってきて、CBRを見てみると、、、大噴水のようにとは行かなくとも、沸騰した冷却水が僅かに吹き上がっているような状態。水を継ぎ足さなくてはならない程ではないですが、この後のK-RUNが心配です。
予選の集計結果が発表されました。私はBクラス2番目のエントリだったのですが、予選成績はAクラスの2番目でした。大幅ジャンプアップ!ちなみにポールポジションはI駒さんで唯一の27秒台でした。
□K-RUN決勝A Class
午後の天気は曇り気味で、キツイ日差しも無かったのですが、K-RUN開始前になって再び晴れてきちゃいました。いくら20周の決勝とはいえ、体力的にも、冷却水温的にもキツそう、、、。先月のマシ耐よりかは体力を残した状態で決勝に辿り着きはしたものの、結構疲れてます。
レース前のウォームアップは体力維持+水温上昇防止の意味も込めて徹底的に手を抜きました。しかし、予選から間もない決勝のため、マシンに電源を入れた状態で水温は既に80℃(適温!)てな感じ。
フロントローからのスタートです。結局グリッドに付いた時点で水温は既に115℃。スタート前の回転上昇で116℃にまで上がってしまい、、、スタートです。ポールのI駒さんの前に出る事は出来ずに2位で1コーナーに進入しました。最初の2~3周はペースが掴めずにバタバタしてました。その間にI駒さんに置いて行かれるのか?と思いきや意外と一定間隔で付いて行けていて、(僕が真後ろにビタ付けしてないから、本気で逃げていないんだ!)と独り憤慨していました。(が、後で聞いてみるとI駒さんも辛かったみたいです。)で、その時点での水温が113℃(温度を見たのはこれが最後)。
ここから先は中くらいの集中力で淡々と追いかけました。全力で追いかけたら20周も絶対もちません。我慢の走りで凌ぐしかありません。幸い、ここまで後ろから刺されそうになる感触も無かったので、後ろへの警戒は一時解いて、自分の走りに集中しました。残り10周位の時点で、I駒さんにはジワリジワリと離されてしまいました。ここから追いつくのは厳しそう。でも、抜かれることも有りませんでした。(ひょっとして、2位(自己ベストリザルト)でゴールできる?)といった考えが頭をよぎり始めました。ラスト3周位になって、相当バテてきました。この頃になると気になるのは後ろの方だけで、2位を死守することだけしか考えてませんでした。タイムが29秒を切れなくなってきている事に焦りを感じ始めてもいました。(実際、K藤さんの話では、ラスト数周になって急に私のペースが落ちて不思議に思ったとの事、、、。)ついに迎えたファイナルラップ。(よし!逃げ切った!!)とすっかり安心して1コーナーに進入しようとしたら、、、まずK藤さんにアウトからズバンと刺されました。(まじ!?)とたじろいでいる隙にイン側から愚者さんにも刺されて(漁夫の利的抜かれ方)いきなり4位に転落しました。左で差し返す努力をするも空振りし、ガッカリしながら最終コーナーを立ち上がっていたら、チェッカーフラッグ直前でNaojetさんにも刺されて結局5位でのゴールとなりました。あ~ぁ~、、、。
で、当然の如く、レース後はキャッチタンクから熱湯が噴出しました。動画を見ると良く判るのですが、19周目からチラホラ水温ランプ(120℃以上)が点灯してます。(レース中は気付いていなかった。)で、ファイナルラップはランプが点きっ放し状態。どうやら、僕が力尽きたのと時を同じくしてCBRもダウンしてしまったみたい。ここらへんの連携は完璧です、、、。
写真は↓ココに有ります。
ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:2時間00分
このレポートを書いていたのが9月5日。8割がた出来てはいたのですが、不幸なニュースを知り、そこから先、全く筆が進まなくなってしまいました。
富沢 祥也選手のご冥福を心から祈ります。本当に残念です。
トミンは相変わらず暑いです。温度計を忘れたので最高気温がどれくらいか?は良く判らんのですが、体感的には先月のマシ耐にも匹敵する暑さ、しかも、今日は風が吹いていない分余計に暑く感じられました。酷い。
前日にリリースされたエントリーリストを見て、自分の並びが結構後ろ目になっている事が気に掛かりました。どうやら先月のマシ耐IIの決勝順位に基づいてソートされているみたいです。(これはもしかして?)と思っていたら、案の定、Bクラスエントリになっていました。まぁ、仕方がない。
