2011年1月23日日曜日

湘南国際マラソンに参加。

マラソンチャレンジ2010-11シーズン第二戦です。

第一戦・11月のつくばマラソン(10km)の後もジョギングは継続してました。年末年始の1週間はサボりましたが、その後ジョギング再開、正月ボケの被害は最小限に食い止めることが出来ました。しかし、、、マメに走っている割には全然体重が減りません!!当初の思惑では湘南マラソンまでに72kgを目指していたのですが、つくばマラソン時から体重を落とすことが全然出来ませんでした。なんで!?

結局、体重75kgと目標を大幅に未達な状態でマラソン当日を迎えることになりました。カーボローディング(炭水化物の摂り貯め)は2日前の金曜昼食からシッカリ行いました。体重を落とすための食事制限でたまったストレスが開放されて良い感じ!

大会当日、会場まではJR東海道線で移動しました。早めに出発したつもりなのに、電車は割りと混んでいて(無論、殆どがマラソン客)、椅子に座ることが出来ませんでした。いきなり脚にダメージです!スタート・ゴール会場である大磯プリンスホテルは、大磯・二宮駅中間点にあるので、交通の便は少し悪目。ただ、以前の河口湖マラソンの時も駐車場から会場まで30分も歩かされたのですが、その後快走できたことを考えると、ウォームアップとしては悪くなさそうです。
今回は私以外にIZUさんも参加予定だったのですが、脚を痛めて参加辞退、あともう一人知り合いも居たのですが、その人もキャンセル。結局知り合いゼロの独り参加でした。(まぁ、走り始めたらどのみち独りの闘いにはなるのですが!)なので、会場に到着したら、トイレを済ませて早々に準備を済ませました。装備は出来るだけ軽量に、今回は携帯電話も持っていかずに預けました。脚攣り対策でバンテリンスプレーを短パンのポケットに忍ばせておきました。で、スタート地点へ向かったのですが、もう一回トイレに行っておきたいな?と思っていたのにスタート時間になってしまったので仕方なくスタートの行列に並びました。
スタートのタイミングはアナウンスで聞こえたのですが、何せ大人数の大会なので最後尾近く(申告タイムが遅い)の私の位置からはスタートゲートは見えません。ただ、前の人に歩いて付いていくだけ。そうしたら、コース脇に割りと混んでいない仮説トイレを発見しました。なので、スタート前に断念した用事を済ませて、準備万端!その後も列に並んで、歩きから緩いペースのジョギングに移行して、、、西湘バイパスに合流した辺りでようやくスタートラインを跨ぎました。(ここまでの所要時間18分。このロスが後々大きな意味を持つことに、、、。)

■(スタート)0~10km
湘南マラソンのコースはシンプルで、大磯プリンスを出発して東に向かい、江ノ島で折り返して(微妙に回り道しつつ)大磯プリンスでゴール、といった感じ。ツーリング(最近やってないな~)でしばしば通る道なので、なんとなくの土地勘は有ります。主ルートの国道134号線でのジョギングは箱根駅伝みたいです。最初は西湘バイパスからスタートして東に向かいます。42kmの長丁場なので最初から飛ばしてしまうと後が続きません。なので、基本的にペースは極力落として走ります。iPODの表示で6'30"/km前後をキープ。周りのペースよりはごく僅かに遅かったみたいでジワリジワリと抜かれているような感覚。しかし、ここでペースを乱してはいけないので、落ち着いてマイペースを維持(こういう事をするのに、リアルタイムでペースが表示できるiPODは便利です。でないと、周りのペースに流されてしまう、、、。)淡々と走り続けて、一つのことが気になり始めました。制限時間です。湘南マラソンではゴール6時間というリミット以外に10km刻みに制限時間が設けられています。10kmのリミットは確か1時間30分だったと思いました。いくら遅いペースで走っているとはいえ、10kmペースは60~70分くらいだと思ったので、制限時間に引っ掛かる筈などない!と安心しきっていたのですが、それは私個人のタイムの問題で、私がスタートラインを超える18分前には競技がスタートしていたことを考えると、私の制限時間は実質1時間12分になります。(あんまりゆったり走っていると引っ掛かる?)と不安になってきました、、、。何度かコース脇の看板に表示されていた制限時間(たしか、10時半とか時刻で表示されていたと思う)を確認しつつ、無理にペースを変えることなく10kmを通過したときのタイムはリミット4分前!という、序盤からギリギリのレース運びになってしまいました。この先、大丈夫!?

