2011年1月5日水曜日

筑波2000練習(CBR600RR)×2

1日目-1月5日(水)


2011年になりました。今年の初走りは筑波です。筑波サーキット2011年営業初日の走行なので初走り度(?)は満点です!しかしながら今回の走行は全開走行というよりかはマシンテストの色合いが強いです。タイヤも相当使い込んでいる(9時間!)ので無茶は出来ません。なので、スプロケはトミンレシオのままのロングで行きました。立ち上がりでのスピンはある程度抑えることが出来るでしょう。
今回確認したかったのは、、、①サン耐の決勝以来調子のおかしくなったラップショットのチェック、②先回の筑波走行で振動がひどかった車載カメラステーの改善、③3速以上でシフトアップしづらくなる症状の対策、の3点です。何でわざわざこんな寒い時期にテストをするのか?というと、近々CBRのエンジンをオーバーホールしようと考えていたからなのです。シフトが問題ないのであれば、作業はヘッドメンテナンスで十分だと思いました。けど、シフトに明らかな異常が有る場合にはヘッドカバーだけでなく下も開ける必要が出てきます(+オーバーホール費用UP!)。なので、下を開ける必要があるのか否か見極める必要がありました。あと、オーバーホール後、慣らし運転が必要になる場合が考えられます。なので、使い込んだ今のタイヤは慣らしのために取っておく方が得策と考え、消耗していることは承知の上で走行することにしました。
気温は決して高くなく、走行日和ではなかったものの、初走り目的の来訪者多数
重役出勤だったのですがピットは確保できました。

昼前の走行だったので重役出勤で筑波に到着しました。それでもピットは空いていたので楽々ゲット。走行前に車体のチェックを始めます。
①のラップショット不調はセンサーから延びているケーブルを這わせる位置が悪くてケーブルがエキパイに触れてしまって不調だったようです。先回ロアカウルを外した時に手を抜いたのが良くなかったみたいです。ケーブルの断線は外から見て判断できなかったので、被覆がダメになっている所にテープを巻いて、エキパイにケーブルが触れないルートにケーブルを這わせて(少々面倒くさい)、作業完了。
②のカメラステーに関してはサン耐で実験した重り作戦が効果がある事は判っていたので、ただ、ソケットレンチを使い続けるのも何だったので、つり道具屋で手に入れた鉛製の重りを両面テープで貼り付けて撮影テストをしてみることにしました。
 サン耐でソケットレンチを重りにしていたのを釣り用の重りに変えてみました。
③のシフトトラブルは先回、先々回の筑波走行で酷かったのですが(この不調は2速までしか使わないトミンでは問題にならない、、、。)、原因が判りません。ただ、あの後エンジンオイルを交換しているので症状が改善しているか?をチェックします。
以上で準備完了!
気温は7度。昼前なのに寒いです。「絶対に熱くならないように!」と心に誓ってコースインです。

一本目:A3 11:30~
ドキドキしながらコースインしました。最初にテストが出来るのがラップショットの動作です。エンジンをかけた時にセルモーターの回転?で誤検知しなかったので、こりゃダメかな?とか思ったのですが、、、コースインして、アウトベタ、1ヘアを曲がって、最初の計測ポイント。(どうだ!?)と思って通過したのですが反応は無し!どうやらケーブルが駄目になってしまったみたいです。なので、今日のタイム計測は無し!
次に確認したのはシフトアップの不調です。これも駄目でした、、、。3→4のシフトアップで弾かれてしまってシフトアップが出来ません。点火カットスイッチを使うのをやめてクラッチを切ってシフトアップを試みても駄目、クラッチ使用+回転数が落ちた状態でないとシフトアップできません。あ~あ~、、、。で、何も得ることなく走行終了。
走行終了後、車載カメラ映像をカメラで再生してみたのですが、以前のガタガタ振動は無事解消していたのですが、何か小刻みに像が振動しているようで、、、これもイマイチです。