ときに、先日ツナギを新調しました。以前のツナギが(手入れ不足のために)ポロポロと綻びだしたので、絶対にレース車検で落ちない本番用ツナギとして、前のと同じアレンネス製のを購入しました。今日が初走行になります。
Aクラス一本目の走行前の時間を使って儀式を執り行いました。(撮影:愚者さん)
□フリー走行1本目
Aクラスの後に走行開始です。何だかんだで先月のマシ耐以来の久しぶりトミンになってしまったので、出だしは慎重に。あと、サスオーバーホールの効果確認および新ツナギの感触を確かめる必要もあるので、(ってネタ多すぎ!)、最初はゆっくり走り始めました。
総じて良い感触でした。まず、ツナギは全く違和感無く使えました。もっとも、前のツナギと同じメーカー、同じサイズ(LW)なので障害は少なそうだったのですが。新ツナギの新機能として、ツナギ側のインナーが立体網目構造になっていて、膝・肩のエアインテークから入った空気がツナギの中に流れる、というのが有るのですが、これはまぁまぁ良い感じかもしれません。ただ、風が吹く!、といっても35℃の温風なので、猛烈に涼しくはなりません。
サスも良い感じでした。筑波はともかくトミンではオーバーホール前の状態でもチャタリングで悩まされるような事は無かったので、効果を体感できるか不安だったのですが、違いは歴然。ブレーキングでフロントサスのしっとりとした動きを感じられるようになりました。素晴らしい!
徐々に感触を取り戻してきたので、一周だけ頑張ってみたら出たタイムが28秒58。まぁまぁでした。走行終了後、塾長からもOKサインが出ていたので、問題なさそうです。
しかしCBRは既に辛そうな状態で、1本目終了後パドックに戻ってくると、いつもの如く冷却水のキャッチタンクからモウモウと湯気が立ち上る状況。先月のマシ耐と比べると、コアガードの金網が入っている分、熱的には辛い状況でした。
新しいツナギを着て走る私。背中が寂しいので、後日文字入れ計画中。(撮影:Fat_isaoさん。ありがとうございます!)
□フリー走行2本目
2本目も継続して走行です。1本目終了間際のタイムアタックでは全力を使い切れている感じがしませんでした。なので、粛々と慣熟を続けて、2本目終了間際に再びタイムアタックをしてみたら、出たタイムは28秒28でした。まぁ、こんなもんでしょう。走行後はやっぱりCBRから湯気がモウモウ、、、。
ちなみに先月はこのタイミングで全力を使い切ってギリギリ27秒に入れたものの午後がメタメタでした。今月は同じ過ちを犯さぬよう、午後に(チョットだけ)気合と体力を残しておきました。昼は愚者さん、すいれい さんといっしょにログハウスでぐったりしながら弁当を食べてました。食欲は全然有りませんでした。揚げ物は消化が悪いように思えてのでご飯だけを半分くらい食べました。しんどい。
□予選
昼休み時に思い出したのですが、今日私はサスのセッティングが筑波セットのままで午前中を走っていました(といっても、違いはリアのイニシャルだけ。)。これまでトミンではスロットルの開けやすさを優先して、リアのイニシャルを相当締めていました。しかし午前中は特にスロットルの開け難さに不満を持つことも無く走りきってしまいました。サスのオーバーホールのせいなのか?乗り方を換えたからなのか?イマイチ判りませんでしたが、予選に向けて、午前中そんなに不具合を感じなかった事も踏まえて、以前のトミンセットと筑波セットの中間地点までイニシャルを締め込みました。
で、予選開始です。リアのイニシャルを締めた影響として、最終コーナー立ち上がりは特に変化が無かったのですが、帝王の立ち上がりが少し開け易くなりました。よしよし。いずれ、ちゃんとセッティングしないとダメですね。
水温を上げたくないのでウォームアップ走行はそこそこで一旦ピットに戻ったら、割と早いタイミングで予選開始となったので、急いで再びコースインしました。今日はBクラスでの予選です。目一杯自分の前にクリアを作った状態でコースインし、途中詰まったのでピットスルーして同じようにクリアを確保しました。で、気合一発のラップで出たタイムが28秒01。なんとも残念なタイム!計測区間の問題を考えて次の周も頑張ったのですが、タイムを見てテンションダウンしたのか28秒21しか出ませんでした。
