2010年3月24日水曜日

短期集中連載・車載動画のススメ 【後篇】

次は後篇です。

ここまでのあらすじは、前篇を見てもらうとして、Ver.4のステーで発生しているローリング方向の振動を抑えるためには、Ver.3→Ver.4で縦方向に長い金具を変更したみたいに横方向に長い金具を使えばなんとかなりそうです。しかし、いろんなホームセンターを探索しましたが、おあつらえ向きの金具は売っていません。
ステーに必要な金具のイメージは出来ていたので、自分で加工することにしました。
まずはホームセンターにて必要な材料の調達。


加工のし易さから素材はアルミが適当です。剛性を考えると厚さは1.5mmもあれば十分でしょう。ところが、ホームセンターで売っていたのは1mmと2mm、、、。とりあえず両方とも購入して、悩んだ後2mmの板を使用することにしました。(↑の写真は使わなかった1mmの板。面積はこれくらいで十分。)


材料を手に入れて、まずは設計図を簡単に作図。次にそれに合わせて金鋸を使ってアルミ板をカットします。意外と時間が掛かります。


次にハンドドリルで必要な箇所に穴を開けます。


そうしたら次は、リーマーを使って、ドリルで開けた穴を必要な大きさにまで広げます。そしてヤスリを使って加工のバリを取って、エッジの面取りもしました。


これで部品は全て揃いました。

今回もステーの固定にはハンドルステムの穴を利用します。カメラの位置が後過ぎるとカウルに伏せるときに邪魔になります。一方、カメラが前過ぎると画角が狭くなって動画にメーターを写せなくなります。僕の場合、カメラに広角レンズが付いているので、一般には前過ぎるハンドルステムにカメラを据え付けても十分な画角を得る事が出来るのです。


ボルトとナットを使って下側の金具を固定します。剛性は十分なので押してもビクともしません。で下側の金具に振動吸収用のスポンジを貼り付けます。


そうしたらスポンジの上に上側の金具、雲台を取り付けます。金具間の拘束にはタイラップを使用しました。ねじ固定だと振動の縁切りが難しくなるのです。


で、カメラを取り付けて、カメラステーVer.5の完成です。

しかし、このステーでは巧く撮影できませんでした。スポンジでの振動吸収が不十分のようです。


そこで、上側の金具に耐震固定用のゴムを追加して貼り合わせてみました。


そうして完成したのがカメラステーVer.6です。性能は期待通りでした。
よしよし!!

最後にまとめ。

○ カメラステー
・「振動は生かさず殺さず」が基本。剛性の取れたステー上にカメラをフローティングで固定する事が理想。
・自在雲台を使用してカメラを固定するとアングルは自由になるが振動対策に悩まされる。ステーでカメラを覆う構造だと振動対策は楽だけどアングル調整に悩まされる。
・カメラの固定位置が前にあるとカウルに伏せるときに邪魔にならない。一方、後ろにカメラがあると視野が広くてメーター・ラップショット込みの動画が撮れる。広角レンズのカメラを前に置くのが理想。

○ カメラ
・得体の知れない安物カメラだと画素数がそれなりでも画質が酷い事があるので注意。
・大きすぎるカメラ、重たいカメラは適さない。そうなるとコンパクトデジカメの動画機能を使用するのが現実的。
・レンズは広角である方が使いやすい。


それでは、快適な車載動画ライフを。 Good Luck!!



2 件のコメント:

おんど さんのコメント...

なるほどー!振動は生かさず殺さず、生殺し状態がキモなんですね~笑
最近、車載動画に興味を持ち始めたので勉強になりました!

しにちなかお さんのコメント...

おんど さん、
私の記事を参考に、充実した車載動画ライフを満喫できることをお祈りしています。