■10~20km
10kmのタイムは1時間7分でした。日頃のジョギングよりは少々遅いペースでしたが、この時点での疲労は皆無。直前の食べ貯めは効果が出ているみたいです(そうじゃなきゃ42kmも走れない!)。このあたりになると抜かれる人には抜かれきったのか、周りのペースが自分のよりも僅かに遅く感じられました。だからといって、バシバシ抜くような事はせずにマイペースを堅守しました。20kmの通過タイムは2時間15分。10kmまでのペースを維持できています。あと、制限時間に対しては10分以上の余裕が出来ました。以降は制限時間は気にすることなく走れました。
20km手前の頃の私。まだ、全然余裕があります!
■20~30km
20kmあたり(ハーフ地点でないのがミソ)でコースは折り返します。すぐ目の前には江ノ島が見えます。大分遠くに来たもんだ!体力的には、全然平気!というわけには流石に行きませんが、まだまだ走り続けられる感触。昨年のかすみがうらマラソンではハーフの時点でかなり参っていたことを考えると、その時よりかは明らかに余裕がある印象でした。ハーフまでのタイムから考えても、この先少しくらいペースダウンしても目標の5時間切りは達成できそうな事に気づきました。(これは、行けるか!?)とテンションが高まりましたが、この先脚が持つかどうか?も不安でした。20kmを過ぎた辺りで、持病?の脚攣りは発生していないものの、ふくらはぎは既にパンパン。太ももも張ってきています。なので、20kmを過ぎてからは給水ポイントと同時に脚にバンテリンスプレーも同時に脚に吹き付けて痛みを抑えました。あとは、これで凌ぐしかない!と30km側でバンテリンスプレーが無くなりました。あと10km耐えられるのか?ピンチ!!
結局30km到着時点のタイムは3時間29分で20kmまで堅守してきたペースが徐々に落ちてきました。でも、残り12kmを1時間半で走りきれば5時間は切れるので、何とかなる筈だ!と(この時は)思っていました。
折り返し点の私。まだ余裕は残っているものの、右手にはこの後吹き付けるつもりのバンテリンスプレーがしっかり握られています。
■30~42.195km(ゴール)
江ノ島で折り返してからは今度は大磯を目指して来た道を引き返すことになります。往路の記憶を遡りながら苦しいのに耐えつつ走行を続けます。国道134号を走り抜けて西湘バイパス入り口辺りに来た所で一気に視界が拡がって、目の前には西湘バイパスの上りスロープとその向こうにゴールの大磯プリンスホテルが見えました。しかし!(よし!あと少しだ頑張るぞ!!)という気分には不幸にしてなりませんでした。(こんな坂、登れるかよ!?畜生!)というのが現実でした。スタミナ切れは酷くなかったものの、脚の痛さが最悪でした。脚攣りが起こっていなかった事が不幸中の幸いでしたが、走り続けるのは極めて困難な状態。もう5時間切りは難しい状況になってしまいました、、、。ここらが35km地点。
あとは地獄でした。歩いたり、走ったりの繰り返し。苦労して西湘バイパスのスロープを登って、最初のカーブを抜けるとプリンスホテルが見えるのですが、ここはゴールであって、ゴールではありません。江ノ島の折り返し点はハーフ地点よりも2~3kmほど手前なので、単にプリンスホテルまで折り返してきただけでは距離が足りず、コースはこのあとプリンスホテルを通り過ぎて再び戻ってくる展開となります。苦労してたどり着いたゴールから(たった数キロとはいえ)再び離れるこのコース設定が堪らなくサディスティックに思えてきました。途中、「気合」とか「根性」とかいう単語が何度も頭をよぎりましたが、状況は改善できず、5時間切りが絶望になってからは、そんな単語もスッカリ忘れてしまいました。5時間切りは駄目でも自己ベストの更新は何とかならないか?と時間を見ながら必死に頑張りつつ、痛い脚を引き摺って何とかゴールイン、、、。
 再び西湘バイパスに戻ってラスト5km。既に限界。カメラも無視です!
感動?のゴールの瞬間。あ~しんど!

やった!フルマラソン完走したぜ!」という喜び(回を追う毎に薄れていく)と「結局たいしたこと無いタイムだったな、、、」という落ち込みが打ち消しあって何とも神妙な気分。今日は独り参加だったのでサッサと片づけを済ませて家路に着きました。道中足が痛くて痛くて難儀しましたが!

家に帰って改めてタイムを比較してみると、2年前の荒川マラソンのタイム(自己ベスト)を4分下回っていました、、、。更新すらならず
結局の所、重い体重が諸悪の根源のような気がします。まぁ、2年前よりも5kgも重い体重でおおよそ同じタイムで走れたこと自体、成長!?と呼べなくも無い気もしますが、、、こんなのは言い訳に過ぎません。
さぁ、3月の荒川までに体重を減らすぞ!!
(とかいって、3月の板橋マラソンは中止になってしまったので、結局これが今シーズンの最終戦になってしまったのでした、、、。)


リザルト
種目:フルマラソン男子
順位:10853位/11913名
タイム:5゜40’37”(グロス) 5゜22’45”(ネット)
過去三回のマラソンチャレンジのペースを比較したグラフ。今回のペースはマラソン初チャレンジの2009荒川マラソンと殆ど一緒のペースである事が判ります。今回の方が少々ペース安定してますが。300分を切れば5時間切り。これはどうにかしたい。4時間切り(いわゆるサブフォー)は240分切り、、、。先は長い!

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