何というか、今年の梨塾は本当に天候に祟られているみたいで、、、。しばらく暖かい日が続いていたのに、(昨日の筑波もそうでしたが)急激に気温が下がって4月頃?の気候に逆戻りです。それどころか、いつ雨が降ってもおかしくないような曇り空。もっとも、先月オーバーヒートで水を噴いた身としては高過ぎない気温は寧ろ歓迎なのですが!!
今月は遅刻をしないでトミンに到着。今日は筑波で練習を始めたメリハリ・パーシャルレスの旋回をトミンで初めて試す日です。出来るだけ練習時間を稼ぎたかったので、サッサと準備を済ませて、(僕にしては珍しく!)Aクラス走行開始と同時に走り出すことが出来ました。
■フリー走行一本目
走行前、気温が低いから最初はペースを抑えて走るようにとの塾長の注意。まぁ、私に関して言えば殆どイチから出直すくらいの気持ちだったので、どのみち最初はゆっくり走るしかありません。実際、殆ど全ての箇所に手を加えました。
1日を通して、どのように手を加えたか?というと、、、
・1コーナーの侵入のみは唯一現状維持。立ち上がりはスロットルを開けるタイミングを探って、S字に繋げる工夫が必要です。ただ、敢えて速度を落としきる必要も無いような気がして??イマイチ良いタイミングが見つかりません。
・帝王は以前はインべたパーシャル当て当てだったので、オーソドックスな立ち上がり重視のラインに変更。ただ、向き変えポイントをどのくらい奥へ持っていくかが試行錯誤中。奥で向きを変えるようにするほど立ち上がりは楽になりますが、進入のラインがシビアになって(2クリップ)、どうすればいいのか???状態。
・左は以前から走り方が良く判っていなかったのですが、スパッと立ち上がりに移行することを重視すると多分方法は一つに絞られて、いたずらにイン付きを遅らせないで、気持ち早めにブレーキを終わらせて、サッサとインに付いて加速体勢に移るのが良さそうな気がします。その時、目線が最終の方に向いていないと全然スロットルを開けられません。ただ一つ気になるのが、以前、左コーナー内側で塾長の走りを見ていた時、スロットルの開け始めはもっと後だったような気がする、、、。(1000ccだったけど。)
・最終も帝王と同じくインべたコーナーかつパーシャルがとっても長いコーナーだったので、ラインを修正してパーシャルの区間を削減。向き変えポイントを何処にするかは試行錯誤中。
一本目をゆっくり走り始めて気付いた事はメリハリ優先で走っているとフルバンクさせている時間が減るせいか、寝かし込む作業に対して神経をすり減らす事が無くて楽チン。あと、09CBRはウンザリするほどドン付きが酷くは無い、という事。感触は上々。でもペースを徐々に上げていくと以前の癖が出ちゃったりしてたので、適宜修正を加えながら練習し続けました。全然タイムは気にしてなかったのですが、終盤のクリアラップで一周だけ頑張ってみて出たタイムが28.6。朝一にしては出来すぎのタイム??
ピットに戻って、塾長に自分がやろうとしていることを伝えて、外から見ていたコメントを求めたところ、進入は良い感じ、でも、立ち上がりのスロットルの開けがラフで特に開け始めでドン付きが出てしまっている、との事。 パーシャルレスに拘った結果、せっかちに開け過ぎてしまったようです。
■フリー走行二本目
二本目も継続して練習です。ペースを上げていきながら課題を消化していきます。その結果気になったことが一点。スプロケ比がショートになってしまった事のネガな部分が目立ってきました。まず、帝王進入の過減速が気になります。以前と同じタイミングでシフトダウンすると進入前のスピードが落ち過ぎて嫌な感じ。これにはシフトダウンのタイミングを気持ち遅めにする事で対応しました。あとは最終進入時もせわしなくて何だか嫌な感じ。リヤタイヤがバタバタ暴れるまでは行かないのですが、アフターファイヤーの音もより煩くなって嫌な感じがします。
結局、二本目走行中に2回ほどタイムアタックをしたのですが、なぜか2周とも28秒6でした。一本目と変わっていない!?!