二本目:A4 12:30~
色々と試行錯誤できるように、と2枠予約をしていたのですが、一本目で早くも手詰まり感があります。どうしよう?と思いましたが、走る事にしました。低回転でクラッチを切ってキチンとシフトアップを繰り返せば、癖が付いてシフトアップしやすくなるかも??と考えたからです。
でも、結果は駄目でした。改善の見込み無し!(高回転だと、ほぼ100%失敗します)

ガッカリして家路に付きました。バラして直してもらうしかないのかな~とか考えていたら救いの手(電話)が。で、リーンウィズのたいちさんに教えてもらったのですが、シフトペダルのリンクの動きが渋くなっているのでは?との事。そういえば全然掃除をしてません。よし!早速確認してみよう!!と思ったのですが一点問題が、、、。3→4のシフトアップが上手くいくかどうか?のテストはトミンでは出来ません。わざわざ筑波でテストする必要があります、、、。なので、シフトチェンジの追試をするためだけの目的で改めて筑波に来ることにしました。

2日目-1月8日(土)


で、3日後、再び筑波にやってきました。この日は気温も少しは高めだったのでパドックは結構混雑。重役出勤でピットは取れなかったので最終内側に車を止めて準備を始めました。
パドックは結構混んでて重役出勤ではピットは取れませんでした。
知り合いが多数走っていたので、カメラで撮影なんかもしつつ、作業を進めます。
ラップショットのケーブルを修復するのは難しく思えたので、センサーを新しく購入しました。5日の走行後にネット通販で発注したのですが、ラッキーなことに8日の走行に間に合ったので早速取り付けてみました。
先日の走行で細かい振動が気になったので重りを一つ減らしてみました。効き目はあった様な、ない様な、、、微妙。
で、シフトペダルのリンクを分解して掃除してみました。掃除をサボっていたとはいえ、そんなに動きが渋くなっているようにも思えません。何かもうひと工夫要るかな?と考えて、リンクロッドのピロボールを半回転分長めにしました。これで多少は改善されるかもしれません。
シフトリンクを弄るのにワザワザカウルを外す必要があるのが09CBRの良くないところ、、、。
先日に比べると気温は高めで良い感じ。でも、タイヤが終わってるのでムリは禁物です!

一本目:A6 13:30~
で、またまたドキドキしながらコースイン。ラップショットは無事作動しました。で、問題のシフトアップなのですが、恐る恐る試してみると、「スコッ」と入りました。(やった!)と感激しつつ、少しずつ回転数を上げながらシフトアップが問題なく出来ることを確認し続けました。で、問題は解決か!?と油断したある周、「ギャー!」と再びシフトアップに失敗しました、、、。何故!?
走行時間は残り半分くらい。ピットインしてリンク長を再調整するか?シフトアップの慣熟を継続して状況が回復するのを狙うか?迷った挙句、後者を選択しました。で、抑え目の回転数、アクセルは全開未満でカチカチとシフトアップをし続けました。
が、症状は快方には向かわなかったようで、時折シフトミスが出るようです。

今日は一本しか枠を取ってなかったので、走行は終了!どうしたものか?と悩みましたが、リンクの調整で症状は改善したので多分もう一息で全快する筈だと考え、オーバーホールで下は開けないことにしました。

にしても、結構足繁く筑波走行を重ねてはいるものの、本当に手探りでそーっとしか走れていないので、全開走行のやり方を忘れてしまってはいないか少々心配です、、、。

走行終了後、おんどさん、Akashitimiさんと道中の新しく出来たラーメン屋に行ってみました。アッサリ目の味付けは悪くはないとは思うのですが、運動した後はもう少し塩辛いのが良いな、とか思ったり。あと、餃子は3つで十分です。

8日の写真はコチラ↓
筑波 2011年1月8日

ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:10時間15分 いい加減、ヤバイ。

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