2010年8月1日日曜日

ファイヤーガレージ・ライディングスクールに行ってきた。

ファイヤーガレージ主催のライディングスクールに行ってきました。



このスクール、通常はトミンで開催されるのですが、今回は筑波2000での開催となったので、迷わず参加エントリを済ませました。(ファイヤーガレージ単独の貸切走行でなく、ライディングスポーツ主催の走行会に混ざる形。)知り合いだと、みっち~さん、アンド_k0さん、らっちさんが居ました。私も含めて皆さんハイペースクラス(目安10秒以下)での走行です。

走行は昼ごろ開始なのですが車検やブリーフィング等の時間もあり、朝の8時には筑波に到着。空は曇っていたので、(これはチャンスか?)と期待したのですが、筑波に到着し車から降りると、日差しは無いのですが、まとわり付く高めの湿気が嫌な感じ。結局、走り始める頃には晴れてきてしまって、どうやら今日も酷暑に苦しめられることになりそうです。

車検場に向かってCBRを押して歩いてみて、驚く程に取り回しが軽くなっている事に気付きました。チェーンを換えた効果でしょう。単に新品だから良かったのか?Reginaだから良かったのか?はたまた、Wako'sの新しいチェーンルブが良かったのか?いずれにせよビックリするくらい抵抗が軽かったです。これは気持ちよく走れるに違いない!と期待を膨らませて走行開始を待ちます。
参加者にはもれなくピットが割り当てられます。便利!!
走行一本目前には路面温度は50℃にも達していませんでした。この状況でマシと思えるようになった時点で相当暑さにやられているのでしょうか??
走行開始直前、気温は未だ31℃。未だと思っている時点で暑さにやられ(以下省略)。結局34℃までこのあと気温は上がりました。結局暑い、、、。

で、今日はライディングスクールなのでインストラクターがつきます。いつものファイヤーガレージのスクールの面々です。ただ、今回は場所が筑波で各ライダーに注意を行き渡らせる事が難しかろうとの判断から、各人に担当のインストラクターが一人割り当てられる形になりました。(担任の先生みたいなもの) で、走行開始前に担当インストラクターと今日のテーマに関して話し合いました。私の今日のテーマは、最近悩まされている「シフトダウンをしながらブレーキングが巧く出来ない事」です。色々と相談した結果、「スロットルの煽り無し、クラッチリリースだけでシフトダウンする。」事にトライしてみる事にしました。スロットル操作から開放される分、右手はブレーキングに集中できます。スリッパークラッチの無いCBR600RRではクラッチ捌きの習得は避けては通れない道。折角の機会なので重点的に練習してみる事にしました。

□走行一本目
ハードブレーキを必要としない最終のシフトダウンのみ現状維持とし、1コーナー・1ヘア・2ヘアのシフトダウンを半クラ逃がしで練習です。スプロケは先日のままなので2コ落とす必要があります。で、トライをしてみると、リアタイヤが暴れたりする事は無い(過去にはDR-Zで侵入スライドの練習をした事もある経験から?)のですが、猛烈に減速され過ぎてしまって全然突っ込めていません。未だエンブレが逃がし切れていないのか?と考えて、相当やんわりとクラッチリリースをしても状況は変わらず。侵入でモタモタするので後から追突されるのでは?と不安になるほど。何故!?と考えて判明したのですが、実は私はこれまでシフトダウンの必要なコーナーでは殆どブレーキを掛けずにコーナーへ侵入していたみたいです!右手がブレーキングに集中できる状態になった途端、ブレーキングポイントが一緒だと過減速になってしまっているようです、、、。
だったらば、ブレーキングを遅らせれば万事OK!である事はすぐ判ったのですが、慣れ親しんだブレーキングポイントをホイホイ動かす事が出来るほど私は器用ではありません。なので、少しづつ、少しづつ、ブレーキングポイントに修正を加えてみました。
そんな感じで苦戦して一本目のベストは1'10"76、、、。タイムアタックとか以前のレベルですが、何かコースは混み気味でクリアラップも取りづらいので課題練習に終始することに。

□走行二本目
継続してブリッピング無し練習を継続。ベストラップは1'08"80。段々ペースを上げられるようになりました。
ときに、今回はラジエター冷却水にMotulの添加剤MoCOOLを混ぜてきて(水温マイナス要因)、あと、コアガードの金網を再装着した(水温プラス要因)のですが、、、。感触はイマイチ。走行一本目出だしは80℃以下で推移していて(おっ!?)と思ったのですが、赤旗中断のスロー走行で100℃まで一気に上昇。走行再開しても100℃以下には下がりませんでした。で、二本目走行後、ピットに戻ってきたときにはキャッチタンクからもうもうと湯気があふれ出す始末。(噴出しはしなかったけど、、)MoCOOLを入れるときに冷却水を全抜きせずに、チョイ抜き~MoCOOL原液注入、とやったので、巧く冷却水内にMoCOOLが攪拌されていないのかもしれません。にしても、少々ガッカリ。
キャッチタンク内で冷却水が沸騰し、もうもうと湯気が立ち上る状況、、、。

□走行三本目
三本目も継続して練習走行を続けるか?とも思いましたが、最初の時間帯は担当のインストラクターさんに自分のCBRに乗ってもらう事にしました。コレといってマシンやサスに不満を感じていた訳でもないのですが、折角の機会なのでお願いしようかな?と考えたので。あと、もしかすると、それとは気付かずに不具合とかがある可能性もあるか?と考えたので(結果論ですが、この判断は正しかった)。
やっぱ、カッコいいぜ、俺のCBR!とか思いながら見物。

インストラクターさんは3周程してピットに戻ってきました。内心、(うちの子に限って問題など有る筈が無い!(親バカ心理?))と思っていたのですが、頂いたコメントは、「フロントサスが全然動いていない。強くブレーキングするとフロントがバタつく始末。

(え゛ !!?)