予選を終えてピットに戻ってきて、CBRを見てみると、、、大噴水のようにとは行かなくとも、沸騰した冷却水が僅かに吹き上がっているような状態。水を継ぎ足さなくてはならない程ではないですが、この後のK-RUNが心配です。
予選の集計結果が発表されました。私はBクラス2番目のエントリだったのですが、予選成績はAクラスの2番目でした。大幅ジャンプアップ!ちなみにポールポジションはI駒さんで唯一の27秒台でした。
非常に勿体無いタイム。ちなみに動画はカメラトラブルで無し、、、。
□K-RUN決勝A Class
午後の天気は曇り気味で、キツイ日差しも無かったのですが、K-RUN開始前になって再び晴れてきちゃいました。いくら20周の決勝とはいえ、体力的にも、冷却水温的にもキツそう、、、。先月のマシ耐よりかは体力を残した状態で決勝に辿り着きはしたものの、結構疲れてます。
レース前のウォームアップは体力維持+水温上昇防止の意味も込めて徹底的に手を抜きました。しかし、予選から間もない決勝のため、マシンに電源を入れた状態で水温は既に80℃(適温!)てな感じ。
フロントローからのスタートです。結局グリッドに付いた時点で水温は既に115℃。スタート前の回転上昇で116℃にまで上がってしまい、、、スタートです。ポールのI駒さんの前に出る事は出来ずに2位で1コーナーに進入しました。最初の2~3周はペースが掴めずにバタバタしてました。その間にI駒さんに置いて行かれるのか?と思いきや意外と一定間隔で付いて行けていて、(僕が真後ろにビタ付けしてないから、本気で逃げていないんだ!)と独り憤慨していました。(が、後で聞いてみるとI駒さんも辛かったみたいです。)で、その時点での水温が113℃(温度を見たのはこれが最後)。
ここから先は中くらいの集中力で淡々と追いかけました。全力で追いかけたら20周も絶対もちません。我慢の走りで凌ぐしかありません。幸い、ここまで後ろから刺されそうになる感触も無かったので、後ろへの警戒は一時解いて、自分の走りに集中しました。残り10周位の時点で、I駒さんにはジワリジワリと離されてしまいました。ここから追いつくのは厳しそう。でも、抜かれることも有りませんでした。(ひょっとして、2位(自己ベストリザルト)でゴールできる?)といった考えが頭をよぎり始めました。ラスト3周位になって、相当バテてきました。この頃になると気になるのは後ろの方だけで、2位を死守することだけしか考えてませんでした。タイムが29秒を切れなくなってきている事に焦りを感じ始めてもいました。(実際、K藤さんの話では、ラスト数周になって急に私のペースが落ちて不思議に思ったとの事、、、。)ついに迎えたファイナルラップ。(よし!逃げ切った!!)とすっかり安心して1コーナーに進入しようとしたら、、、まずK藤さんにアウトからズバンと刺されました。(まじ!?)とたじろいでいる隙にイン側から愚者さんにも刺されて(漁夫の利的抜かれ方)いきなり4位に転落しました。左で差し返す努力をするも空振りし、ガッカリしながら最終コーナーを立ち上がっていたら、チェッカーフラッグ直前でNaojetさんにも刺されて結局5位でのゴールとなりました。あ~ぁ~、、、。
で、当然の如く、レース後はキャッチタンクから熱湯が噴出しました。動画を見ると良く判るのですが、19周目からチラホラ水温ランプ(120℃以上)が点灯してます。(レース中は気付いていなかった。)で、ファイナルラップはランプが点きっ放し状態。どうやら、僕が力尽きたのと時を同じくしてCBRもダウンしてしまったみたい。ここらへんの連携は完璧です、、、。
写真は↓ココに有ります。
梨本塾 2010年8月 (1) |
梨本塾 2010年8月 (2) |
ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:2時間00分
このレポートを書いていたのが9月5日。8割がた出来てはいたのですが、不幸なニュースを知り、そこから先、全く筆が進まなくなってしまいました。
富沢 祥也選手のご冥福を心から祈ります。本当に残念です。
3 件のコメント:
梨塾でも珍しい??怒涛の順位落ちは中々の見せ場でしたね~!!
3日後のTTヨロ~です。(笑)
トミンいいですね~。思い切りぐるぐる廻ってみたいです。富沢選手残念でしたね。
みっち~ さん、
私の記録を超える事が出来るかな??
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