最終コーナーに向けてブレーキングする私(撮影:塾長)
■フリー走行三本目~K-RUN予選
昼ご飯を食べ終わる頃には雲の隙間から薄日も差すようになってきていて、陽気も良くなり、すっかり寛いでしまって午後からの予選のことなど忘れてしまったかのようにまったりとしていました。でも、当然の如く午後の部の走行は始まります。
黄色いタンポポみたいな花が全面に咲いていました。
どうすれば今以上にタイムアップするのか?二本目で気になったショート化対策が重要であるような気がしました。コーナー進入に対するケアをするだけでなく、ストレートの開けっぷりも改善すれば、タイムは伸びるであろうと見当をつけてコースイン。フリー走行で感触を取り戻して、、、前方のクリアも確保できていたのですが、敢えて動きました。一旦コースオフして、Aをねらえさんの後を狙ってコースインする作戦。そうしたら、同じようなことを考えていた?愚者さんと鉢合わせ、結局、Aをねらえさんの後に愚者さんがコースインし、その直後に私がコースインする形になってしまいました。
おりしも計時予選が開始。再コースイン直後から全開で行くつもりだったのですが、仕切り直しが寧ろ逆効果になったのか細かいミスが連発。結局、Aをねらえさんと愚者さんには置いていかれてしまい、単独でタイムアタックをすることになってしまいました。で、頑張った結果出たタイムが28.4。午前中のタイムより少しだけ良くなりました。結果はAクラス5位。今月はセカンドロースタートです。
昼休みのマッタリ感に渇を入れる事は成功しましたが、決勝を前にして既にヘトヘトでした。
■K-RUN決勝(A Class)
スタートはまぁまぁの出来かな?と思っていたのですが、動画で再確認してみるとミート前の回転が低くてイマイチでした。それでもセカンドロー4位のS塚さんの前には出れたみたいで、1コーナーには4位で進入できました。前を行くのは愚者さん。何か、先月と並びが似ているような、、、。
ただ先月はラップ毎にジワジワ離されるだけだったのですが、今月は少々マシになっているみたい。それどころか途中愚者さんのミス?で差が縮む事もあったので、後方に神経質にならなくて良さそうな事も確認しつつ、前だけを見てひたすら追っかけました。(実はここで自己ベストタイム28.08が出ていた。レース中は気付いていなかった、、、。)しかしながら、愚者さんとの差はジワリジワリ拡がる傾向、、、。少し疲れてきて、残り集回数を確認してみると未だ10周も残っていたので、(さすがにこれは持たない!)と判断して、数周はテンションを少々落として周回(それでも一応28秒台)。すると前方で愚者さんがバックマーカーに引っ掛かっているのが見えました。(これは、差を詰めるチャンスか!?)と思い、再度追撃をスタート。で、愚者さんがバックマーカーをパスした後に出来るだけ早いタイミングで自分も抜いてしまおうとしていたのですが、左の侵入で刺す事に失敗し、最終で後ろにつけず、結局次の周も一周付き合わされる羽目になってしまい、愚者さんには完全に置いて行かれました。
(何だかな~)と思いつつ残り周回数を確認すると後3周。ココで初めてラップショットを見てみると28秒3とか出ていて、自分が予選以上のペースで走れている事に気付きました。(よし、ラストはタイムアタックを頑張る!)と決心し走行を継続。頑張った19周目、ラップタイムを確認してみると、、、28.18でした。(えっ!?たった0.01秒しか更新してないの??(註:以前の自己ベスト28.19))と動揺してしまい、ファイナルラップはヘロヘロになってしまいました。結局4位でゴール。
チェッカーを受けて、走り方を色々変えてみた当日にいきなりベスト更新までこれた達成感↑、たった0.01秒しか伸びていない苛立ち↓、あと、ただ単なる疲労で思わず「ため息」が漏れました。
でもピットに戻って改めてタイムを確認していると、レース序盤に28.08が出ている事が判りました。この結果を見てスッキリ!そりゃ、27秒台には未達ですが、今日はこれで十分でしょう。ラインとかいじる余地がまだまだあるし、頑張ればタイムはまだまだ伸びます。伸びシロを残した走り方に辿り着けた事が今回の収穫です。(それくらい、以前の走り方には将来性が無かった!!)あと、スプロケは以前のレシオに戻した方が良いかも知れません。
■フリー走行四本目
十分なくらい疲れきっていたので、写真を撮っていました。
Aをねらえさん、Aクラス初優勝おめでとうございます!!
写真はコチラ↓
梨本塾 2010年5月(1) |
梨本塾 2010年5月(2) |
○ディアブロスーパーコルサ積算走行時間:3時間10分
3 件のコメント:
謎のうめき声がw
謎のうめき声ダレなん??(笑)
愚者さん、みっち~さん、
上にも書きましたが、あれは溜め息です。うめき声ではありません!
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