予想と反対の結果に戸惑いました。イニシャルを緩めるとかして対応するか?とも考えましたが、問題はもっと深刻そうで、走行時間も限られていたので、そのままコースインしました。二本目は大丈夫だったので似たペースで練習することくらいならば出来るはずです。
で、用心しながら走行を継続して、段々ペースを上げていったある周、、、

動画前半はインストラクター試乗時、後半は私の走行時(友情出演:みっち~さん)画像はそれ程ブレていませんが、ハンドルは手が痺れそうになるくらい振動してます。インストラクター様、しょーもないマシンに乗せてしまってすみませんでした、、。

ブレーキを強めに掛けると、フロント周りが激しく振動を始めました。ブレーキがすっぽ抜ける感じではなかったので、そのまま真っ直ぐ突っ込んでしまう恐怖感は無かったのですが、明らかにおかしい挙動、、、。
よくよく思い出してみると、以前にも似た挙動が出たような記憶が、、、。2月のTT前の練習の時??、1コーナー侵入にて試しにブレーキングを遅らせたときに車体が暴れた記憶があります。(リアだったかもしれません。記憶曖昧。)で、その時はブレーキを急にガツンと掛けてしまったから車体が暴れたのだと思っていて、よもやサスに不具合があるとは思っても居ませんでした。
あと、家に帰って動画を再確認して判ったのですが、今日の二本目でヒヤリとした場面も同じ症状のようです。

最終侵入時に前にバイクが居て、旋回中に突っ込んでしまうような間合いだったので普段より強めにブレーキを掛けた結果です。

結局三本目のベストラップは1'08"00。一応、本日のベストラップを出すことは出来たのですが、フロントが暴れてからは、1コーナーは全然突っ込めなくなりました。


走行が終わってピットに戻ってきて、改めてCBRのハンドルを押し込んでフロントサスの感触を探ってみるのですが、何か動きがとても渋くて硬い印象。もしかして疲れていて力が掛かっていないのかもしれないと考えて、試しにみっち~さんのR6でも同じ事をやってみたのですが、明らかにこちらのほうが柔らかい感触。何てこったい!!こんな状態になるまで気付かなかった事に自己嫌悪、、、。

色々と相談に乗ってもらって原因も多々考えられたのですが、とにもかくにも、サスのオーバーホールが出来ていない事が関わっている可能性が高いです(2009年3月に新車で走り出して以来、1年半走行)。今シーズン末にオーバーホールするつもりだったのですが、2シーズンはさすがに厳しい??現在、前後サスペンションのオーバーホールを段取り中です。

といった感じで走行は全て無事?終了しました。タイムはパッとしませんでしたが得たものは大きいように思えます。
よくよく整理して考えると、現在抱えている課題は盛りだくさんです。
①メリハリをつけた加速・減速とそのためのライン取り。
②クラッチ逃がしのシフトダウン(最終的にココに落ち着くかどうかは思案中)と侵入ブレーキング。
③ちゃんと動くフロントサスでの慣熟。①、②を前提にしたサスセッティング。
これらがソコソコ消化できると4~5秒まで行けるかも???とかムシの良い事を考えたりしてますが、9月TT(そろそろエントリーが始まる)までに何処まで行けるのか???
まぁ、課題が見えているだけ楽といえば楽です。
走行会終了後、BroccobirdさんがL枠の走行に来ていました。Duke筑波初走行!午前中はトミンだったというから驚き!!


○ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:1時間0分

4 件のコメント:

送り狼 さんのコメント...

サスがダメだったのですね!
インストラクターに乗ってもらえると色々わかっていいですね♪
TTが楽しみです(* ̄∇ ̄*)

新沼健二 さんのコメント...

これはまた伸びしろのドデカそうなネタを
みつけてしまいましたね!(笑

昔、某バカッ速国際ライダーの方の
ウェブサイトを読んでおりましたら
600はフォークオイルがすぐ痛んで
チャタリングが出るみたいなことが
書いてありました。

ですので、きっと、買ってから一度も
フォークオイルを交換していない
しにちなかおさんのフォークは
とっっっても素敵な状態になっているのでは
ないでしょうか?(笑

オーバーホール後が楽しみですね!

Unknown さんのコメント...

送り狼 さん、

イントラさんに指摘してもらったのは大助かりでした。でないと、暑さのせい!とか、自分が下手なせい!とか誤解し続けたままだったと思います。助かった!!

Unknown さんのコメント...

新沼健二さん、

現在オーバーホールでCBRは入院中。
フォークオイルがどうなっていたかは、後日聞いてみます。

にしても、課題を消化する間もなく、次から次へとネタが降りかかってくるので大変です。